神奈川県立平塚盲学校 学校運営協議会 開催結果
本校の学校運営協議会を下記のとおり開催しました。
会議名称 令和6年度 神奈川県立平塚盲学校 第3回学校運営協議会
開催日時 令和7年2月26日(水)9:30~11:30
開催場所 本校会議室
出席者 令和6年度平塚盲学校 学校運営協議会委員8名(校長含む) 令和6年度平塚盲学校 学校運営協議会事務局教職員12名
会議資料
・令和6年度 第3回学校運営協議会開催要項
・説明用提示資料
・「切れ目ない支援部会」書面開催報告
・卒業生進路状況
・学校評価(グループ評価)報告書【年度末評価】
・学校評価アンケート集計
・令和6年度学校目標
議事録
1 学校長挨拶
学校長:年度末の忙しい中にお集まりいただき感謝申し上げます。2月22日、23日にあんまマッサージ指圧師、鍼灸国家試験の受験が終了し、3月13日、14日に卒業・修了式を予定しています。一年も終わりに近づいていますが、幼児児童生徒は元気に活動しています。本日は、いろいろな議論をしていただき、1年間のまとめをしていきたいです。
2 会長・副会長・委員あいさつ(省略)
3 部会別熟議
(1)切れ目ない支援部会[司会:会長]
会長:委員のみなさま多くの発言をお願いします。始めに、切れ目ない支援部会の書面開催の報告を事務局からお願いします。
事務局:議題1の「本校が取り組むべき情報発信について」アンケートの形で委員にご回答いただいた。本校の情報発信については、今年度から立ち上げた広報チームが中心となって取り組んでいる。情報発信については、誰にどのような内容を知っていただきたいか、どんな媒体(SNS、ラジオ等)があるか、さらには方法や手段には、説明やマニュアル等の冊子形式や、体験といったものなどもある。これらのように捉え方を考えてみると、対象・媒体・方法・手段・内容といった視点で整理できると考えている。例えば、本校にあるミュージアムを通して神奈川の視覚障害教育の歴史や文化を伝えられるなどの活用も含めて考えられる。内容については、学校生活の概要というものから、視覚障害教育の専門性を知っていただくということまで幅を持って考えることができる。議題2の「視覚障害者の就労と雇用促進に向けての取り組みについて」は、個人として、学校として、関係機関としての取組があり、見えの困難さがある人が仕事にどのようにつながっていくか。職業準備能力という点では、例えば拡大読書器などの使用により読めるなど、個人が身につける能力があり、また、それに対し、社会がどのように受け入れていくか、この二つの側面があると考えている。その中で学校として取り組んでいくことと、企業・事業所等の社会の側の取組がある。
会長:テーマの絞り込み、盲学校が取り組めそうなこと、もうすでに取り組んでいること等ご意見いただきたい。書面により回答いただいた内容は報告書にまとめられてある。まずは、一つ目の情報発信について、実現可能なこと、できそうだけど学校だけではできないかなといったことについてご意見伺いたい。インスタグラムで学校の様子を配信しているところがあるが、その活用はどのようか。ラジオは活用できるか
副会長:生徒の成長などのSNSでの配信はどうか。視覚障害の方の就労についての地域向けの講演会。それらを通して、社会貢献活動もしながら、学校と地域が同じ方向を向いて取り組めるのではないか。
A委員:HPが更新されていることは見て知っており、良いと思っている。しかし、HPは見に行かないと見られない。SNSは手軽さもあって良いと思う。「いいね」とする手軽さがあるが、学校の教員はやりにくさがあるだろうか。また、問題点もあるかと考える。タウンニュースなどに掲載されていることも知っている。
B委員:一般の学校との連携を強化するというのが良いのではないか。以前、サッカー体験時の感想を聞いたことがあるが、このことが与える衝撃は大きかった。同じ年代の子どもたち同士、目の見えない子どもたちと遊んだ時に感じた心の動きが将来に与える影響は大きい。盲学校の日常を伝えることが大事と考える。テレビ番組で全盲の方がリンゴの皮をナイフでむく姿を示したと見たことがある。そのことも同様に衝撃が走ったと聞いている。また、乳幼児からの支援では、早期発見からの支援につながることが良い。当園でも家族支援に力を入れていったところ、公園で知り合った親御さんの口コミで広がっていったことも感じている。AIなどを活用した支援を発信することも良い。
C委員:書面回答では、自分自身のかつての体験を記載した。老人の体験、不自由な体験をした時のこと。ベルマーレのイベントで体験をされたとのことで、実体験することで視覚障害の方の身になって考えられるのではないか。そういった場の提供ができないかと考えた。
D委員:各団体自治体のイベントへの参加、インターネットの活用。平塚盲学校のHPを閲覧している。
