座間支援学校 > 相模向陽館分教室

更新日:2024年11月1日

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高等部相模向陽館分教室(知的障害教育部門)

分教室目標

いきいきと自ら学ぶ意欲を大切に、自立と社会参加に向けて、身体作りと体験学習を重視し、働き続けることのできる力を育てる。

相模向陽館分教室の学習

体験をとおして働く力を育てます。

  • 作業:毎週1回、午前2時間と午後2時間行います。「挨拶・返事」「報告・連絡・相談」「安全」「正確さ」「速度」「持続性」など働くための基本的態度や力を養います。電子機器解体リサイクルの解体班、ポストカード封入などの受注班、清掃等の環境整備班、コーヒーなど販売の喫茶班、レトルトカレーのパッケージ作りのカレー班があります。
  • 職業体験:1・2年生の学習です。毎週1回、年30回程度、数人のグループで分教室近隣の企業等へ出かけ教員と一緒に働きます。作業結果がわかりやすく社会の役に立つ環境で、責任と達成感を感じながら、働く場にふさわしい言葉づかい、身だしなみ、態度などを養います。スーパー、高齢者施設、児童館、保育園、パッケージ工場などで取り組んでいます。
  • 現場実習:1~2週間程度自宅から企業等へ通って働きます。1年生は1月に「働く意欲を育む」、2年生は6月と11月に「経験を広げる」、3年生は6月と11月に「進路決定に向けた取り組み」をテーマに段階的に積み重ねます。また、1年生は6月と11月に校内実習を行います。
  • 国語・数学:「課題A(国数)」では、繰り返しの効果をねらい、学習を進めます。集中しやすい25分授業が中心です。また、「国語」「数学」は50分授業でじっくり取り組みます。基礎学力と、将来の自立に必要なコミュニケーションや文字、数量などの力を養います。
  • 体育・トレーニング:基礎体力を養い、動きやすい身体作りを目指すとともに、心身の調子を整えます。スポーツを通し仲間と関わる、協力する経験を増やします。
  • キャリア教育:職業や家庭科、社会科、ロングホームルームなどの時間を中心に、自分を知ることや、情報を活用し将来を考える力、周りの人と良い関係を結ぶ力などキャリア教育の視点を踏まえた取り組みを進めます。テーマに応じ、柔軟に各教科内容を合わせた学習に取り組みます。
  • その他:音楽や美術など表現を楽しむ時間、情報のスキルを養う時間など多様なニーズに応えます。

学部・学年行事

  • 向陽祭(ひまわりまつり):相模向陽館高校の向陽祭に参加します。体育の部は6月、文化の部は10月にそれぞれ実施され、分教室も競技への参加や模擬店出店をします。
  • 校外学習:進路学習の一環として企業やグループホームの見学をします。将来の余暇活動につながる計画なども予定しています。
  • 遠足:各学年で実施します。
  • 修学旅行:3年生で実施します。

部活動

  • 本校・有馬分教室と合同(希望者)でバスケットボールの活動に参加することがあります。