更新日:2024年3月31日

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麻総アントレプレナーシップの取り組み

〇『アントレプレナーシップ実践の手引き』

 令和元年度に本校は教育委員会E-提案研究制度の提案研究校に採択され、「社会に開かれた教育課程の実践を通した課題解決に向き合える人材の育成に係る研究」をテーマに、3年間アントレプレナーシップのカリキュラム、評価指標の開発などに取り組みました。その成果を実践の手引きとして、まとめています。手引きはこちらから(リンク)(PDF:2,820KB)

〇令和5年度の実践、研究報告

・(令和6年1月17日・24日)パーソルワークスデザイン株式会社による特別授業を行いました

・(令和6年1月10日)カシオ計算機株式会社による特別授業を行いました

・(令和5年12月26日)本校生徒が「アントレプレナーシップ成果報告会」で発表しました

・(令和5年11月1日)川崎市の企業家による特別授業を行いました

・(令和5年9月20日・10月25日)井村屋株式会社と連携したPBL(課題解決型学習)を行いました

・(令和5年8月7日)神奈川県総合学科教育研究会夏季研修会で卒業生が学びの成果を発表しました

・(令和5年8月5日)アントレプレナーシップ教育のシンポジウムで発表を行いました

カシオ計算機株式会社による特別授業を行いました(令和6年1月10日)

 令和6年1月10日にカシオ計算機株式会社の協力により、イノベーションに関する特別授業を行いました。この授業は、イノベーションの単元の中でカシオ計算機株式会社が開発、販売している腕時計「G-SHOCK」を題材に、メーカー企業のイノベーションやその背後にあるフィロソフィーに触れ、考え方を学ぶことを目的として実施しました。

 当日は、G-SHOCKの開発に携わった方やマーケティング担当など社員7名が来校し、講義とグループワークの構成で授業を行いました。講義では、G-SHOCKの歴史から開発カシオとの授業の様子の背景やフィロソフィーについて紹介があり、生徒や教員から事前に収集にしたアンケート結果の分析結果が報告されました。後半は5つのテーマにわかれ、社員の方によるファシリテーションのもと商品開発やマーケティングなどに関するグループワークに取り組みました。授業終了後も多くの生徒が教室に残り、実際の製品に触れたり、社員の方々とコミュニケーションを深めたりして、様々な刺激を得ることができました。

本校生徒がアントレプレナーシップ成果報告会で発表しました(令和5年12月26日)

 令和5年12月26日(火)に、SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)においてGTIE(Greater Tokyo Innovation Ecosystem)主催「高校生がやってみた!アントレプレナーシップ成果報告会」が開催され、本校の「アントレプレナーシップ」履修生徒4人が登壇し、自分たちが考えたアイディアをプレゼンテーションしました。生徒の発表の様子

 この成果報告会には、全国から応募のあった高校生のうち予選を通過した20チームが参加しています。当日はスライドを用いて、2分間という限られた時間の中で審査員や会場参加者に向けてプレゼンテーションを行いました。惜しくも賞には届きませんでしたが、短い時間の中で生徒は堂々と発表を行うことができました。

川崎市の起業家による特別授業を行いました(令和5年11月1日)

 令和5年11月1日に、川崎市の起業家である立石有香莉さんによる特別授業を行いました。立石さんは、クッション型トランポリン「ゆかぴょん」を製作発売しており、実際に1人で起業された経験を持ちます。

当日の授業の詳細などが、タウンニュース麻生区版(外部サイトへリンク)に掲載されました。

井村屋株式会社と連携したPBL(課題解決型学習)を行いました(令和5年9月20日・10月25日)

 令和5年9月20日・10月25日に、井村屋株式会社の協力により企業と連携した課題解決型学習(PBL)を行いました。この授業は、マーケティングの単元の中で実際に企業から出される課題(テーマ)に取り組むことで、実社会とのつながりを踏まえた課題発見・分析力やプレゼンテーション力を高めることを目的としています。

 井村屋株式会社の協力による課題解決型学習は、本年度で3回目となります。本年度は、事前講義のあと「あずきバーの「これからの50年」を考えよう」「高校生のみなさんの【いつものアイス】に「井村屋やわもちアイス」を選んでもらうための販売戦略」のテーマが発表され、生徒はチームを結成していただいたテーマに対して自分たちで調査研究、解決策の検討を行いました。最終週では、井村屋の社員の方の前でプレゼンテーションを行い、講評をいただき振り返りを行いました。

アントレプレナーシップ教育のシンポジウムで発表を行いました(令和5年8月5日)

 令和5年8月5日(土)に早稲田大学早稲田キャンパスにおいて、「何から始める?高校生等へのアントレプレナーシップ教育(全国先進事例共有シンポジウムとネットワーキング)」が開催されました。このシンポジウムは文部科学省の「高校生等へのアントレプレナーシップ教育の裾野拡大事業(EDGE-PRIME Initiative)」の一環として開催され、全国からアントレプレナーシップ教育を推進している高校や大学、行政機関などからの関係者が集まり、事例報告やポスターセッションなどが行われました。

 本校は、学校設定科目「アントレプレナーシップ」のカリキュラム研究や授業実践などの取組みについて、授業担当教員である岩村夏樹総括教諭(商業科)と曽根健吾教諭(地歴公民科)がスピーチとポスターにて全体に発表しました。特に本校が作成した研究成果の一つである、「アントレプレナーシップ~実践の手引き~」は参加者から大きな注目を集め、本校でのアントレプレナーシップ教育への期待の高さが感じられました。(主催者の開催報告はこちらから(外部サイトへリンク)

発表の様子1発表の様子2ポスター

 また8月7日(月)には神奈川県総合学科教育研究会夏季研修会において、令和4年度にアントレプレナーシップを履修した卒業生2名と授業担当教員がパネルディスカッションに登壇し、アントレプレナーシップでの学びの成果を報告しました。

 

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