更新日:2024年11月22日
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厚木王子高校では、外部講師の協力を得ながら様々な授業を行っています。
これは、専門性の高い方を講師として招き、講義を行うことで学習内容をさらに深めることを狙いとして行っているものです。
11月15日(金)、英語科押田聖史教諭の英語コミュニケーションⅡの授業で独立行政法人国際協力機構(JICA:ジャイカ)の方をお招きし、多文化共生をテーマとした授業を行いました。「日本で生活する外国人が、日本人の慣習を知らないために困りを抱えてしまうことがある」という事例から、異文化理解をはばむ要因について考えることから始まり、海外研修(ブラジル)でお世話になったスタッフの協力を得ながら、アクティビティを巧みに活用して考察を深める授業を行いました。
また、19日(火)には、厚木市立緑ケ丘小学校3年生の児童12人が「学校探検」(「総合的な学習の時間」)で本校を訪れ、「厚木王子高は全部で何クラスあるのか」「なぜ統合したのか」「総合ビジネス科ではどのような勉強をするのか」「どんな動物を飼っているのか」「全国大会に出場している部活動はあるのか、どんな練習をしているのか」等々小学生の視点から厚木王子高校に対して疑問に思っていることを校長にしっかりとした態度で尋ねてくれました。
校長とのやりとりが終わった後は、商業教育棟を中心に校内見学を行いました。全国や関東大会のトロフィーを小学校にはない、様々な設備に驚いたり、中庭にある池で泳ぐ鯉を発見して喜んだりする姿がとても新鮮に映りました。
11月9日(土)、10時から第2会議室でPTA実行委員会が開かれました。今回は、王華祭やふれあい週間などの報告と振り返りで、意見交換を行いました。
特に、ふれあい週間では、自転車の二人乗りやスマートフォンを見ながらの運転などが見受けられたという報告がありました。11月1日より道路交通法が改正され、自転車運転中にスマートフォン等を使用する「ながら運転」(「ながらスマホ」)の罰則が強化され、また「自転車の酒気帯び運転」が新たに罰則の対象とされました。
自転車による事故から自分自身や周囲の人を守るために、改めて自転車の運転に関するルールを確認しましょう。交通事故の未然防止、万が一交通事故にあってしまった場合の対処法などについて、今後取組みをさらに充実させていきたいと思います。
また、その後指名委員会や学校徴収金運営協議会を開催し、9月までの中間会計報告や6日に実施した財務事務調査で教育局から指摘を受け、改善する内容などにについて保護者へ説明をしました。
速報 ソフトボール部が全国選抜大会に出場が決定‼
11月9日(土)に行われた「神奈川県女子ソフトボール競技新人大会」において本校ソフトボール部が横浜清風高等学校に7対0で見事勝利し、全国選抜大会(長﨑県)に出場することが決まりました。
10月15日(火)、中間試験初日の13時30分より15時15分まで、校内研修を行いました。
毎年実施している人権教育研修では、これまでもいろいろな角度から研鑽(けんさん)を積んでまいりましたが、今回は「いじめの問題」をテーマに東海大学より心理学博士の稲垣智則准教授をお招きして講義・演習を行いました。
稲垣先生には、この数年、旧厚木商業の人権教育研修会でお世話になっていました。稲垣先生は、“自分が学生だったら”という視点を持って、日ごろから大学で授業を展開されています。ジェスチャーというレベルを超えた迫真の演技を交えながら、記憶に残る講義をしていただき、私たちも新しい知識を得たり、新たな視点でものを考えたりする機会にすることができました。
速報 弓道部 団体で男女が関東大会、女子が全国大会に出場が決定‼
10月27日(日)に行われた全国・関東選抜弓道県予選大会において、女子団体Aチームが優勝し、関東選抜大会(東京都)、全国選抜大会(三重県)に出場することが決まりました。また、男子Aチームも準優勝し、関東選抜大会へ出場します。
