更新日:2025年12月1日
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11月8日(土)、酒匂川スポーツ広場で開催された「令和7年度神奈川県高等学校秋季新人ソフトボール大会 兼 全国高等学校ソフトボール選抜大会神奈川県予選会」の決勝戦において、光明相模原高等学校をタイブレークの末に破り、来年3月に大阪で開催される全国選抜大会への出場を決めました。今夏、全国制覇を果たしたチームの3年生が引退し、1・2年生10名で編成された新チームで臨み、激戦を制しました。
また、弓道部は「神奈川県高等学校弓道新人大会」(女子の部)において、女子団体Aチームが第3位に入賞し、来年3月に茨城県で開催される第25回東日本高等学校弓道大会への出場を決めました。なお、女子個人の部では、2年生の酒井さんが優勝、深石さんが第8位に入賞しました。
さらに、吹奏楽部は、アンサンブルコンテストの地区大会で、木管五重奏・打楽器五重奏の両チームが出場し、いずれも金賞を受賞しました。なお、打楽器五重奏は12月に開催される県大会への出場が決定しています。
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| ソフトボール部(1,2年生のチーム) | ソフトボール新人大会表彰式 |
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| 弓道部 | 吹奏楽部 打楽器五重奏のチーム |
11月19日(水)、国立教育政策研究所の協力依頼を受け、「教育課程実践検証協力校」として研究授業を実施しました。今回は、「生成AIを活用した授業」を3科目で実践し、学習の実現状況を把握するための参考資料、学習指導における指導案、教育データの測定・分析のために開発した成果物等の資料を国立教育政策研究所に提供しました。
社会に開かれた教育課程の実践を目指す本校は、専門性を有する外部講師と連携した実践的・体験的な教育活動を展開しています。今回は、総合ビジネス科の授業を主体に行いましたが、今後は、普通科の学習への応用につながる研究を深めることが課題となります。
今回の研究授業は、文部科学省のDXハイスクール採択校(本校は、県内の県立高校としては唯一のプロフェッショナル型)としての実験的な取組でもあり、新聞社からも取材を受けました。
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| ビジセス基礎(1年) | プログラミング(2年) |
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| 情報処理(1年) | 授業後の振り返り(合議会) |
11月12日(水)の「英語コミュニケーションⅡ」において、2学年総合ビジネス科の生徒を対象に国際交流会を実施しました。
かながわ国際交流財団の協力のもと、YMCA健康福祉専門学校日本語学科の学生を本校に招待しました。
本交流会には約30名の留学生を迎え、互いの国の文化を紹介し合う貴重な機会となりました。交流の始まりは緊張からやや堅い雰囲気でしたが、次第に打ち解け、笑顔と活気にあふれる会となりました。
特に印象的だったのは、生徒たちの積極的な姿勢です。指示を待つことなく、自ら留学生の輪に入り、身振り手振りを交えながら懸命に説明したり、会話をリードしたりしていました。言葉の壁を乗り越えようと奮闘する姿は、国境を越えた友情が芽生える瞬間を見事に示していました。
この交流を通じて、生徒一人ひとりが異文化理解の重要性と、臆せずコミュニケーションを取る大切さを肌で感じることができたと実感しています。今回得た世界に開かれた視野を持ち続け、今後の学習や生活に活かしてほしいと思います。
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| 鶴の折り方を教えている様子 | 留学生の母国について聞いている様子 |
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| 留学生の母国について聞いている様子 | かるたをしている様子 |
11月6日(木)、13時より厚木市文化会館で開校記念式典を挙行しました。本校は、開校後すでに1年と7か月余りが経過していますが、神奈川県教育委員会教育参事監、厚木市長、県央地区高等学校長をはじめ、多くのご来賓の皆様方とともに新たな門出を迎えることができました。
厚木東高校と厚木商業高校の再編・統合により昨年度に誕生した本校は、「地域とともに、未来を拓く人材の育成」を教育目標に掲げ、今後も学習、部活動等々、様々なことに挑戦し続けます。
AIをはじめとする新たな技術の進展は、学びの在り方や働き方に大きな変化をもたらしつつあります。社会の変化が加速度的に進み、先行きの見通しが立てにくい時代にあっては、地域のヒト・モノといった資源を活用し、教育を学校という枠組の内側にとどめることなく、その目指す方向性を社会と共有し、連携しながら実現をはかることが、これまでにも増して重要となります。これからも厚木王子高校は、地域との連携を大切にしながら歩みを進めてまいります。
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| 校長挨拶 | 厚木市長挨拶 |
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| 生徒会長挨拶(3年鈴木さん) | 学校沿革説明(3年米本さん、堀野さん) |
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| 校章紹介(1期生 亀崎さん) | 校歌紹介(作詞者石井さん、作曲者山本さん) |
