更新日:2021年4月22日

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けやき第197号

年度の終わりにあたって

学校敷地内の梅の花が満開を迎え、甘い柔らかな香りがしています。まだまだ気温の低い日もありますが、三寒四温。確実に春が近づいていることが感じられます。

緊急事態宣言を受けての臨時休業から始まった令和2年度ですが、残すところあと1か月を切りました。4月、5月の学校は静まり返って時間が止まったようだったことを思うと、児童生徒の皆さんが元気に登校し、学びを積み重ねる毎日が継続できていることを、何より嬉しく思っています。

これは、保護者の皆様のご理解とご協力があったからこそできたことです。心から感謝申し上げます。

この1年、様々な制約のある中での学校生活でしたが、児童生徒の皆さんは着実に成長しています。清掃技能検定に緊張しながら真剣に取り組む姿に、サッカー大会でフェアプレーに徹しながら必死にボールを追いかける姿に、校内を整然と並んで歩く姿に、ひとりで係活動をやり遂げる姿に、学校生活の様々な場面でその成長を実感しています。

次年度もコロナとともにある学校生活が想定されますが、今年度の経験を活かしながら、児童生徒の皆さんが安心して登校し、生き生きと学び生活できるよう、職員一同協力して取り組んでまいります。保護者の皆様には、引き続きご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

(校長 片山 葉子)