10月27日(日)に第1回学校説明会、体験授業、部活動体験を実施しました。当日は、2部構成で中学生230名、保護者213名の参加があり、参加した方々からは、「先生方が詳しく科別に話してくださって、どのような学校なのかを知ることができてよかった。」、「生徒が司会進行を行っていて、社会に適合できるような教育をされているんだと実感できました。」などの声が多数聞かれました。
10月28日(月)には、中学校の教員・学習塾を対象に学校説明会を実施しました。新校としてスタートした本校の取組の様子など、より正確な情報を伝えることで進路指導に役立てていただくことを目的に実施しています。
第2回学校説明会は、11月16日(土)に予定しています。この日は公開授業も実施します。生徒の学習の様子などをご覧になれる貴重な機会ですので、本校に関心のある中学生のみなさんには、ぜひご参加いただきたいと思います。なお、お申し込みは、すべて事前予約制としていますのでご注意ください。
10月10日(木)、15時00分より16時30分まで、「第1回デュアルシステム懇話会」を行いました。
本校の総合ビジネス科では、「総合的な探究の時間」の代替科目として「課題研究」を中心に探究を軸とした学びの実践を行っています。
厚木王子高校では、産業都市の地の利を生かし、厚木市商工会議所、神奈川県産業労働局産業振興課などの協力のもとで、「地域の産業を支える担い手を育成するための学校外教育活動」という位置づけをより鮮明にして、地元の企業等を受け入れ先とし、探究活動を実施しています。
今回も連携企業の参加のもと、現時点の進捗(しんちょく)状況と今後の計画について、情報や意見交換を行いました。
課題研究については、商業科の教員のみで実践してきた経緯がありますが、コーディネーターを介して共通教科の教員を交え教科横断的な取組とする仕掛けが必要となります。総合ビジネス科で学ぶ基礎知識・専門知識・技術は、産業界において必要とされるものであり、本校では、商業教育を共通教科・科目でも取り込むカリキュラムマネジメントにより学校運営をしています。
参加された企業の皆さまから、日ごろの生徒たちの学習の様子を伺いました。中でも「税理士法人きらり」の税理士澤井由式様の「自分たちが楽しんで(デュアルシステムの学習を)やっている」というお話がとてもありがたく、印象的でした。
今年の「テーマは【1st Fsetival ~新たなに始まる伝説~】です。このテーマには、いうまでもなく再編統合により誕生した厚木王子高校で、今までとは異なる、本校ならではの特徴を生かした文化祭にしたい」という生徒や教員の思いが込められています。
ポスターには、厚木王子の制服(現1年生)に加え、厚木東、厚木商業高校の制服を着た生徒が、それぞれ同じ方向に向かって走り出す情景が描かれています。
記念すべき第1回の王華祭は、王子高校の生徒にとって楽しく、そして学びの深い行事になりました。
先週までの猛暑は影を潜め、気温も下がった分、過ごしやすくなりました。そしていよいよ厚木王子高校として最初の文化祭「王華祭(おうかさい)」が近づいてきました。
王華祭は両日ともに「一般公開」とします。新校として生徒間の交流を更に高め、普通科・総合ビジネス科の特徴をいかした企画を創り上げることで、表現力や創造力を伸ばすことを目的に実施します。
今回の特徴の一つとして、キャッシュレス決済を導入し「PayPay」での支払いもできるようにします。おつりの準備や現金管理リスクの低減、さらに総合ビジネス科も併置する本校としては特に金融リテラシーの向上も可能とする取組です。金券(一部現金のみ利用可の出展もあり)も併用しながら運営します。
学校説明のブースもありますので、中学生のみなさんも質問などがあれば気楽にお立ち寄りください。
早いもので、令和6年度も折り返し地点に差し掛かっています。2学期がはじまり、すでにひと月が経ちますが、いろいろなことがありました。
中学校のPTAによる学校見学、商業活動研究委員会の総会、本校と連携する湘北短期大学教授による出前授業、民間企業の外部講師によるDX人材育成に関する講義、前回紹介した部活動壮行会などをまとめて画像で紹介します。
