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更新日:2022年1月14日
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50年前の理想と50年後の夢
50年前、本校の「設置計画」を立てた方々は、壮大な理想を掲げていました。当時の会議資料には、「教育の充実」「障害理解」「地域の学校との連携」「支援教育の振興充実」「専門職の配置」「研究員の配置」「研究の推進」等(現在の表現に修正)の記載があります。また、本校の校歌「瀬谷の子賛歌」には「ぶつかりあおう」という表現が、2回出てきます。そして、開校4年目の職員の研究テーマは「情緒障害教育への挑み」です。諸先輩方は日々子どもたちと「ぶつかりあい」、新たな教育活動の創造に「挑んで」、時代を切り開いてきました。その結果、当時の理想は半世紀の時を経て実現し、常に子どもたちと正面から向き合う教育の姿勢と、より良い指導を目指し続ける研究活動の営みは、本校の良き伝統として受け継がれています。これまで本校に関わり、支え、見守り、そして育ててくださった多くの方々に、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
さて、本校50年の歴史と伝統を受け継ぐ私たちは、どんな未来を思い描き、そして次の世代にどんなバトンを託しましょうか?50年後、瀬谷養護学校はどんな学校になってほしいですか?夢と理想を抱きながら、新たな歴史の一歩を、ともに残していきましょう。
(副校長 名古屋 学)