ひとこまコラム バックナンバー

おりがみってすごい! 2015/01/29更新  【チームひつじさん #31】

『みんなで楽しむ多面体おりがみ』 『みんなで楽しむ多面体おりがみ』
布施和子【著】
日本ヴォーグ社
(2012/01出版)

 私の勤務校には、スポーツリーダーコースがあり、生徒たちは幼稚園、小学校へも実習に行きます。特に幼稚園への実習前は、図書館へ来て「どんな遊びをしようか」と計画を立てたり、読み聞かせ用の絵本を作ったりしています。今回紹介する本は、ある年、実習の時期がクリスマスの時期になり、生徒から「園児たちにクリスマスのプレゼントにできる折り紙の本」というリクエストで購入した本の中の一冊です。
 今年になって、私がクリップを入れる小さな箱を作っている時、ちょうど図書館に来た生徒の一人がこの本をみて、「おもしろそう」と、あっさりと正20面体の星型・30枚組を作ってくれました。それは、バラの形をした球形の立体で、配色にも配慮して「ワー!かわいい!!」というものでした。すかさず本人の了解もそこそこにカウンターに飾らせていただきました。
 いつもの図書館のカウンターが、この多面体折り紙ですごく華やかになり、また楽しい気持ちになりました。これがきっかけになって、「どの本で作るの?」とか、「どうやって作るの?」などの話題でも盛り上がりました。
 私自身は、折り紙は鶴がやっとで、折り紙でパーツを作り大物を組み立てるなどとてもできないのですが、簡単な小物入れの作り方もあるので、もっぱら小箱を作ろうと思っています。
 多面体折り紙
 *カウンター付近の様子*

<越水 博美>
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