このあと月末には「王華祭」が控えています。放課後に残って準備を始める生徒も日を追うごとに増えています。中には、連日のように展示・発表の相談に校長室を訪れる生徒もいます。学習活動や部活動、学校行事などを通して生徒の成長を感じ取り、うれしく思っています。
これからも、地域のみなさんにも本校の日常や取組をお伝えしたいと思います。
吹奏楽部が8月に川崎市で開催された神奈川吹奏楽コンクール高校生の部B部門で金賞を獲得し、東関東吹奏楽コンクールへの出場を決めました。また、マーケティング部・商業活動研究委員会マーケティング研究部が8月に県立青少年センターで開催された県内の予選で優勝し、関東ブロック高等学校生徒商業研究発表大会に出場しました。いずれも普通科・総合ビジネス科、2つの学科の生徒によるチームでの出場となります。
再編統合によって、生徒の交流が進み部員数も増えましたが、ここまで来るのに大変な努力を積み重ねてきたことと思います。一つの目標に向かって挑戦をし続けることは容易なことではありません。時には目の前に立ちはだかる壁のようなものにプレッシャーを感じたこともあったはずです。
目標を達成するために粘り強く続けてきたこと、仲間と励まし合いながら取り組み絆を深めてきたこと、いろいろな思いがそれぞれの生徒にあると思います。そんな思いを胸に、大会では最高のパフォーマンスを発揮できるよう全校で応援しました。
8月23日(金)午前に、7月に完成し8月に引っ越しをほぼ終えたばかりの新商業教育棟で開催しました。
6年の歳月をかけて準備を行い、この4月より開校した本校にとって自校で開催する初めての学校説明会となります。480名の収容が可能な「さつきホール」で学校説明を2展開で行った後、4つの会場に分かれて体験授業を行ったり、新校舎の見学、部活動体験を行ったりしました。
今回は、体験授業ということもあり、総合ビジネス科に関心のある中学生の方が多く参加されたように思いますが、400名ほどの参加がありました。
説明会のプログラムには、普通科・総合ビジネス科の生徒合同チームによるプレゼンテーションもあり、本校の学びの成果の一部をお伝えすることができたと思います。
参加者アンケートからは、「生徒さんによる実演がとても良く子どもも飽きることなく最後まで説明に聞き入っていた。」「普通科の科目に加えて商業科目のことについても勉強ができるのですごいと思った」などということばをいただきました。今後の励みと参考にしていきます。参加されたみなさま、ありがとうございました。
8月21日(水)、22日(木)に商工高校で「サマーキャンプ2024」を開催しました。
この取組は、社会人として必要なスキルを身につける学習の一環として「英語を使って楽しむ、友だちを作る」という目的のもと、商業設置校で例年行われていた宿泊を伴う行事でしたが、コロナ禍で形態を大きく変更し、現在では日帰りで行う行事としています。厚木王子、相原、平塚農商、商工から初日は7名の生徒が参加し、東京学芸大学の学生5名をTA(ティーチングアシスタント)に、柏木実業専門学校から留学生を招き実施しました。
昨年度は厚木市七沢の施設で実施しましたが、日帰りにしたことに伴い舞台を学校に移しました。
緊張感が強く漂う中で始まりましたが、英語で自己紹介を繰り返しながら緊張感をほぐし、4グループにわかれて英語の歌詞を覚えて歌いました。次にミニプレゼンテーションの勉強として、「主張、その理由、まとめ」というフレームで各自のスマホに記録している1、2枚の写真で自己紹介をする練習をしました。
単にプレゼンをするだけではなく、メンバーから受けた質問にもボディランゲージも含めて答えようと奮闘していました。思っていた以上に会話が弾んでいることに驚きを感じました。
ランチの間も日本語の使用は禁止で過ごし、午後は英語のしりとりでスタートしました。4グループに分かれて、3分の中でスペルを間違えないでいくつ出せるか競いました。54語という記録が出て参加者全員を驚かせていました。
初日の最後はプレゼンテーションでしたが、どのチームも工夫を凝らした素晴らしいものに仕上がりました。