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| ソフトボール部全国大会優勝報告 | 筝曲部「虹色の風」 |
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| バトントワリング部「Follow Me」 | ダンス部「IS THIS LOVE」 |
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| 吹奏楽部による演奏 | 全員で校歌を合唱してフィナーレ |
2年家庭総合、3年家庭総合の授業で、みずほ銀行フィナンシャルグループの方を講師に迎え、「お金との付き合い方、得る、蓄える、使う」「トラブル事例」をお話いただきました。
「もし銀行口座を売ってしまったら...闇バイトに応募してしまったら...投資をギャンブルにしないコツ」など、リアルなお話を聞け、生徒たちはまもなく成人として責任ある立場になるという自覚を深めることができました。
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| 金融機関による金融授業 | 大学教授による出張授業風景 |
また、10月24日(金)の「総合的な探究の時間」に、普通科2年生が上級学校の授業を体験しました。文系・理系に分かれて専門的な話を聞きました。内容が高度ではあったものの、高校生にも興味が持てるよう噛み砕いて講義していただき、知らないことを知り、理解する面白さを体感しました。
| 理系 | 西野 光一郎 教授 (東洋大学 生命科学部 生体医工学科) |
| 【講義】 「ヒトiPS細胞 × AIのはなし」 | |
| 文系 | 大野 寿子 教授 (東洋大学 文学部 国際文化コミュニケーション学科) |
| 【講義】「『グリム童話』をドイツ文学・文化のなかで捉えなおす」 (ドイツ語にも少し触れてみる) |
10月23日3,4時間目に、緑ヶ丘幼稚園と林幼稚園の2,3,4歳児クラスの園児さん約100名が、厚木王子高校にどんぐり拾いに来校しました。3年選択授業「保育基礎」選択者18名で、旧商業高校のグラウンドを案内して、まつぼっくりを拾ったり、どんぐりをひろったり、一緒に秋をみつけて楽しみました。
雨の日が続いた中の貴重な晴れ間を、広いグランドでさわやかな空気を一緒に満喫し、最後はみんなで手をつないで、幼稚園までお散歩しました。
園児さんは夢中でどんぐりをひろったり、大きな水たまりで水遊びしたり、元気いっぱいでした。厚木王子高校の生徒たちは、園児さんを迎えるにあたって、危険な場所を事前に確認したり想定されるトラブルを考えたりして、想像力を働かせ準備をすすめ、一緒にどんぐり拾いの活動をすることでそれぞれに学びがありました。
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時折雨の降る、足下の悪い中でしたが、第2回学校説明会を行いました。
中学生・保護者併せて400名強の参加がありました。部活動見学は、雨天のため外で活動している運動系部活に活動場所変更や中止がありましたが、熱心に見て回る中学生・保護者の姿が見られました。
次回は、11月15日(土)に学校説明会と部活動体験を併せて行います。なお、学校説明会の内容は今回と同じになります。詳細については、近日中にホームページで発表します。
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| さつきホールでの説明会の様子 |
参加者多数のため、サテライト会場でも実施しました(普通科3年の教室を使用しています) |
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生徒によるプレゼンテーションもご覧いただきました |
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令和7年10月17日(金)、中間試験終了後に「地域貢献デー」として清掃活動を実施いたしました。生徒たちは緑ケ丘小学校周辺、福伝寺付近、林神社周辺道路、本校周辺道路、緑ケ丘さくら公園、旧商業高校周辺など、地域の各所に分かれて清掃を行いました。活動開始前には、掃除用具を手分けして準備し、各自が道具を持って担当区域へ移動しました。活動中は仲間と協力しながら黙々と作業に取り組み、落ち葉やごみを丁寧に拾い集める姿が見られました。限られた時間の中でも、地域をきれいにしようという意識を持って真剣に取り組む様子から、生徒一人ひとりの責任感と公共心の成長が感じられました。活動後はごみの分別や用具の返却も丁寧に行い、最後まで意欲的に参加する姿が印象的でした。この活動を通じて、生徒たちは地域とのつながりを実感し、自分たちの行動が社会に良い影響を与えることを学ぶ貴重な機会となりました。今後もこうした取り組みを継続し、地域に根ざした学校づくりと、生徒の健やかな成長を目指してまいります。
| <活動中の生徒の様子> | |
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10月16日(木)13時30分より、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、生徒が学習活動を通じて「どのような力を身につけたか」という成果を捉える視点から、ICT端末の効果的な活用方法について研修を行い、授業改善に取り組むことを目的とした「授業改善研修会」を実施しました。
研修内容は次の通りです。
(1)Canvaの活用(ロイロノートとの連携)
(2)ロイロノート:シンキングツールの活用
し、効果的な利用に向けた意見交換を行いました。