E委員:HPの更新も確認しているが、自分からアクセスしないとみられない。例えばXでのつぶやきや検索からHPにつながるようにできると良い。HPのURLを載せることやTikTokやYouTubeで動画配信も考えられる。世間では、視覚障害者が食事をしている姿だけで驚かれる。
会長:学校がすでに取り組んでいることは何があるのか。また、できそうなことに絞り込んでいきたい。
校長:HP、タウンニュースでの掲載、イベントでの体験コーナー、チラシ・パンフレットいろいろ取り組んでいる。概ね必要なことは行えているが、もう少しできることがあるかなと感じる。十分かと問われるともう少し足りないように感じる。
会長:SNSの活用はどうか。
校長:即時性ということがメリットだが、学校がアップロードするには個人情報などの内容の確認等の手続きが必要になり、結果として即時性が失われるといった経験がある。これを乗り越えていくような工夫を考えていかなければと常に考えてはいる。
事務局:今年度から立ち上がった広報チームであるが、HPについて頻回の更新への声をいただき嬉しい報告である。アクセシビリティーなどを整えるなどの対応をしてきた。本校のチームとして大事にしていることはHPアクセスしてくれた人が欲しい情報にたどり着きやすいようにすることである。1年単位で取り組んでいくべき作業であると思っている。また、SNS等からHPにつながれるようにするために、まずは見やすいHPになるよう、随時更新しながらサイトの整理を行うなど注力している。
B委員:他の盲学校でSNSをやっているところとの情報共有(課題や活用状況)はどうか。熊本盲学校、東京都立文京盲学校では取り組んでいるようである。
事務局:他校との情報共有は現段階でできていない状況である。今年度は広報チームとしてHPの古い情報の削除、見やすいHPへの整理などに取り組んでいる。情報共有については今後の課題と考えている。
会長:インスタグラムはえびな支援学校、横浜国大附属。私学では桐蔭学園。幼稚部と小学部があり、何気ない日常生活をアップしていることで普段の様子がわかり、入学者増につながっていると聞いている。私学と県立の違いもあり、発信のしやすさに違いもあるだろうが、目に触れやすさはある。学校HPは学校の看板であり、しっかり作るということがあるが、SNSは気軽さという良さと危険性と考えなければならないかと思う。次に「2 職業教育について」企業とコラボし、視覚障害のある方が活躍される場がないか等の研究をされるのはどうかと考える。
副会長:卒業後に即戦力となるように考えている。現場の中での実技や経験が大切。そのためには校内でどのように取り組めるか。視覚障害者が働いている企業や社会貢献している事例を含めた情報や、学校内の企画だけでなく、パートナーシップを結んだ企業やそこでの実務実習や成功事例などを発信していくとよいのではないか。そうすることで就職実践にもつながると考える。
A委員:以前、神奈川衛生学園とつながっていたと聞いたことがある。東海医療専門学校との連携などはどうか。つながっている専門学校等のHPでの発信はいかがか。
B委員:質問になるが視覚障害者による生活相談支援に関してお聞きしたい。カウンセリングや生活支援などの実績があるか。
C委員:PCができると当社でも働いてもらっている実績がある。最近は在宅勤務も増えていて、通勤の安全も図られる。まずはPCのスキルアップが考えられる。
D委員:障害者雇用率による一定の雇用の義務がある。盲学校卒業生がどのようなことができるかをアピールすることで雇用のニーズは広がる。ハローワークとの連携が考えられる
E委員:中途で入られる方は自分から発信できる方が多い。盲学校で育ってきた子どもたちは教員により配慮を受けて育っている印象がある。自分でしっかりと発信できる力が必要。就労するにあたって企業側に用意してもらうことのハードルがあると考える。自分たちで何かをする。責任をもって行うなど在学中に経験できるとよい
会長:質問もあったが、後ほど触れていく。
(2)学校評価部会について
副校長:学校評価部会における資料について、学校目標の五つの視点、学校評価目標と照らして、各グループの評価について達成状況と課題を記載してある。学校評価アンケートは昨年度と同じ項目と内容で行い、学校評価の中に数値を記載している。今後の方向性に向けた欄の記載内容は第2回の学校運営協議会で示したものである。
校長:視点ごとにまとめたものもある。情報発信が課題であることから、今年度は広報チームを立ち上げて情報発信に力を入れてやってきたが、まだ足りないところもある。進路支援・就労支援として話があったが、ICT機器の活用として、今年度電子黒板が入り、先生たちがいかに効率よく学べるかという視点で活用しているがそのことの発信も十分にはできていないと思う。個々に対応していくという点で生徒指導に関するケース会議にも力を入れて行ってきている。全体として、発信する力は十分ではなかったかと総括する。
