ひとこまコラムリターンズ 第11走者
楽しいタネまき
2019/07/26更新
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統合によって、普通科に都市農業科が加わり、ユニークな学校に生まれ変わった本校。カウンター越しの会話も「今、何がとれるの?」「ソラマメかな〜!」等、新鮮です。
しかし、普通科の生徒達は農業にはあまり関心がない様子。そこで、少しでも興味をもってくれたらな−と思い、都市農業科の図書委員とコーナーを作って、野菜や果物の栽培、園芸をアピールしてみました。
今回ご紹介する『捨てるな、うまいタネNEO』は手軽に野菜や果物を育ててみたい人にピッタリの本です。
栽培といえばまず、タネや苗を園芸店で購入して、となりますが、そんな手間を取らずとも、食べたらゴミとして捨ててしまっていたビワやスイカ、カボチャのタネをちょっと撒いてみると、ほとんどのものが発芽し、実の収穫も期待できるとのこと。
ギンナンをまいたら銀杏のミニ盆栽、ぶどうのタネを撒いたらプチ果樹園も夢ではありません。生ゴミとして捨てていたタネが急に宝物に思えて、ワクワクしてきませんか?
都市農業科の生徒もイチオシの本、ぜひ、ご覧ください!
また、本書では、日本の農業で使われているほとんどのタネ(京野菜も!)が外国産であることや、農家は操作されたタネを毎年購入しており、タネの均一化がすすんで、おいしい在来種が減少していること等、タネの驚きの裏事情も紹介しています。
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