(3)ミライタッチ(電子黒板)の活用 + AIテキストマイニングの活用
当日は、ICT支援員の宮川さんのご協力のもと、参加者一人ひとりが学びを深めることができました。このように、厚木王子高校の教員は、日々研修と修養に努めています。
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| ロイロノート・シンキングツールの活用 | Canvaの活用 |
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| 電子黒板・AIテキストマイニングの活用 | 進路主催で保護者対象のマネープランニングも開催しました |
10月6日(木)に令和7年度の生徒会役員選挙が行われました。
今回は、会長・副会長は定員を超える立候補者が集まったため決選投票、書記・会計は定員通りの立候補者が集まり信任投票となりました。昨年以上の立候補者が集まった結果、選挙は緊張感のあるものとなりました。立候補者たちは、「今よりもっと学校を良くしていきたい!」という強い気持ちがあふれた熱意ある演説で支持を呼びかけていました。全ての立候補者が演説を行った後、各クラスで投票となりました。
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| 立会演説会はさつきホールのステージを使いました | 生徒は教室にて視聴しました |
放課後には、開票作業が行われ、新役員が決定しました。
10月23日(木)の生徒総会が、新役員としての初仕事になります。新生徒会役員を中心に、全校生徒が一致団結して学校全体を活性化し、厚木王子高校に新しい風を吹かせてくれることを期待しています。
9月26日(金)の「総合的な探究の時間」で、2学年普通科の生徒を対象に大学から講師を招き実施しました。
文系を志望している生徒は、東海大学観光学部観光学科 小谷恵子准教授による「地域活性のためのマーケティング」、理系を志望している生徒は東洋大学総合情報学部総合情報学科 塩谷隆二教授による「AIとスーパーコンピューターが拓く未来」について、それぞれ講義をしていただきました。専門的な内容をわかりやすく解説していただき、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。進路や将来を考えるうえで大変有意義な時間となりました。
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| 文系志望生徒への講義の様子 | 理系志望生徒への講義の様子 |
本校は、昨年度よりDXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)採択校として、デジタル人材の育成や文理横断的な学びの推進などにより、探究的・実践的な学びを強化し、課題解決力を養おうとしています。それに伴い、高等教育との接続を意識した教育内容の充実を図るために、外部の機関と連携しています。
今回は、「課題研究」のデュアルシステムで連携する企業の方も交えて、9月24日(水)15:00より、懇話会を実施しました。参加された企業の方々から、学習の進捗状況や課題などの説明を受け、今後に向けた学習活動に向けた調整を校内で図ることとなります。
DXハイスクールは「デジタル人材育成」に特化した、実践的かつ未来志向の教育改革です。他の施策が環境整備や特定分野に偏る中、DXは学びの質と進路の可能性を広げる点でユニークな取組みと言えます。進路の多様化と高度化につながるものとして、引き続き探究活動を通じて地域社会の課題解決に取り組む力を育成していきます。
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| オンライン参加も含めて開催しました | 野村證券株式会社厚木支店長清水智史様 |
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| オンラインで会議に参加された「NPO法人未来の担い手支援機構」理事長の石橋卓郎様 | 学習塾の運営やインターネット教育コンテンツなどの開発を手がける株式会社スプリックスの島貫良多様 |
9月20日(土)18:00より、厚木アーバンホテルにて、ソフトボール部の全国総体優勝を祝う報告会・祝勝会が開催されました。
当日は、厚木市長・山口貴裕様をはじめ、衆議院議員、神奈川県議会議員、厚木市議会議員の皆様を来賓としてお迎えし、選手・保護者、関係者を含む約100名が参加しました。
「厚木王子」として初の全国制覇という快挙は、選手一人ひとりのたゆまぬ努力はもとより、顧問・インストラクターによる熱心な指導、保護者の皆様の暖かな、ご支援そして地域の皆様の力強い応援の賜物であり、学校としても大きな誇りです。
再編統合後、生徒たちは2つの学校の伝統を受け継ぎながら、新たな歴史を着実に築き始めています。
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| 渡邊主将のあいさつ | 山口市長からお祝いのことばをいただきました |
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| 顧問の秋山先生、長﨑先生へ花束の贈呈 | 地域の方々からお祝いの花が届きました |
9月20日(土)10:00から、本校のさつきホールで、地域の皆様の「敬老の集い」が行われました。お子様も含め、120名ほどの方が参加されました。
地域貢献を大切に考える学校として、地域との交流により世代間の理解や共感の心、思いやりの心を育み、地域とのつながりの意識を醸成することを目的に部活動による演奏・演技を披露しました。プログラムは次のとおりです。