7月10日(水)に,いせはらサンシャインスタジアムで第106回全国高等学校野球選手権神奈川大会の2回戦が行われました。厚木王子高校野球部は藤沢工科高校・深沢高校連合チームに勝利し,3回戦進出を果たしました。
初回に守備の乱れから先制を許したものの,先発の安齋さん(2年)が粘りの投球を見せ,相手に流れを渡さず,9回裏の攻撃を迎えました。
1-4と3点ビハインドの9回裏,先頭の深瀬さん(3年)と森屋さん(3年)が四球を選ぶと,4番で主将の鈴木さん(3年)がレフト線へのタイムリー2塁打を放ち,1点差に追い上げました。その後,榊原さん(1年)が満塁から冷静に押し出し四球を選び,同点に追いつくと,この試合ヒットを放っていた西郷さん(1年)が,タイムリーヒットを放ち,逆転サヨナラ勝ちで熱戦を制しました。
勝利後,いせはらサンシャインスタジアムには本校の新たな校歌が轟きました。次戦は,7月14日(日)にサーティーフォー相模原球場にて東海大相模高校と対戦いたします。初勝利の勢いそのままに,野球部の歴史をさらに「継」いでいけるよう,皆さんご声援よろしくお願いいたします。
7月3日(水)17時に、厚木市役所第二庁舎16階でソフトボール部が山口貴裕市長を表敬訪問し、7月22日から長崎県大村市で開催される令和6年度全国高等学校総合体育大会ソフトボール競技大会出場の報告をしました。
「厚木愛」に満ちた市長から激励のことばをいただきました。歓談の時間では一人ひとりの選手たちが市長からの質問にこたえながら全国大会での健闘を誓いました。
初戦の相手は、石川県代表金沢高等学校です。過去の全国大会で対戦経験もある相手ですが、今回は能登半島地震からの復興という地元の願いを背に戦いを挑んでくると思います。
どこも強豪で楽に勝たせてくれるチームはないと思いますが、一つひとつの試合を大切にして、自分たちのベストを尽くすことができるように取り組んでまいります。厚木王子として初の全国大会となります。みなさまの応援をいただきますよう、よろしくお願いします。
6月24日(月)~27日(木)に、第2期生が沖縄修学旅行を実施しました。
高校時代最大のイベントの一つといえる修学旅行。普通科と総合ビジネス科、合計9クラス規模で行う旅行は、旅行業者のパッケージ商品ではなかなか味わえない感動深い体験となりました。
沖縄には、日本「本土」では見られない独特の文化や歴史、自然環境があります。その独自性は、日本国内のどの地域よりも強いと言えます。なぜ、そうした独自の文化が発達したのか、とても興味深いものがあります。
【行程の概要】
第1日 「平和学習」
●沖縄県平和祈念資料館⇒ひめゆり平和祈念資料館⇒がま体験(中止)
第2日 「コース別体験学習(個人でコースを選択)」
●マリン体験コース(シュノーケリング、ドラゴンボート等)
●カヌー体験コース(カヌー体験・マングローブ観察)
●サイクリングコース(屋我地島)
●もとぶ元気村体験コース(ドルフィンガイドツアー、紅型)
●文化体験コース
第3日 「コース別体験学習(クラスでコースを選択)」
●(例)ブセナ海中公園、古宇利ビーチ、フルーツランド、美浜アメリカンビレッジ等
第4日 「班別自主見学」
●那覇国際通り班別自主見学
学べば学ぶほど修学旅行は楽しくなります。「慰霊の日(6月23日)」の翌日からの訪沖には、自然や異文化体験に加え、理不尽な戦争が引き起こす悲劇や平和の尊さ、基地の負担に苦しむ沖縄の人々など沖縄の現在までの状況に関する理解を深めるというねらいがありました。
七夕が近づいてきました。小学生の時に近隣で笹を分けてもらい、七夕飾りを作った経験のある人も多いことと思います。旧厚木商業校舎の中庭には竹林がありますが、県内の高校で庭に竹を植えている学校は少ないと思います。
ところで、伝説で年に一度、七夕の日に会うと言われている彦星と織姫のことはみなさんご存じだと思います。でも実際は、わし座の彦星(アルタイル)と、こと座の織姫星(ベガ)の距離は、15光年も離れています。これでは、伝説にあるように一晩のうちに「二人」が会うことはとても困難であることがわかります。プラネタリウムなどで星座を学んだ人は、聞いたことがあるかもしれません。ずいぶんとロマンのない話だと憤慨(ふんがい)される方もいるかもしれません。
