更新日:2023年6月5日
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知的障害教育部門の特別支援学校として、児童・生徒の自立と社会参加に向け、一人ひとりの障害の状態に応じた就労支援の取り組みを充実させる。小学部・中学部・高等部を通して、キャリア教育推進のために、一貫した教育を行う。加えて「キャリア教育の視点」等を踏まえた教育実践の積み重ねを充実し、一層の授業改善に取り組む。
また、共生社会の実現に向け、センター的機能を発揮し、地域の各学校における支援を必要とする児童・生徒への教育的ニーズに応じた効果的な支援を行うとともに、これらの学校と交流及び共同学習を通した、障害のある児童・生徒と障害のない児童・生徒との相互交流を図る。
〈目指す学校像〉
● 大人も子どもも生き生きとしている学校
● 地域とともにある学校
● 安全・安心な学校
〈目指す子ども像〉
● 自信をもって社会で生きていく力をもつ子ども
● 卒業後にその人らしく働き、生活する力をもつ子ども
視点 | 4年間の目標 | 目標達成に向けた主な方策 | |
1 |
教育課程 学習指導 |
〇自立と社会参加に向けた一貫性 のある教育課程を編制し、学習指導を行う。 |
新学習指導要領の研修機会を多く持ち、理解を深めた上で卒業後を見据えた一貫性のある教育課程を編制する。 ・ライフキャリア教育の視点を持ち、生活年齢に合った学習内容を精選し、系統的に指導していく。 |
2 |
(幼児・児童・) 生徒指導・支援 |
〇個々の障害特性を理解し、生活年齢や発達段階に合った指導・支援を行う。 |
アセスメントに関する研修を計画的に行うことで、知識や技法を身につけ、的確な実態把握を行えるようにする。 ・児童生徒が見通しを持ち、主体的、対話的に学べる指導・支援方法や環境設定の工夫を組織的に行う。 |
3 | 進路指導・支援 | 〇卒業後の生活をイメージし、小学部段階から系統性のある進路指導・支援を行う。 |
児童生徒の興味・関心を的確に捉え、安心して一人で過ごせる時間を増やす指導・支援を各学部で実践していく。 ・小学部段階から将来の自立と社会参加を見据え、自己決定自己選択の機会を増やす。 |
4 | 地域等との協働 | 〇共生社会の実現に向け、地域資源の活用、本校の資源の活用等を通し、双方に有益な取り組みを行う。 |
地域とともにある学校づくりを、より発展させるための方策について、コミュニティ・スクールの中で検討する。 ・センター的機能を充実させると共に、パラスポーツイベントの開催、インクル校との連携、ホームページによる情報発信の充実を図る。 |
5 |
学校管理 学校運営 |
〇安全・安心な、事故・不祥事のない学校であるよう管理・運営を行う。 |
個人情報を含む文書やデータの適切な取り扱いや、適正な会計処理を徹底する。 ・大規模災害に備え、シェイクアウト訓練、より実践的な防災訓練、宿泊防災訓練を充実させる。 |