会長:学校評価は、学校評価システムとして県教育委員会が書式を作り、年間のまとめをし、評価を外部に発信もし、評価にあたっては保護者からのアンケート、地域やもちろん子どもからも評価をもらい、最終的に学校運営協議会で総括するというものである。文字が多くて読みにくいという意見も多くいただくが、このような形式であるということは踏まえていただいた上でご意見等うかがえるとよい。
副会長:学校評価に関して。まずは視覚障害教育に携わる本校の魅力は何か問われている。生徒数の伸び悩みを感じる。生徒のニーズはどんどん変わっていると思う。卒業後には自立しなければならない。社会的な要請としてAIやPCのスキル、デジタル社会への適応など、それらに対する取組が学校でどの程度できるか。そして、学校内でのそれらの取組が知られていくことで生徒が集まるのではないか。あはきの国家試験の受験への取組の他に、社会に出てどのように働くかというニーズはさらに変わっていくのではないか。今後に向けて職業のニーズに対する校内での取組の視点が重要と考えている。
校長::魅力としての生徒数増については苦しいところであるが、普通科と職業教育に関するニーズについては追及していきたい。
副会長:必要な教育とそうでない教育がある。あまり変えたくないという教える側の考えもある。捨てることも必要なのではないかと考える。
B委員:ICTの導入で電子黒板の活用はどのようか。
事務局:授業で実際に使用している。弱視の生徒にとって効果的であるとの評判が良い。手書き入力で板書したものが電子書体に変換されて見やすい。また、YouTubeにすぐにつながり映像で視聴できるため、言葉のイメージを持ちやすい。いろいろな授業で複数の教員が使っている。全盲の生徒と弱視の生徒がいる中での活用は工夫が必要である。
B委員:教員の業務量はどうか。
校長:使い方の研修も必要であるが、教育的効果としては上がっている。保守管理としての業務は加わっている。
会長:教育委員会からの情報としては、全校ではないがICT支援員が配置されるため、学校から希望してほしい。学校評価に関して他に意見はいかがか。
E委員:アンケートの回答率の低さが気になる。紙ベースだけでなく、Googleフォームなどの活用をすることで上がるのではないか。
校長:いろいろな場面でアンケートを取っている。アンケートを何で取るか、効果的に回答を得るための工夫が必要であると考えている。見え方への配慮をし、一律にはできないが人数が少ないため、より多くの回答を得るための工夫は考えたい。
会長:生徒は保専部のみか。小・中学部のアンケートは考えていないか。
校長:全員が回答できる実態ではないところから幼・小・中学部は保護者対象である。児童生徒については学校生活アンケートで聞いている。
事務局:学校生活アンケートは項目もわかりやすいものとなっている。
会長:保護者の回答率は多いが、保専部生徒が少ない。子どもたちの学びということで、幼・小・中・高(普)の学部についても自分たちのこととして声を聞けるとよい。アンケートではなく、教員も自分たちが頑張ったことや次年度頑張りたいことなどを示せるようなことがわかるとよい。ぜひ悉皆としてやっていただきたい。今年度の評価、次年度に向けての熟議をしていただいた。学校運営協議会では、未来に向かって学校を応援していきたい。
4 熟議 学校教育活動について
会長:テーマ1として「情報発信」、テーマ2として「職業教育」について熟議したい。
<テーマ1 情報発信>
会長:「SNSの活用」と「HPの充実とHPへのリンク」について各委員より意見をいただきたい。
E委員:地域の小学校での交流で、食事をしているだけで驚かれる。肖像権の課題などに留意しつつ、日常の様子を知ってもらえると良いのでは。
B委員:園に子どもを通わせている保護者の中には、近所の人、親戚はもちろん、配偶者にも内緒で通わせている人もいる。どのように園に行きついてこられたか、家庭によってそれぞれである。そのため、写真撮影や外部への情報発信がかなり制限されている。知りたい方は、来園してもらい、見てもらっている。先ほど話した「りんごの皮をむける」ということの発信でも、ともすると「見せ物」のようになってしまう可能性がある。だからこそ、来園して直に見てもらうようにしている。
会長:平塚盲学校をもっと知ってもらうために、SNSに限らずできることは。学校HPの2次元コードは何につけているか。
事務局:学校案内には2次元コードと音声アプリのアクセスコードを載せている。
会長:タウンニュースはどのようにつながったか。
事務局:頌徳碑記念式典に向けて、本校から連絡して取材してもらった。卒業生もタウンニュースで知り、来てくれた。
C委員:横浜ゴムはタウンニュース、湘南ジャーナルに広告を出している。平塚盲学校も、そこに2次元コードを載せる工夫もできるのでは。また、SNSに2次元コードを載せることも考えられるか。ただし、危険性もあると思う。
B委員:HPを充実させることは終わりがない。SNSは「やっちゃえ」と思う。平塚鍼灸マッサージ師会の会報に平塚盲学校の情報や2次元コードを掲載することは可能と考える。