ところで、この星座間の距離は、どのようにすれば測定できるのでしょうか。これは、みなさんが数学で学ぶ「三角比、三角関数」で導き出すことができます。古代エジプトでは、ピラミッドの建設に必要な計測を、直角三角形を利用して測量していたと聞いたことがあります。星までの距離も、地球の公転半径を利用して巨大な直角三角形を描くことで測量していたようです。
数学科の教員に尋ねると、もっと詳しく教えてもらえると思いますが、自分でいろいろと調べても面白そうですよね。数学は、物事を論理的に整理したり、学んだことを生活の中で活用できたりするところに私は面白さを感じます。
6月15日(土)に、横浜商業高等学校で第40回簿記競技大会神奈川県予選会が行われました。厚木王子高校は、団体優勝を果たすとともに、個人の部では岡野さん(3年)が準優勝するなど優秀な成績を収め、全国大会への出場が決まりました。
さらに個人の部では、第3位に鴨志田さん(3年)、第4位に佐久間さん(2年)、第5位に丸田さん(2年)、第6位に平山さん(3年)、第7位に下河さん(2年)が入賞するなど、日頃の成果を発揮することができました。全国大会は、7月24日(水)千葉商科大学(千葉県市川市)で行われます。
また、これに先駆けて、6月2日(日)に藤沢翔陵高等学校で行われた第71回全国高等学校ビジネス計算競技大会神奈川県予選会において、珠算・電卓部が珠算の部、電卓の部ともに団体優勝し、全国大会出場を決めました。
個人の部では、珠算の部において柳田さん(1年)が総合競技・種目別応用計算とも優勝、伊藤さん(1年)が総合競技2位となりました。また、電卓の部では、総合競技において平山さん(3年)が優勝、田村さん(3年)が2位、山本さん(2年)・岡田さん(2年)・平野さん(2年)が3位、北村さん(3年)が佳良賞、種目別応用計算では田村さん(3年)が優勝とそれぞれ入賞しました。
なお、全国大会は、7月30日(火)に横浜武道館で開催されます。
前々回紹介したソフトボール部に続き、簿記部、珠算電卓部も全国制覇を目指して全力を尽くします。みなさん、応援をよろしくお願いいたします。
特に商業の競技大会については、中学生時代には部活動に所属していなかった人、高校から部活動を始めた人でも、努力次第で全国大会に出場するチャンスがあります。中学生の方は、学校選びの参考にしていただけるとありがたく思います。
6月9日(日)に、荏田高校のグラウンドで全国総体県予選ソフトボール競技の決勝戦が行われました。春季大会準優校の光明学園相模原高校を破り決勝まで進出してきた横浜清風高校を相手に、初回から得点を積み重ね、8対1のコールドゲームで全国大会出場を決めました。
緊張で張り詰めた雰囲気の中で試合は始まりました。2回には相手の連打で1点を失いはしたものの、ピッチャー小澤さんの力投にこたえるようにチーム全員で粘り強く守り抜き、それ以降は相手に得点を許しませんでした。
令和6年度の全国総体は、長崎県大村市総合運動公園で7月22~25日の期間に開催されます。新生厚木王子ソフトボール部は、初の全国制覇を目指して全力を尽くします。みなさん、応援をよろしくお願いいたします。
また、ビジネス計算競技大会において、珠算電卓部、簿記部がそれぞれ「珠算の部」「電卓の部」で県予選を勝ち抜き、団体優勝を果たしました。また、情報処理競技大会では、団体3位入賞、個人でも中嶋さん(3年)が入賞し、千葉商科大学で行われる全国大会へ出場します。みなさんには改めて、この紙面で紹介をする予定です。
5月18日(土)に、旧厚木商業校舎視聴覚室で、PTA総会を開催いたしました。
両校のPTAの統合については、昨年度から本部役員の方々を中心に調整を進めていただいておりました。この総会で、PTA新役員や規約、各種事業計画、予算などが原案通り承認されました。昨年度卒業学年の役員の皆様方には、特に大変なご苦労をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
