更新日:2024年11月1日
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重心部門1組は、こども医療センター内の重症心身障害児施設に入所する小学生から高校生までの学齢期にあり、入学を希望する児童・生徒に自立活動を主として授業を行っています。
重症心身障害児施設の感染対策に合わせた集団を構成して学習しています。
重症心身障害児施設に短期入所している小学部1年生から6年生、中学部1年生から3年生の児童・生徒を対象にしています。重心部門1組の教員が兼務し、自立活動を中心とした授業を実施します。
すみれ2部屋は小学生、中学生、高校生の幅広い年齢の児童生徒が在籍しており、居室内で可能な範囲で様々な活動に取り組んでいます。また、重心施設看護師と連携して、中庭やプレイルーム等の居室外に出て活動することもあります。
レモンを絞ってレモネードづくりをしました。ジェルボールを使って感触遊びをしたり、生のレモンを絞ったり、香りを嗅いで楽しんだりしました。レモン汁の香りを嗅いで、とてもリラックスすることができました。
運動では、教員と一緒に楽しく体を動かすこと、体を動かすことを通して感じたことを伝えることを目的として活動しています。
運動の授業では「風船ボッチャ」を行いました。「風船ボッチャ」とは風船を落として得点を競う競技で、ピンク色→50点、黄色→20点、緑色又はフィールド外→10点というようにそれぞれの風船が落ちた場所によって、得点が異なります。腕で風船をはじき出して落としたり、風船を蹴ったりして飛ばすなど、児童生徒それぞれの方法で楽しく活動することができました。
教員と一緒にふれあい遊びを行うことで、身体の力を緩めたり、感じたことを表出したりしました。
文化祭に向けて、玉入れの練習を行いました。様々な補助具を使い、それぞれ得意な方法で球を入れました。
バランスボードなどに乗って、全身で揺れを感じました。揺れを感じて、自ら体を動かしたり声を出したりしてとても楽しく活動しました。
音楽の授業では、季節に合わせ、様々な音、楽器、楽曲に触れています。
音楽の授業では別府温泉をテーマに授業を行いました。授業の始めには、飛行機の離着陸の音に合わせて、教員と一緒に身体を揺らし飛行機に乗っている気分を体験しました。その後、別府温泉に到着してからは、手拭いを使用して手遊びを行ったり、♪『別府の地獄めぐり』というノリノリの曲に合わせて、小太鼓やマラカスを鳴らしたりしながら温泉旅行気分を堪能しました。
音楽に合わせ傘がクルクル回る様子をじっと見つめます。
帽子を被ってキャンプ気分!笑顔でダンス♪♪
「銀河鉄道の夜」の世界にレッツゴー!
銀河鉄道に乗り風を感じます。団扇の風と太鼓の音にびっくり!
生活では、季節に合わせた行事や日常の一場面を切り取ったような授業を中心に年間をとおして単元を設定しております。導入では絵本やパネルシアター等を活用しながら、児童・生徒が活動をイメージしやすいようにしています。
移動式水族館の行事に合わせて「さかなづくり」の授業を行いました。鈴の入ったフェルトの魚に、様々な色や形、素材の鱗を付けて、自分だけの魚を作りました。みんなで作った魚で、たんぽぽ水族館を完成させました。
児童・生徒作品紹介のページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
重心部門2組は、こども医療センターの本館病棟に入院する小学部と中学部の重度重複障害のある児童・生徒に学校教育を行います。1組の教員が兼務しています。本人の病状や医療等の状況に従って、自立活動を中心とした授業を実施します。