授業は、生徒の様子を見ながら、ゆっくり丁寧に行われています。以前不登校だった生徒も、勉強が苦手だった生徒も、定時制で時間をかけて勉強しています。特に1学年の授業は、中学校の復習から始まります。苦手だった科目も、しっかりチャレンジしてください。定時制はクラスの人数が少ないので、質問しやすいのも特徴です。
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授業は、生徒の様子を見ながら、ゆっくり丁寧に行われています。以前不登校だった生徒も、勉強が苦手だった生徒も、定時制で時間をかけて勉強しています。特に1学年の授業は、中学校の復習から始まります。苦手だった科目も、しっかりチャレンジしてください。定時制はクラスの人数が少ないので、質問しやすいのも特徴です。
定時制には、いろいろな年齢層の生徒がいます。中学校を卒業したばかりの生徒だけではなく、昼間働いている成人の方や、高齢の方も勉強することができます。
本校定時制には、外国につながる生徒もいます。日常生活に支障がない日本語の力と学ぶ意欲があれば、授業についていくことは十分に可能です。なお、日本語を母語としていない人は、受検方法について申請することもできます。申請できる内容や申請するための条件がありますので、中学校の先生等とよく相談して、申請内容について確認してください。
本校定時制に制服はありません。生徒は思い思いの服装で勉強しています。高校生らしい服装で登校してください。仕事から直接通学している生徒の中には、作業着のままで授業を受けている生徒もいます。
陸上競技、サッカー、バドミントン、バスケットボール、テニス、野球、卓球、バレーボール、ダンス、音楽、茶道、美術、演劇、アカペラ、天文、ゲーム研究、自然科学、囲碁、書道など、たくさんの部や同好会があります。限られた時間ですが、放課後、生徒は熱心に活動しています。
全日制と同じように、定時制にも様々な行事があります。入学式や卒業式はもちろん、球技大会、春と秋の遠足、修学旅行(希望制)など、生徒が楽しみにしている行事がたくさんあります。また、例年11月には、定時制だけの文化祭(希望祭)も校内で行われています。
本校定時制には三修制という制度があり、3年間で卒業することも可能です。3年間で卒業するためには、通常の授業の他に0校時や定通併修の科目を取ったり、漢検や英検の資格を取ったり、ボランティア活動をしたりして、追加の単位を修得する必要があります。入学したら、担任の先生に相談してください。
三修制についての情報はこちらにもございます。【三修制について】
定時制を卒業して、大学や短大、専門学校などに進学することはもちろん可能です。進学先で頑張っている卒業生もたくさんいます。ただ、大学や短大に進学するためには、授業以外にも勉強が必要です。先生に相談して、受験勉強をしましょう。
自転車以外の車両を使っての通学は原則として禁止していますが、仕事などでやむを得ない場合には、二輪車と原動機付自転車に限って、車両通学を申請することができます。四輪車での通学は認めておりません。なお、車両通学の申請には、自賠責保険と任意保険に加入する必要があります。許可された車両以外の車両通学はできません。
毎日規則正しい、栄養バランスのよい食生活を送ることは大切なことです。お腹がすいてしまう場合は、授業前などに食べられるものを持ってくるとよいでしょう。
本校は食堂を設置しており、専門の栄養士が中心となって考えた献立を夕定食(令和5年度は200円)として用意しています。また、そば・うどん・カレーなどのアラカルトメニューや、コロッケ・からあげ棒などの軽食、パウンドケーキ・ゼリーなどのデザート類の他、アイスクリームの自動販売機も充実しています。食堂は、通常、0校時の始まる前から1校時の始まる前まで利用できますので、ぜひ利用してみてください。
昼間、アルバイトをしている生徒は大勢います。アルバイトをする場合には、仕事と学業の両立を考えて、勤務時間を調整するなどの工夫をしましょう。なお、在校中に働くための正社員やアルバイトなどの紹介はしておりません。
本校敷地内は、全面的に禁煙です。たとえ成人であっても、校内でたばこを吸うことはできません。もちろん、飲酒や酒類の持ち込みも禁止しています。成人が仕事などで飲酒することがあったとしても、 飲酒後の登校は認めていません。
