更新日:2024年5月10日

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校長挨拶

 横浜南陵高等学校は平成15年、横浜日野高等学校と野庭高等学校を再編統合し開校いたしました。以来20年間「21世紀を生き抜くための豊かな教養と健康な心と身体を持った人間の育成を目指す」ことを教育目標とし、幾多の人材を輩出してまいりました。今後も調和のとれた人格の形成をめざし、国家及び社会の有為な人材を育成するべく教育活動を行い、変化の激しい国際社会において自らの手で未来を拓いていく逞しい人間の育成を続けてまいります。校長先生

 開校当初は「健康福祉コース」を併設、健康福祉棟を新しく設置しましたが、平成28年の県立高校改革において「専門コースの成果を学校全体の特色とする改編」を行い、福祉の精神をすべての生徒が学ぶことのできる全日制普通科の高等学校として新たなスタートを切りました。

 そして令和6年度より「インクルーシブ教育実践推進校」として、障害のある人もない人も、ともに学びともに生きる学習活動が始まりました。すべてのいのちが生きやすく、暮らしやすい学校づくりをめざし、思いやりの心を育み、共生社会実現のために尽力してまいります。

 これからは、本校に今まで培われてきた「福祉マインド」をさらに育成し、社会に貢献できる心優しき人材を育てていきます。また、進学校として生徒が望む進路を叶えることができる教育活動を推し進めていきます。

 放課後、あちこちから音楽や気合の入った掛け声が聞こえてきます。部活動の始まりです。グラウンドも体育館も格技場も、そして校舎内の様々な部室も熱い思いでいっぱいです。高い部活動の加入率は一人ひとりが真剣に学校生活に向き合っている証(あかし)です。

学問と部活動と心の成長と、すべてに一生懸命な横浜南陵高等学校です。 

 さあ、みなさん、この優しさにあふれた横浜南陵高等学校で青春を燃やして下さい。そして、卒業し振り返った時に「素晴らしい青春時代だった」と思い出すことのできる三年間を過ごしてください。

 私たち教職員一同そんな学校づくりを行い、みなさんの人生の支援に取り組んでまいります。

第9代校長 旗島経子