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農業高校の文化祭をおいしくサポート! 2014/1/24更新  【チームやまゆり  #19】

『soupstocktokyoのスープの作り方』 『soupstocktokyoのスープの作り方』
スープストックトーキョー【著】
文藝春秋
(2012/4出版)

 農業高校の図書館が職場となってはや三年目。校内外における独特の教育活動や、農業高校ならではの学校 運営に最初は戸惑うことが多かったのですが、今ではこの学校じゅうに広がる穏やかな雰囲気がとても心地よく感じられるようになっています。 また、農業というものに対する意識もこの学校で過ごすことで随分と変わった気がします。
   図書館の風景は、昼休みこそ普通校と大差はありませんが、放課後は部活やバイトに励む生徒に加え、 単位認定される実習や動植物の世話をする当番への参加者も多いため、少々寂しい雰囲気となりがちなのが残念なところ。
 そんななか図書館を代々ミーティングの場にし、賑わせているのが「野菜部」の生徒たち。 果樹や園芸、酪農、養豚、食品加工…といった農業高校ならではの「専門研究部」の一つで、 農業高校生の甲子園とも称される「農業クラブ全国大会」を目指して日々研究に励んでいます。 彼等は、研究と平行してもう一つの晴れ舞台である文化祭の準備にも余念がありません。野菜部の出店も毎年長蛇の列を作ることで知られ、 その実力には定評があります。
 今回の一冊は、リーダーからの「おいしいスープを作りたい。」との相談を受けて紹介したもの。 自分達が種を蒔く段階から育てた野菜と、人気店のレシピで作るスープは多くの来場者に好評を得たそうです。 他の部が販売しているベーコンやソーセージ、各種パン類も、図書館が頑張ることでその魅力upに繋げられるのなら、 本気を出さないわけにはいきませんよね。

<フリーライダー>

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