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時間 |
プログラム |
備考 |
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10:00~10:15 |
開式 |
開会セレモニー |
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10:15~10:45 |
吹奏楽部 |
演奏(曲:川の流れのように、見上げてごらん夜の星を 浜辺の歌、フィンガー5コレクション 他) |
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11:00~11:15 |
人形浄瑠璃部 |
演目:「二人三番叟」 |
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11:20~11:35 |
演劇部 |
演劇(題:ロミオVSジュリエット) |
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11:40~11:50 |
筝曲部 |
演奏(曲:桜、虹色の風) |
昇降口付近のスペースでは、地元の和菓子店「御菓子司 山形屋」様のご協力をいただき開発した商品(ねりきり)の販売も行いました。
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| 吹奏楽部による演奏 アンコールを含め5曲を演奏しました | |
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| 人形浄瑠璃部「二人三番叟」 | 演劇部「ロミオVS ジュリエット」 |
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| 筝曲部「桜」、「虹色の風」 | 地域の皆様に感謝の気持ちをお届けしました。 |
9月6日(土)~7日(日)で第2回王華祭を開催しました。今年のテーマは【2nd impact~全開パッション 解き放て~】です。このテーマには、内に秘めた力を解き放ち、新たな自分に出会うという生徒たちの願いが込められているように思います。
公開前日には、台風の影響で準備も十分にできないトラブルがありました。ほかにも想定していなかった苦労があったことと思います。力を合わせて乗り越えられたので、達成感も大きかったのではないかと思います。
来場者は、両日2,000人を超える大盛況ぶりで、生徒たちにとっても大変やりがいのある2日間となりました。統合して間もない本校において、文化祭は、一つの世界を創り上げる特別な時間です。仲間とともに創意工夫を凝らし自分を表現することで、かけがえのない経験が得られたことと思います。
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| ■正門に設置したアーチ | ■受付担当は生徒です |
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| ■3年生は、焼きそば、小籠包、餃子、焼き鳥、はしまき、フランクフルト、ポップコーン、かき氷、ジュースを販売しました | |
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| ■華道部の発表 | ■筝曲部の演奏 |
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| ■部屋の装飾にもいろいろな工夫が見受けられました | |
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| ■茶道部の掛け軸は校長直筆のものです | ■ドローンやVRゴーグルの体験企画もありました |
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| ■PTAのみなさま、同窓会のみなさまにもご協力いただきました | |
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| ■高校日本一のチームとのバッティング対決 | ■全校生徒が体育館に集まり閉会式を行いました |
9月4日(木)、16時30分より日本大通りの神奈川県庁東庁舎において、花田忠雄教育長に全国大会優勝の報告をしました。また、保健体育課の瀬戸隆起専任主幹(昨年度本校教頭)、廣幡清広ソフトボール専門部長(元厚木商業副校長)、坂本聡志高体連会長、小坂茂生高体連理事長、保健体育課指導主事の皆さまが出席する中、終始和やかな雰囲気に包まれながら表敬訪問は行われました。
厚木王子として初の全国優勝となりますが、この成果は、選手一人ひとりの努力はもとより、顧問の指導、保護者の皆さまの温かいご支援、そして地域の皆様の応援の賜物であり学校としても大きな誇りです。
花田教育長は、「再編統合により、厚木東、厚木商業が築いてきたそれぞれのアイデンティティーが失われることを心配していましたが、過去の伝統を継承していることを知り嬉しく思う。これからも頑張ってほしい。」と選手たちに激励のことばを述べられました。
今後も本校は、学業と部活動の両立を図りながら、生徒一人ひとりの可能性を伸ばす教育に努めてまいります。皆さん、応援をよろしくお願いいたします。
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| 開会前、かながわキンタロウが場を盛り上げます | 秋山渉監督から優勝チームの報告をしました |
