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更新日:2024年11月12日

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校章・校歌

校章

校章田の「エ」の字を図案化したもので、職員・生徒が仲良く手をとりあい、希望に胸をふくらませながら、限りなき未来に向かって羽ばたいている二羽の鳥の姿を象徴しています。

校歌「行け春秋の」

行け春秋の丘の道

大地の香りするところ

師友の腕あたたかに

文化をひらく青の群れ

ああ 荏田高校明るい火

燃える友垣 荏田高校

 

【校歌の心(意味)】

行こうではないか、春には新緑が萌え、秋には木の葉が色づく丘の道を。その道には、いたるところに大地の香りがただよい、大自然の気魄がひしひしと迫ってくる。登りつめたところには、われらの母校がある。先生と生徒、生徒と生徒、われらはしっかりと腕を組み合う。すると、血潮のぬくもりが互いの心の奥まで伝わってくる。われらは手と手を取り合って明日の文化を築いて行く若人の群れだ。ああ、荏田高校の仲間たち、明るく燃え続ける火のような、あたたかな友情を結ぼうではないか。われらが青春をかける荏田高校は、いま、ここにあるのだ。

 

聞け青嵐の丘の声

世紀の雲の呼ぶところ

健児の叫び高らかに

雄姿はおどる技の庭

ああ 荏田高校はげしい火

燃える靴音 荏田高校

 

【校歌の心(意味)】

聞こうではないか、青春を吹き渡るさわやかな風の音を、そして若人の声を。丘の上の、その声のするあたりには、真夏の雲がまぶしく光り、われらを新しい時代へとしきりに招き寄せる。太陽はグランドにさんざんとふりそそぐ。血気さかんな若者たちのおたけびがこだまし、若い命を燃やし尽くす雄雄しい姿があちらにもこちらにも躍動する。ああ、荏田高校の仲間たち、はげしく燃えさかる火のような、力強い靴音をとどろかそうではないか。われらが青春をかける荏田高校は、いま、ここにあるのだ。

 

見よ凛冽の丘の園

歴史の光さすところ

英知の瞳晴れやかに

未来を刻む時の塔

ああ 荏田高校希望の火

燃える学舎 荏田高校

 

【校歌の心(意味)】

見ようではないか、冬の朝のわれらの学園を。丘の上はきりりとひきしまった大気につつまれ、すがすがしい朝の光が教室にさしこんでくる。われらは、その光のような輝かしい先人の文化遺産を、知性の輝きを瞳に宿して、厳粛に受けとめる。人類の文化遺産を受け継ぎ、発展させて行くわれら。そのわれらの貴重な時間は、刻一刻と積み重ねられる。あの時計台の針とともに。ああ、荏田高校の仲間たち、明るく、はげしく燃えあがる希望の火を、われらの学舎にともして行こうではないか。われらが青春をかける荏田高校は、いま、ここにあるのだ。

 

未来の空に天翔ける

われらの母校 ここにあり

 

【校歌の心(意味)】

季節は巡り、歳月は流れる。未来の空に向かって限りなく羽ばたく鳥よ。ああ、われらの母校、荏田高校よ。永久に栄えよ、この丘の上に。

 

 

作詞:岩澤具治(元本校国語科職員。高校時代より詩を愛読し、同人誌に詩を発表。)

作曲:甲賀一宏(作曲家、元横浜立野高校職員)

原詞は初代校長山口省の直筆。

初代校長の口癖、「明るい火、やさしい火、はげしい火、希望の火」という言葉が校歌に盛り込まれている。

昭和54年4月5日の入学式にて全員で校歌歌詞を朗読。同年11月25日の校歌発表会にて披露。