横浜修悠館高等学校 > 校長あいさつ
更新日:2024年1月24日
ここから本文です。
横浜修悠館高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
横浜修悠館高校は、横浜平沼高等学校通信制、湘南高等学校通信制を集約し、新しいタイプの通信制単独校として平成20年4月に開校しました。本校の学びの仕組みは、従来の通信制スタイルである「日曜講座」に加え、「平日講座」「IT講座」が設定されているのが特徴です。「スポーツや芸能、音楽などの活動に力をいれて学業と両立したい」「今まで学校に行けなかったけど思い切り学びたい」「自分のペースでゆっくり学習を進めていきたい」などの通信制のシステムを最大限に活用し、夢の実現に向けた生徒を応援します。そのために、「安全安心な学習環境の提供」は職員が一丸となって力を入れて取り組んでいるところです。
本校は開校以来、生徒一人ひとりの「自立と社会参加」を目指し、生徒の柔軟な学びに配慮した教育課程により、様々な実践の積み重ねや、文部科学省研究事業に積極的に取り組む中で、数々の教育活動の成果をあげています。
その一つ目の成果としては、学習のユニバーサルデザイン化を目指した「修悠館スタンダード」です。「(発達障がいの生徒に対する)無いと困る支援」が、「(全ての生徒に対する)あると便利な支援」をコンセプトに職員の日々経験から改善を重ね、現在ではVer13となりました。
二つ目は、「重層的な支援システムの構築」です。プログラムにつながった生徒が自ら行動できるようになることを目指す支援システムです。開校当初9つだった支援策は、現在では21の支援策となりました。
三つ目は、生徒の多様な教育ニーズに即した「通級による指導」を令和元年度から開始しました。「自校通級」だけではなく他校の生徒を受け入れる「他校通級」も同時に開講し、生徒個々の実態に応じた学習活動と様々な体験活動を行っています。
このように本校では、生徒のあせらず、休まず、あきらめずの精神を大切に「全ての生徒の可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学び」の実現を目指して、日々の教育活動を行っています。
今後も“夢をカタチに”をモットーに横浜修悠館高校だからできる教育活動の挑戦をし続けてまいります。今後ともご支援よろしくお願いします。
令和5年4月
校長 米山 教子