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| 教育長からねぎらいと激励の言葉をいただきました | ポーズを決めて記念撮影 |
8月22日(金)に、本校で第1回学校説明会・体験授業を実施しました。
8月4日に神奈川工科大学で実施した「公私合同説明会・相談会」に続き、生徒・保護者をあわせて500名近くの来場者がありました。
本校は普通科と総合ビジネス科の統合により再編した「厚木王子だからこそできること」をお伝えしました。
学科併置校ゆえに、多様な人との出会いや学びがあることは大きな強みです。また、学習だけではなく、生徒にとって多様な活躍の場があること、居心地が良いと思える場がより見つけやすい学校であることをお伝えししたいと思いました。
事後アンケートによると、当日行った総合ビジネス科の体験授業も含め、来場された方々の満足度は高いものとなりました。
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| 学校概要の説明 | マーケティング部によるプレゼンテーション |
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| 体験授業の様子 | 開発商品のパンは完売しました |
8月21日(木)に、楽天クリムゾンハウス(東京都世田谷区)で第2回目の「神奈川県商業高校ビジネスキャンプ」を開催しました。第62号でもお伝えしたように、この取組は今年度から始まった企画で、商業の実践的な学びを深めることを目的として実施するものです。本校からは、2年生のレ・ホアン・トゥさん、河野はなさんが参加し、私は県商研会長の立場で出席しました。
「クリムゾン」というだけに、廊下やフロアーは深紅のカーペットが敷かれており、ミーテングルームや食堂、フィットネスクラブなどの社内見学から始まりました。研修室に戻ってからは、楽天グループの講師のリードにより、データによる現状把握、ターゲット層の検証、ニーズの把握を経て、観光テーマをグループで決め、それぞれのアイデアを参考に目的を達成するために効果的な観光プラン(構成指示書)を作成し、最終的にプレゼンにより発表しました。
高校生の探究学習は、仮説の設定から情報の収集や実験、検証を経て発表という流れとなるのが一般的です。今回は、それを「実践的な取組」として企画を実現させ「仕組み」に結び付けるところに特色があったと思います。
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| グループワークで観光プランを考えます | 参加者全員の前で観光プランのプレゼンを行います |
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| プレゼンの様子 | 終了証の授与後の記念撮影 |
厚木王子高校は、学業のみならず部活動にも力を入れています。生徒たちは、日々の努力を重ね、数々の素晴らしい成果を収めています。中でも、女子ソフトボール部は今年度、関東大会に続き全国大会においても優勝という快挙を成し遂げました。チームが一丸となって挑んだ試合では、粘り強さと冷静な判断が光り、全国の強豪校を次々と破って頂点に立ちました。この栄冠は、日々の練習の積み重ねと、仲間との絆の深さが生んだ成果です。
また、弓道部や吹奏楽部、簿記部や珠算・電卓、情報処理などの商業系の部活動も目覚ましい活躍を見せています。8月8日(金曜日)に横浜の青少年センターで開催された生徒商業教育研究発表大会では、マーケティング部を中心とした生徒たちが優秀賞に輝き、昨年度に引き続き関東大会出場となりました。
中学生の皆さんにとって部活動は学校選びの重要な要素ではないかと思います。他にも躍進を続ける部活動は多くあります。詳しくはそれぞれの部活動のページで確認をしてください。
大きな舞台で活躍する経験は、生徒たちに自信と誇りを与え将来の糧となるはずです。中学生の皆さん、ぜひ、私たちの学校であなたの夢を育ててみませんか?
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| 大和スタジアムで熱戦を繰り広げた野球部 | 1,2年生が主体の若いチームで試合に臨みました |
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| 簿記部、珠算・電卓部は、社会で求められるスキルを磨きながら、実践能力を磨いてきました | |
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| 県央吹奏楽コンクール(A部門)で銀賞に輝いた吹奏楽部 | 新チームで関東大会出場を決めたマーケティンク゛部 |
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| 全国優勝に輝いたソフト部は、厚木鮎祭りのパレードに参加し、花火大会ではカウントダウンの大役を務めました | |
7月30日(水曜日)、横浜市の山下公園近くにある波止場会館で県立高校5校の総合ビジネス科の生徒が集い、「神奈川県商業高校ビジネスキャンプ」が開催されました。これは今年度から始まった企画で、商業の実践的な学びを深めることを目的として実施するものです。
昨年度までの異文化コミュニケーションを目的とした「サマーキャンプ」から商業の様々な事象を扱う「ビジネスキャンプ」へと変更しました。今年度は楽天グループ株式会社と連携して観光ビジネスに関連した「1Day観光プランを企画する」というテーマで各自の学校の周辺地域の観光プランを考えます。
本校からは、総合ビジネス科2年生の2名が参加し、丹沢大山エリア(厚木・愛川・清川・伊勢原・秦野)の観光プランを担当しました。
