更新日:2023年3月13日
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横須賀南高校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
昨年4月に久里浜の地で新校として新たなスタートを切った横須賀南高校が、開校2年目を迎えます。私は着任2年目となる校長の布施和久(ふせかずひさ)と申します。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
開校初年度である昨年度は新型コロナウイルスの影響により教育活動が制限され、新校として予定していたことが十分にはできず、私たちも残念な思いがありました。しかし、その状況の中でも職員は授業や実習、行事、部活動等においてさまざまな工夫をし、その学びを継続するとともに、環境の変化による不安やストレスを抱える生徒たちに寄り添いながら、生徒の成長を支援しました。生徒たちも明るさや優しさを失わず、落ち着いて開校初年度を過ごすことができました。1期生は、順調に進路を決定するとともに、全員が無事に卒業し、パイオニアとして確かな足跡を残してくれました。
逆境に立ち向かう気持ちが南を一つにし、職員も生徒も「チームみなみ」としての意識を高め、成長につながったのだと感じています。
本校の目標は「共生社会で活躍できる人材を育成する」ことです。その目標を実現するために、お互いを尊重し、思いやる気持ち(福祉の心)と社会で自立できる力(社会生活実践力)を身に付けるための学びを提供していきます。
学科併置の特色をいかし、個々のニーズに応じたきめ細かな指導を行うとともに、他者への理解を深め、ともに支えあい人や社会との関わりを大切にする心を育む教育活動を展開することで、共生社会において活躍できる人材育成をめざします。
これまで多くの可能性を秘めながら、一人ひとりがもっている力を必ずしも発揮しきれなかった生徒に対して、30人以下の少人数クラスにおいて学び直しを支援し、「わかることが実感できる学び」を提供することで確かな学力を身につけ、一人ひとりの進路希望の実現をめざします。
社会福祉に関する基礎的・基本的な知識・技能と技術を総合的、体験的に学び、グローバルな視野をもち、自分で気づき、考え、行動する力を身につけ、上級学校に進学し国家資格を取得して生涯の仕事とすることをめざします。
〇 ルールを守り、マナーを身につけ、身だしなみを整えることを大切にするために、生活指導をしっかりと行うことで規範意識を醸成するとともに、安心・安全に学べる環境を作ります。
〇 「コミュニケーション技術」を必履修科目としコミュニケーション能力と態度を育成し、人間関係づくりにいかします。
〇 外部から専門の先生が毎週来校するなど教育相談が充実しており、相談しやすい体制です。
横須賀南高校は、普通科(クリエイティブ)と福祉科(専門学科)を併置した県内唯一の高校として、今年度も生徒と共に成長していきます。どうぞ保護者の皆様や、地域の皆様のご理解、ご協力とご支援をお願いいたします。
横須賀南高等学校
校長 布施 和久