ひとこまコラム バックナンバー
まんがの効用?! 2014/2/25更新 【チームひつじさん #20】
『よつばと!』1〜12巻
あずまきよひこ【著】 株式会社kadokawa アスキー・メディアワークス刊 (電撃コミックス) (2003/4〜) ©kiyohiko azuma/yotuba sutazio |
主人公のよつばは5歳。誰に対しても物怖じしない元気いっぱいな女の子。
とうちゃんと二人、とある町に引っ越してきたところから物語は始まります。
お隣に住む、よつばよりちょっと年上の三姉妹やお母さんともあっという間に仲良くなり、
プールに行ったり花火をしたり… 「よつばと!」は、さまざまな"はじめて"を経験するよつばの毎日を描いたまんがです。
私の学校の図書委員会では、担当の図書委員の「これはオススメ!」という本の紹介を載せたリーフレットをつくっています。
昨年紹介された本の中の1冊が「よつばと!」。12巻という巻数にひるみながらも、それをきっかけにシリーズ全巻を購入してみました。
いざ「よつばと!」が図書館に入ると、はまる生徒が続出。それもなぜか男子ばかりなのです。
前に借りている人の返却がちょっとでも滞ると「○巻はまだ返ってきませんか?」と朝に夕に聞きにくる生徒。
「続きはまだ出ないの?」と顔を合わせるたびに聞く生徒。「これは大人にこそ読んでほしいまんがですよね!!」と力説する生徒。
そんな彼らを見ていると、何だかとても笑えます。
図書館によく本を借りに来る常連の先生にも「よつばと!」を薦めてみたところ、あっという間に読破。
「おもしろかった!癒された!○○先生も最近相当ストレスがたまっているみたいだから、
『図書館に入った"よつばと!"を読むといいですよ!』って薦めときました。」とのこと。
その先生は今のところ図書館に来る余裕はなさそうですが、他にもまだまだいるお疲れ気味の先生方に、
私も薦めてみようかな…「『よつばと!』いかがですか?癒されますよ!」
<古川 祥子>