本校は、学習面はもちろん部活動をはじめ「教科外活動」でも頑張る学校を目指していきたいと考えています。少人数であったり、結成したばかりの部活動であったりしても、それぞれの目標を達成することで充実感を得られることが大切だと私は思っています。そのような中で、弓道部は団体の部で男女がそろって、またソフトボール部も関東大会に出場が決まりました。新校1年目として成果を出せたことを大変うれしく思っています。
商業教育棟の引き渡しは7月、引っ越しは8月で2学期より旧厚木東校舎で基本的には学習活動を行います。また、旧商業校舎は引っ越し後閉鎖し、仮設校舎は取り壊す予定です。その後グラウンドの状態に戻して、当面の間は体育や部活動で利用できるようにする計画です。
学校の取組は、HPでも発信して参りますので、引き続き応援を頂きますようお願いいたします。
5月13日(月曜日)に、学校法人ソニー学園湘北短期大学との教育交流協定を結びました。湘北短期大学は、地元厚木市にある学校として、厚木東高校、厚木商業高校の卒業生が、毎年大勢お世話になっていますが、本校の校名変更に伴う協定締結となります。
「社会でほんとうに役立つ人材を育てる」というコンセプトのもと、時代性を考慮し実践的でユニークな授業を展開するため自らを変化させようと新たな取組を計画されています。総合ビジネス・情報学科、生活プロデュース学科、保育学科で学ぶ卒業生の中には、学業成績も大変優秀な学生もいて総代を務めた者もいるという話を聞き、大変うれしく思いました。
新型コロナが5類へ移行して1年が経過しました。学校行事などは「フルスペック」の状態に戻りましたが、一人1台端末や電子黒板などに代表されるIT化など、教育を取り巻く環境は急激に進み、最新の技術を活用できる外部人材の開拓は大きな課題となりつつあります。
今後、両校の学校間連携を進めながら知識や技術面だけではなく、情報活用力やコミュニケーション能力を含めた「人間力」を育てていくという点でも協力を深めていきたいと考えています。
5月31日(金曜日)に統合後初の体育祭を控え、応援合戦の練習にも熱が入っています。連休後半は気温の高い日が続いていますが、赤・黄・青組の3チームに分かれた生徒が朝から集まり、それぞれの場所で工夫を凝らした応援ダンスの練習をしています。
また、このゴールデンウイーク中に各競技で関東大会県予選会が行われています。野球、サッカー、ハンドボール、ソフトテニス、バドミントン、バレーボール、吹奏楽、珠算・電卓、簿記部など、どの部活動も精力的に活動していますが、弓道部、女子ソフトボール部が関東大会に出場することが決まりました。
弓道部は、男女そろって団体の部で関東大会出場という快挙を成し遂げ、ソフトボール部は全勝で関東大会出場を決めました。
関東大会は、女子ソフトボールは6月1~2日に千葉県で、弓道が6月7~9日に栃木県で開催されます。厚木王子高校としての最初の関東大会となります。全校で応援したいと思います。地域の皆様も応援をお願いいたします。
〇ソフトボール部より
「2年13人、1年3人計16人のチームで、人数が決して多いわけではありませんが、全選手が自分の役割を果たし、優勝を掴み取りました。関東大会は、5月31日(金曜日)開会式、6月1日(土曜日)2(日曜日)に、千葉県千葉市で開催されます。今後もインターハイに向けてがんばりますので、応援のほどよろしくお願いします。」
〇弓道部より
「今年度の関東大会から、試合形式が3人制から5人制に、新たに個人上位5位までが本戦出場と、ルールが大きく変更された大会でした。それに伴い、団体出場校の枠も4校から3校になり、厳しい戦いが予想されましたが、日頃の稽古を信じ、大崩れすることなく、男子準優勝・女子第3位という結果を収めることができました。
男女団体揃っての出場は1993年以来30年ぶりとなります。優勝を逃した要因と真摯に向き合い、インターハイ予選・関東大会本戦と更なる飛躍を目指します。応援のほどよろしくお願いします。」
