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更新日:2024年3月29日
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今回は、小学部の健康教室の様子をお伝えします。
各学部で、学期に1~2回健康教室が行われています。歯科指導や食育などです。
今回は、こども医療センターの薬剤師さんを講師に招き「薬」について学びました。
病院に入院しながら学校に通っている子どもたちにとって、薬は身近な存在です。
だからこそ、薬の飲み方や飲み合わせ、タイミングなどがとても大切になってきます。
お話の後は、その内容が本当にそうなのか、実験も行いました。
薬の種類によっては、一緒に混ぜたお茶が真っ黒になったり、薬自体が濁ったり…
実験結果を見て目を丸くしていました。
子どもたちからは、「薬の副作用を和らげるための薬があるんだと知りました。」、「お茶じゃなくてお水でお薬を飲もうと思いました。」という感想が挙げられていました。
中学3年生の理科では、イオンについて学習をしています。
授業では、自分が気になる水溶液を10種類準備し、装置を組み水溶液に電流が流れるか調べます。
「エナジードリンク、天然水、コーラ、塩酸」などを実験で調べました。
実験では、予想が当たった時や、大きな電流が流れた時には歓声が上がりました。
実験に参加できない病棟のクラスメイトのために、実験の動画の撮影も行いました。
電流の流れている様子をわかりやすく伝えるために、相談し工夫する姿が見られました。
9月にこども医療センター内渡り廊下で展示される学習発表展に向けての作品制作でにじみ絵に取り組みました。
児童・生徒によって色の組み合わせや模様が異なり、とても鮮やかな作品になりました。
小学生運動会の様子をお伝えします。
4年ぶりに、小学部の運動会が開催されました。
「一生懸命頑張ろう!」と小学部全体で全体応援を行ったり、相手チームのお邪魔が入ったお邪魔玉入れを行ったりしました。
個人競技のフライングディスク等も楽しみました。
治療のために体育館への移動が難しい2組の児童は、動画で玉入れに参加しました。
みんなで力を合わせた運動会、とっても僅差の勝負でした。
春風が気持ちよく吹いている中庭でパラシュートの活動をしました。音楽にのせてふわふわと舞い上がるパラシュートを見つめていたり、風を全身で感じたりして外で気持ちよく活動できました。
中学2年生の音楽では、フーガ形式について学習をしています。
授業では、3曲のフーガを鑑賞、分析していくことで、共通点を見つけ、フーガ形式とは何か、自分達で答えを導き出していきます。
音楽の共通点を探すというのは、大人でも難しい課題ですが、
生徒達は楽しそうに何回も音楽を聴きながら、少しずつ答えに近づいていくことができました。
小学部2組の音楽の授業で筝を演奏しました。
演目は、「さくらさくら」です。
模範演奏の動画を見て、筝の弾き方やピアノとは違う日本独自の音階について学びました。
その後数字の楽譜を見ながら、練習しました。
始めは「難しいな。」「指が痛くなっちゃうな。」と言っている児童たちも、
練習を重ねると「最後まで弾いてみたい。」「楽譜を見ないで覚えて弾きたい。」
「またやりたい。」と発言していました。
練習後にみんなで合わせて弾いた筝の音は、とても素敵な音色でした。