ひとこまコラム バックナンバー
おすすめできる本を探しています 2015/07/30更新 【チームひつじさん #37】
『図説世界の七不思議』 ラッセル・アッシュ【著】 リチャード・ボンソン【イラスト】 吉岡 晶子【訳】 東京書籍 (2001/12発売) |
現在作成中の図書委員会広報誌巻頭記事は『総力特集!○高七不思議?!』です。なかなか不思議七つを集めるのは難しく、苦戦中。そこで本家の七不思議をじっくり見てみることに。この本は、前からとっても気になっていて、書架に並んでいる前を通る度に、今度、今度と思いつつ手に取らずにいたのです。
このような面白い、興味深い本はコーナー展示や書架の空きスペースに面出ししたりなど、工夫すると生徒の目に留まりやすく、貸出しにつながりますよね。わかっているのに、データベース化の遡及処理に頭がいっぱいのこの頃を反省しつつ……。でも、ずら〜っと並んでいる本の背を眺めながら、書架と書架を渡り歩き、「あっ、こんな本あったんだ〜」と見つけた瞬間の嬉しさは、これはまた格別なもの。自分だけがこの宝物を見つけられたのかもという密かな誇らしさ。このワクワク感を奪ってはいけないから、やはり、ひっそり配架しておいた方がいいのかなと思ったり。悩ましいです。
因みに、一般的に挙げられる七不思議は、ギザの大ピラミッド・バビロンの空中庭園・エフェソスのアルテミス神殿・オリンピアのゼウス像・ハリカルナッソスのマウソロス霊廟・ロドス島の巨像・アレクサンドリアの灯台。元々は"必見のもの""すばらしいもの(景観)"といった意味で、日本語訳の"不思議=怪しい・ありえない"というニュアンスではないそうです(これはwikipedia情報)。知りませんでした〜。
さて、我が校の七不思議はどんなものになるのかな。
<米持 二四子>