プログラムの始めは、楽天グループの方によるガイダンスから始まり神奈川県文化スポーツ観光局観光課の方による神奈川県内の観光に関する現状を伺いました。その後は、各校ごとのグループワークとなり、各種データ読み込み→ターゲット設定→「ペルソナ」作成という手順で作業を進め、途中経過の発表を行ないました。
次回は8月21日(木曜日)、楽天本社クリムゾンハウスで作成した観光プランの最終プレゼンテーションに臨みます。
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| ビジネスキャンプ開会式の模様 | グループワークでプレゼンの準備を進めます |
7月25日(金曜日)に一学期の終業式を迎えました。暑さ対策のため、さつきホールからの配信で、表彰式と終業式を行いました。校長講話のあと、生徒指導グループより、夏休み中の過ごし方や何かあった場合の連絡の取り方などについての話がありました。
校長講話では、1学期の終業式に際し、「想像力」を高めて適切な「判断」ができるような力を身に付けようという話をしました。この夏、希望進路の実現のために、学校の講習に参加したり、オープンキャンパスや会社見学に行ったりする人もいます。まもなく入学・入社試験を受ける人もいます。将来の進路についても、情報をしっかりと集め、自分にとって最善の選択とはなにか、集めた情報を分析したり取捨選択したりしながら適切な判断ができるようにしてほしいと思います。
さらに、終業式後には厚木消防署員の協力で職員対象の「AED」研修、また27日(日曜日)には、企業の方をお招きして同窓会主催の研修会を開催しました。
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| 1学期終業式での生徒表彰(弓道部) | 1学期終業式の校長講話 |
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| 教職員対象のAED校内研修(7月25日) | |
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| 同窓会研修会(7月27日)「異文化理解」講座 | 炭火焙煎珈琲「南蛮屋」様によるコーヒー講座 |
7月20日(日曜日)に、本校さつきホールで「第2回の金融DAY」を開催しました。午前の部は、第1回と同じく小中学校に通う生徒と保護者を対象に、「金融リテラシーゲーム」、VRゴーグルやドローン、ロボットプログラミングなどの体験、午後はプロの演奏家によるミニコンサート、本校生徒「金融キッズレンジャー」による金融に係るプレゼンテーションや講演、パネルディスカッションを行いました。
このイベントも、2回目となります。すべての世代を対象に楽しみながら、同時にためになる企画となるよう工夫をしました。厚木王子高校は、これからの社会で活躍するために必要な力として、課題を発見する力・人と協働して解決する力などを身につけるために、地域の学校や企業などと連携しています。そして今回のようなイベントを通じて、地域の皆さまとの絆をさらに深め、地域全体がひとつになる機会にして行きたいと考えています。
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| 「VRゴーグル体験」 | ペッパー君と一緒に「ロボットプログラミング」 |
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| 白井さん(チェロ)、佐藤さん(ピアノ)による演奏 | 鈴木さんによるバストロンボーンの演奏 |
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| 新しい制服に身を包んだキッズレンジャー | 加藤千晃氏によるライフリテラシー講話 |
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| 加藤美樹雄氏を加えたパネルディスカッション | マーケティング部生徒と記念撮影 |
厚木王子高校は、学習活動も部活動も頑張る学校です。
このたび、弓道部、ソフトボール部、簿記部、珠算電卓部、電算部の生徒が全国大会、国民スポーツ大会への出場を決めました。それぞれの分野で頑張ってきた成果だと思います。
開校2年目にあたり、ふたつの学科の生徒が自然と融和して来ているのを感じます。それにあわせて部活動のチームにもさらに深みが増してきたようです。本校の特徴は、いわば生徒の多様性にあります。その強みを生かして、それぞれの視点から知恵を出し合い、力を合わせながら大会に臨んでほしいと思います。
ただ、ここまでの道のりも決して平坦なものではなかったと思います。特に、3年生にとっては、高校生活最後の公式戦になります。3年間を通して、自分ができるようになったプレー、身につけた技術・技能を全国の舞台で存分に発揮できるように頑張って来てほしいと思います。応援をよろしくお願いします。
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| 同窓会よりお祝い金をいただきました | 生徒会長からの激励のことばで締めくくりました |
厚木王子高校は、神奈川県のシチズンシップ教育研究指定校として、金融リテラシーの醸成のほかに、主権者教育の推進にも取り組んでいます。
このたび、本校において、参議院議員通常選挙期間に合わせた模擬選挙を実施しました。混雑を避けるために学年ごとに、投票所をわけるようにして、円滑に投票ができるように工夫をしました。
参議院に解散はなく、任期は6年で満了となります。ただし、参議院議員は3年ごとに半数が入れ替わるよう憲法で定められていますので、3年に1回、定数の半分を選ぶことになります。このたび3年に一度の貴重な機会を利用して、生徒が自らの判断で主体的に投票できるよう、主権者としての意識を育むことを目的に、実際の選挙を模した機材で模擬投票を体験しました。
