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更新日:2021年5月25日

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令和2年度不祥事ゼロプログラムの検証等

目標及び達成状況

体罰、不適切な指導の防止

担当

  • 高等部B部門(分教室)

目標

  • 人権尊重の意識を高め、体罰、行き過ぎた指導を未然に防ぐ。

実施結果と目標の達成状況

  • 生徒の障害特性・養育環境・小中時代の友人関係をケース会で共通理解し、指導の方向性を共有することで、体罰・行き過ぎた指導を未然に防ぐことができるという仮説を立てた。そして、その観点をケース会の中で取り上げ、より適切な指導について話し合いを深めた。

公務外非行の防止(法令遵守意識の向上)

担当

  • 高等部B部門(本校)、教務グループリーダー

目標

  • 常に公務員としての自覚を持ち、法令遵守に努める。

実施結果と目標の達成状況

  • 「服務規律の遵守」について点検表を用いてチェックした。職務専任義務、通勤届、旅行命令、営利企業従事に関することは全員理解できていた。職務専念義務の免除申請、兼業・兼職についてもほとんどの職員が理解できていた。今年度から始まった在宅勤務(テレワーク)についても適切に実施できるよう資料を配付した。

わいせつ・セクハラ行為の防止

担当

  • 小学部、指導グループリーダー

目標

  • 相手の感じ方を尊重し、人権を尊重した態度を守る。

実施結果と目標の達成状況

  • アンケートを実施し、結果を共有し、啓蒙資料を配布するなどした。「自分にも何らかの性別役割分担意識があることを自覚し、自分の言動に気を付けること」「自分と相手だけでなく、周りにいる第三者への配慮も必要だということ」「女性に対してだけでなく、男性に対しても、同性同士でも配慮が必要だということ」などを確認できた。

業務執行体制(情報共有、相互チェック体制、業務協力体制)

担当

  • 高等部A部門、支援グループリーダー

目標

  • 互いに協力する意識を高めるとともに、協働する職場環境を醸成する。

実施結果と目標の達成状況

  • G-Suite for Educationの導入スピードに理解が追いついていない実態があり、課題意識を持つまでに至っていないのではないかと思われる。課題意識やリスクについての認識が十分でないまま運用が進むことが事故や不祥事につながる可能性があると考えられるため、丁寧な説明や研修が必要であることを確認した。

調査書・通知表等の作成、文書管理に係る事故防止

担当

  • 管理職、級外教諭

目標

  • 個人情報等に関する文書管理において、組織として事故防止に継続して取り組む。

実施結果と目標の達成状況

  • 文書回覧・起案ではクリアファイルを使用することにし、個人情報の有無によって、クリアファイルの種類を使い分けるようにした。また、会計ファイルについては、ジッパー付きのファイルに変え、対応するようにした。分教室との文書のやり取りでは、専用の封筒を用意し、それを使ってやり取りするようにした。

パワーハラスメントの防止と風通しの良い職場環境の確立

担当

  • 中学部・教務グループリーダー

目標

  • 職務に専念でき、働きやすい職場環境の確立に取り組む。

実施結果と目標の達成状況

  • 働きやすい職場環境についてのアンケートを実施し、「報・連・相」「挨拶」「常日頃の会話」が大切であることを共有した。また、よりよい人間関係を作るためにアサーションについての研修会を実施した。

令和2年度不祥事ゼロプログラム全体の達成状況と、令和3年度に取り組むべき課題

学校長意見

  • 今年度も体罰、不適切な指導の防止や公務外非行の防止(法令遵守意識の向上)等、6項目について各学部、グループリーダーが中心となり、各項目のアンケートを実施し、職員の意識について分析したり、必要に応じて資料を配付したりするなどの工夫をして取組んだ。3月に全体会議を実施し、課題を共有し意識啓発を図ることができた。
  • 次年度については、実施方法について見直しを行い、より全体で共有する機会を設け、不祥事防止に取組んでゆく。