厚木王子高校の中庭には池があり、鯉が15匹ほど泳いでいます。「厚木東高等学校創立百周年記念誌」によると、この池を含む中庭庭園は、昭和42年6月に創立60周年記念事業として、旧厚木東高校の同窓会「常磐会」から寄贈されたようです。池の「希望」と題する少女像は、東京芸術大学の山下教授による作品です。
水質はろ過装置によって良好に保てるようにしてあります。また、池の周辺の植栽は、PTAの環境委員会に担当していただき、季節感を感じさせるとともに生徒たちにとっては憩いの場になっているようです。
なお、鯉の餌に係る費用は、現在も同窓会費用から支出していただいています。鯉のえさやりという大変責任のある役割は、校長が担当しています。
桜や楓、びわの木や竹林など「和」のテイストがある旧厚木商業校舎の中庭とは、対照的な印象があります。商業教育棟の工事も順調に進んでいますが、画像で公開できるまでにはもう少し時間がかかります。今後も機会を見て、施設に関する情報もお伝えしていきたいと思います。
GWに入り、部活動では関東大会県予選会などが始まっています。
厚木王子高校では、学科併置校として、普通科と総合ビジネス科の2つの学科の生徒が、同じ目標を目指してそれぞれの部活動で頑張っています。
部活動は、異なる年齢との交流の中で、生徒同士や教員と生徒等の人間関係の構築を図ったり、生徒自身が活動を通して自己肯定感を高めたりすることができる活動です。
運動部に関しては、スポーツがもつ様々な良さを実感できたり、自分の適性等に応じて、生涯にわたるスポーツとの豊かな関わり方を学ぶこともできたりします。
厚木王子高校は、旧東高校と旧商業高校が統合されたことで運動部、文化部の種類も増え、さらに簿記部やマーケティング部など、専門学科設置校の特色を生かした部活動もあります。もちろん、普通科の生徒も参加できます。
4月16日(火曜日)、旧商業校舎視聴覚室で、総合ビジネス科1年生を対象に言語文化の授業で「人形浄瑠璃特別講座」が行われました。
人形浄瑠璃部が創設された経緯や、「相模人形芝居」の歴史と、その流れをくむ人形浄瑠璃の人形の構造や一体の人形を三人で動かす「三人遣い」による所作の操作など、入門講座として初心者にもわかりやすいお話を聞くことができました。
講師は、「あつぎひがし座」代表の林田洋子さんをはじめ、同座員の4名の方が務められました。伝統芸能の普及のために部活動の指導にもご尽力されています。興味がある生徒は、ぜひ見学に来てください。
4月13日土曜日、旧商業校舎視聴覚室で、「PTA役員新旧顔合わせ」が行われました。
5月に厚木王子高校として初めてのPTA総会を行うにあたり、新役員、規約や会費、PTA事業などの具体について調整を行いました。昨年度から、長い時間をかけながら調整を進めてきましたが、両校にとって「あたりまえ」に思っていたことがそうではなく、擦り合わせが必要となることも多くありました。本部役員や常置委員の委員長・副委員長にはご苦労をおかけしましたが、検討を重ねてきた結果、一つひとつの事柄が新しい取組みとして決まり始めています。
神奈川県の県立高校改革2.期実施計画により、厚木東高校、厚木商業高校が再編・統合され、厚木王子高等学校として開校いたしました。
本校は、普通科と総合ビジネス科の併置の特色をいかした多様な科目配置等により、実社会を生き抜く力を育むための幅広い学びの実現を図ることを目的とし、地域における新たな高校としてこれからの社会に貢献する人材の育成を目指します。
そこで、学校の取組みを、生徒・保護者に加え広く地域に発信していきたいと思い、「王子VOICE」として様々な情報をお届けすることにいたしました。
今回は、4月9日(火曜日)に行った「対面式」と「新入生歓迎会」の様子をお届けすることにいたします。当日の午前は雷雨に見舞われたため、「対面式」は予定を変更して会場を2か所に分けてオンラインで実施しました。
また、午後の「新入生歓迎会」では、各部の部員が工夫を凝らした演技などを披露し、大変盛り上がった1日となりました。