他人に危害を加える攻撃的な行動は、暴力であれ「いじめ」であれ、厳しい指導の対象になります。恐喝等の反社会的行動にも、厳正に対処しています。また、部外者は生徒とトラブルを起こすことがありますので、本校に在籍していない者を呼び入れると、指導の対象になります。
本校では、校舎内は上履きを、体育館内は体育館履きを使用しています。サンダルやスリッパで代用することはできません。生徒には個人の下駄箱やロッカーがありますが、カギをかけて、自分の持ち物は自分で管理しています。
裏門は19時00分、正門は遅くとも22時30分までに施錠します。部活動のある生徒も21時50分までに下校することになっています。
本校定時制のクラスは現在10~15人程度で、アットホームな雰囲気です。以前、不登校だった生徒、中学の勉強が苦手だった生徒、外国につながる生徒、全日制を退学した生徒、働いている社会人など、さまざまな生徒が集まって勉強しています。慣れないうちは大変ですが、昼間の時間を各自で上手に利用して、定時制に通っている生徒がたくさんいます。
令和5年度現在、入学検定料は950円、入学料は2,100円です。授業料は年額32,400円で、年2回、16,200円を口座振替で納付していただいております。なお、授業料の制度変更に伴い、高等学校等就学支援金制度ができました。次の①あるいは②の世帯の方は申請することにより就学支援金が支給され、授業料と相殺しますので、実際に授業料を納付していただくことはありません。
①保護者(親権者)全員の「地方税の課税所得×6% - 調整控除の額」の合計が30万4200円未満の世帯の方。 |
②生活保護を受けている世帯の方。 |
※ただし、高等学校等を卒業し又は修了した方、高等学校等に在学した期間が通算して48月を超える方は就学支援金の申請はできません。
令和5年度は、入学手続き時に、諸経費として45,000円を納めていただきました。それ以外に、入学手続き時に、体育着(ジャージ、短パン、Tシャツ)・体育館履き・上履きの購入代金(15,000円程度)が必要となります。授業開始前には、教科書代(10,000円程度)が必要となります。すべてを合計すると、70,000円程度の費用がかかることになります。
学年費(2年分) | 16,000円 | |
PTA会費(4年分) | 入会金3,000円、年会費1,760円×4 = 7,040円 | 10,040円 |
教育振興費(4年分) | 年会費1,240円×4 = 4,960円 | 4,960円 |
生徒会費(4年分) | 入会金4,000円、年会費2,500円×4 = 10,000円 | 14,000円 |
合計 | 45,000円 |
※上記の諸経費は口座を設けて預金し、毎年1年分ずつ、当該年度に執行します。
※3年時に、3・4年の学年費等を徴収します。詳細は生徒を通じて事前に文書で連絡します。
在校生(4年生)に聞いてみたところ、以下のような答え(一部抜粋)がありました。
・色んな人がいるのできっと良い人に出会えると思います。
・学校以外でもアルバイト先や、ボランティアなどのコミュニティの先で新たな交流関係は作れるのであまり気負わなくて良いと思います。
・部活やったら友達作れるよ
・定時制には過去に友人関係で悩んだ人が多く入学する学校なので勇気を出して話しかけてみれば相手も快く仲良くしてくれると思います。
・最初は心配だと思いますがきっと大丈夫!何かあれば先生方が助けてくれるので交流沢山しよう!
・断言は出来ないけど、自分から行動してみたりするのもいいと思います。
・できます。できなくても困ることは無いです。
・できます。急がなくても、大丈夫です。部活や委員会、生徒会のレクリエーションがあるので仲良くなれるチャンスは沢山あります。問題はあなたの行動力です。たくさん話しかけなくても大丈夫。ここぞ!という時に思い切って話してみると、卒業後も仲良くできる友達ができるかもしれません。
・意欲次第だと思います。
・無理に作る必要は無いです、勉強は友達がいなくても進められます。気の合う人がいたらラッキーです。
・四年間通って、一人二人くらいしか出来ませんでしたが、全然通えます。先生方が優しいので、私は毎日先生と話して過ごしています。
・一年生の時は先生も手伝ってくれるので大丈夫