投票を行った生徒からは「今までとは違い選挙を身近に感じることができた。」「投票する人を先に決めていれば、思ったより簡単だった。」「政治は難しいと思っていたが、実際に体験してみると意外とわかるものだと思った。実際の投票に行ってみたいと思った。」などという言葉を得ることができました。
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| 投票所は実際の選挙と同じように受付や立会人 | 監視員、投票記載台、投票箱などを配置します |
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| 広報紙で候補者の政策を確かめます | 記入した用紙を投票箱に投函します |
7月14日(月曜日)、13時15分より本校でヘルメットインフルエンサー事業任命式が行われ、15名の生徒に対して石塚 修厚木市副市長より任命書の交付がありました。
厚木市の市民交流部 くらし交通安全課からの要請を受け「ヘルメットインフルエンサー」となることで、他の生徒や市民全体に対し自らの命を守るヘルメットの着用行動を広げていきます。
道路交通法の改正により、全ての自転車利用者について乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりました。すでに2年余が経過しましたが、なかなか普及率があがらないのは、自分の身に起こりうることとして十分に認知されていないことが要因の一つであると思います。
自転車は、車両である以上、加害者になることもあれば被害者になる場合もあります。事故の際、被害者になった場合はどうなるのか?加害者になった場合はどうなってしまうのか?想像力を高めながら、自分事として考えられる力が身につくように取り組み、「ヘルメット着用」の普及を促進することで、地域の安全に貢献していきたいと考えています。
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| 石塚副市長から任命書を交付されました | インフルエンサーに任命された生徒の集合写真 |
6月21日(土曜日)、小田原市生涯学習センターけやきで西相地区高等学校演劇連盟春季演劇発表会が開催されました。本校演劇部は、短編の二人芝居である、中野守作『ピロシキ』を役者と演出を変えて3ヴァージョンを制作してまとめて上演しました。
今年度、演劇連盟の地区割が再編成され、相模川の西側のエリアはほぼ一つの地区となりました。新たな体制で臨んだ大会に、部員たちは戸惑いをみせながらものびのびと上演していました。3年生にとっては高校生活最後の舞台であり、1年生にとっては貴重な経験を積む機会となりました。修学旅行を直前に控える2年生は、スタッフとして部員をサポートすることで、技術の向上につなげることができたと思います。役者たちは、いつも以上に気合を入れて演技に臨み、十二分に力を発揮することができたようです。
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探究学習は、
というフォーマットで行いますが、最も難しいのが「1」の課題の設定です。
今回の探究学習では、産業能率大学情報マネジメント学部の橋本 諭教授を2週連続でお招きし、「探究の深め方」について講演をいただきました。
橋本先生は大学で、デジタルビジネス入門、先端デジタル分野の理解、デジタルビジネス企画ワークショップ、グローバル社会とデジタル技術、人材マネジメントなどの授業を担当されています。
当日は、「調査の1ミリ前」という演題で、テーマを決めたあとどのようにフィールドワークにつなげていくのか、また具体的な調査の手法について、実例を交えて話を聞くことにより実践的な学びにつなげます。
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| 進路支援グループからの説明 | 橋本教授による講義 |
6月6日(金曜日)6校時、普通科の1学年を対象に、4月に実施した模擬試験の振り返り講演会を行いました。この講演会は、進路指導のいっそうの充実を図るために1.模試の重要性を認識すること、2.学習習慣を身に付け、模擬試験を生かした効果的な学習方法を知ることを目的として実施したものです。
株式会社ベネッセコーポレーションから講師をお迎えし、模擬試験の結果から、自分の実力を把握、大学等の進学に必要な学力と学習内容などについて、詳しく説明していただきました。
講演後の生徒の感想では、「試験結果から自分の今の課題を見つけることができた」「短い時間でも毎日、その日の授業の復習を行い、習ったことを定着させられるように学習習慣を身に付けていきたい」といった声が寄せられました。また、「希望進路の実現のためには日々の積み重ねが大切だと感じた」との感想もあり、生徒たちは今後の学習に対して意欲を高めることができました。
今回の講演会は、生徒にとって自分の学習状況を客観的に把握し、今後の学習計画に役立てる貴重な機会となりました。計画的・系統的な進路指導が本校の特長のひとつです。今後も引き続き、学校として生徒の学習支援・進路支援に努めてまいります。

「全公立展」とは、神奈川県内の県立・市立高校が一堂に会し、魅力と特色をアピールする取組です。各高校のブースを回ってパンフレットをもらったり、写真や学校紹介パネルなどの展示を見たり、先生に直接話を聞いたりすることができます。本校が設置した相談ブースでは、入学者選抜制度についての質問にもお答えしました。
入場者数は約4万人で、過去最高ということです。本校のブースにお越しくださった皆さん、物販ブースにてパンを購入していただいた皆さんに感謝します。ありがとうございました。