会長:町内会との連携もできるのでは。町内会の回覧板に「学校だより」は載せていない。
C委員:社内報はあるが、全国版。社員の中には、見えにくさのある子どもをもつ社員がいるかもしれない。
会長:教育委員会では、視覚障害者の仕事の切り出しについての問い合わせが多い。あまり知られていない「できること」を知ってもらうことは大切。SNSはツールとして良いのでは。「やっちゃえ 平盲」と思う。
B委員:視覚障害者を対象として生活支援の取組について聞きたい。
事務局:相談支援チームの中の三つの業務として乳幼児、学齢期、成人の相談窓口がある。成人の方からの相談への対応についての実績がある。生活に関する訓練は本校で行っていないが、その機関を紹介している。入学に関する相談の場合は入学相談担当につなげる。
B委員:盲学校を卒業した方で相談を受ける側になっているケースはあるか。
事務局:本校の卒業生ではないが、知人でいる。大学進学から能力開発校を経て電話相談業務に従事している人がいる。業務に必要な複数のスキルの習得が必要である。
<テーマ2 職業教育>
会長:「職域の開拓とその発信」について各委員より意見をいただきたい。学校としてはどれくらい職域開拓しているか。
校長:職域の開拓はしていないが、職場開拓はしている。
事務局:普通科の生徒だと卒業後すぐに就職する生徒はおらず、職業訓練校でスキルを身に付ける。過去の事例だと、弱視の生徒が、デパートの仕事で、事務補助としてのバックヤードでの仕事や拡大読書器を使って伝票を書く、ポスティングなど、本人にできることを職場の方と一緒に考えた。
会長:障害者雇用促進法により、雇用の義務化が進んでいる。AIやICTを使いながら、障害のある方が働けるようになるには。企業との連携が重要。普通科、専攻科での実習はどうか。
事務局:普通科では2年生で現場実習の体験がある。企業とのつながりがあり、できる仕事をさせてもらっている。市役所での仕事もある。書類をあわせる、会議の司会などをすることもある。
会長:業務内容の実績をまとめて、HPに掲載するとよいのでは。全国盲学校長会ではどうか。
校長:あはき以外の職域拡大について話題になっており、アンケートを実施している。
会長:県の障害者雇用に係る事業などが力になるのでは。
事務局:専攻科は生徒の進路希望に応じて、夏休みに治療院、ヘルスキーパーの実習などを実施する。実習での体験をもとに、進路担当者が職場開拓をしている。
会長:ICTを活用してできることを発信できるといいと考えている。大学との共同開発なども魅力につながるか。
A委員:国立職業リハ、大学はどのような経緯で進路決定に至ったか。
事務局:学校推薦で大学進学となった。
A委員:専攻科理療科は過去に神奈川衛生学園とのつながりがある。
事務局:県内には盲学校3校と晴眼者の養成学校がいくつかある。盲学校3校と養成学校 神奈川県理療士養成学校連絡会では国家試験、就職、理療についての意見交換会を行っている。各校持ち回りで授業公開を行っている。本校のあんまの実技の授業公開と意見交換会も行った。生徒どうしの交流がなく、なんとかならないかと思っている。年齢差も大きい。まずは3校の盲学校の生徒たちで交流ができないか、県庁などでクイックマッサージを行えればと考えている。
B委員:生徒ひとりひとりに合った進路希望を「どうしたら叶えられるか」を考えるのが大人の役割。「どこなら行けるか」ではなく、やりたいことを聞くことが大事。
C委員:ひとりひとりが「どうなりたいか」、それは変化していくものなのだと思うが、叶えてあげられる場所であってほしい。あきらめないメンタルをどうしたら育むことができるか。いかにして支えるか。
D委員:個々の希望に向かっていくことは大事。一朝一夕ではいかないこととは思う。
E委員:啓蒙活動、学校を知ってもらうことはPTAの役割と思っていた。PTAの小規模化でたくさんは動けないが学校に協力できることはしていきたいと思った。
会長:学校をひとつのコミュニティとしてみんなで支えていければ。
事務局:学校生活アンケートについての報告がある。小、中、普通科までの児童生徒へのアンケートを実施。自分のことではなく、他者について心配する回答があった。該当のケースについては、聞き取りを行い、問題ないことを確認している。今後も引き続き児童生徒の見守りや相談対応を行っていく。
5 学校長あいさつ
お忙しい中、年間3回お集まりいただき感謝しています。次年度に向けた話をいただくことができた。本校はもちろん、皆さまにもご協力いただきたいことをお伝えできる場であるかと思います。来年度の予定については実施要項に記載しています。次年度も皆さまに委員をお願いしたいと考えている。意見を交わす時間が大事だと考えています。部会を取り出して実施できないかと考えていて、8月末に部会を設定できないかと考えています。会長、副会長はじめ委員の皆様一年間ありがとうございました。
以上