総合ビジネス科の体験授業も計画しています。本校にしかない最新の施設・設備や学校の雰囲気を感じたいと思われる方は、学校説明会にぜひ参加してください。
第1回目学校説明会は、8月22日(金曜日)に厚木王子高校で行います。詳細については、7月にホームページでお知らせします。
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| 会場および厚木王子高校のブースの様子 | 人形浄瑠璃に関心を持つ方も大勢いました |
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| 企業と連携して開発した商品も販売しました | |
本校は、「産・学・官」との連携により、次世代の考え方や価値観を共有し、新しい時代で活躍できる人材を育てようとしています。
本校は、昨年度から県央地区で唯一の「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校(全国で1,191校)として、外部講師による授業を積極的に導入しています。
これは、高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化を図るため、情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的・探究的な学びを強化する事業であり、本校は必要な環境整備の経費を国から補助していただいています。
本年度は、神奈川県内の県立高校としては唯一の「プロフェッショナル重点型」採択校(全国で50校)として、さらに取組を充実させていきます。

6月7日(土曜日)「第1回DX金融DAY」を地域の方々を対象に本校で実施しました。当日は、様々な年齢層の方が訪れ、⾦融リテラシー検定受検(受講者は全員合格しました)、家族で参加できるライフリテラシーゲーム、eスポーツ(イースポーツ)などの体験をしたり、本校生徒の金融教育のプレゼンテーションや企業・警察の方の講話を聞いたりして楽しんでいただきました。
特に、スペシャルゲストとして神奈川県警音楽隊のみなさまをご招待して、コンサートを開催しました。ディズニー、ジブリの映画やルパン三世などのアニメ作品の音楽やドラマ相棒のテーマのアレンジなどの演奏を楽しみました。ハートフルな雰囲気の中に、時には重厚、時には迫力やスピード感あふれる演奏が調和し、会場は感動に包まれているように見えました。初めての企画ではありましたが、生徒たちが主体となって運営し充実した取組とすることができました。
この経験をもとに、第2回を企画します。本校公式ホームページなどでお知らせしますので、地域のみなさまのご参加をお待ちしています。
5月31日(土曜日)~6月1日(月曜日)に東京都江戸川区の球場で開催された第75回関東高等学校女子ソフトボール大会で、強豪相手に実力を余すところなく発揮し、優勝しました。
昨年度は1,2年生のチームで惜しくも準決勝で敗退しましたが、本年度はすべての学年の部員が揃い、捲土重来(けんどちょうらい)を期して戦い抜きました。まさにチーム全員で勝ち取った優勝です。
雨で1日順延となりましたが、その影響を感じさせない素晴らしいプレーを披露し、チームは見事に勝利をつかみました。選手たちは、集中力を切らさずに試合に臨み、決勝戦では圧倒的なパフォーマンスを発揮して山梨学院高等学校(山梨県)を3対1で破りました。
このあとインターハイ県予選が控えています。さらなる飛躍を目指し、頑張りますので応援をよろしくお願いします‼

5月30日(金曜日)14時30分より、本校で学校運営協議会(コミュニティ・スクール)を開催しました。
学校運営協議会は、学校の教育目標とビジョンを共有したうえで、参加する委員が学校運営について意見を述べることができるなど、一定の権限を有する合議制の機関です。時代の変化に伴い、複雑化・困難化する学校の課題に対して、委員がより一層当事者意識を持ち、役割分担を明確にすることで地域との連携や協働体制をより高めることを目的として行われます。
第1回は6名の委員(湘北短期大学教授、厚木商工会議所副会頭、避難所運営委員、地元商店主、厚木市立林中学校長、厚木市立緑ヶ丘小学校長)が出席し、学校評価部会と地域連携部会でそれぞれ意見交換を行いました。本年度の学校運営の基本的な方針等の承認をいただくとともに、学校の課題の共有と解決に向けた取組、学校の特色づくりに向けた取組などについて、貴重な意見をいただくことができました。

前日まで天候が心配されましたが、快晴に恵まれ5月28日(水曜日)に実施しました。今回の体育祭のスローガンは「目指すは頂(いただき)、深めよ絆、生み出せ熱狂」です。
本校が普通科と総合ビジネス科の統合により誕生したのは昨年4月ですが、実際にひとつの校舎で生活するようになったのは9月からでした。体育祭は、黄・赤・青の3つの団に分かれて競いましたが、スローガンにあるように今回の体育祭は昨年度と比べ、より一層の一体感、「絆の深まり」を感じさせるものとなりました。
一般生徒の応援の声もグラウンドに響き渡るなど、それぞれの団の団長(3年生)が周囲をリードし、全員が競技に集中している様子がよくわかりました。応援ダンスは、構成が「応援マスコット(応援用に制作した装飾ボード)」、衣装と関連づけた高度な内容となっていたことにも驚かされました。
生徒たちは4月の体育祭の結団式から約2か月の間、それぞれが苦労しながらこの日のために積み重ねて来たことを、しっかりと発揮できた取組となりました。



中間試験も終わり、いよいよ第2回体育祭が目前となりました。部活動も関東大会本選やインターハイ予選等に向けて活動はさらに活発になっています。
24日(土曜日)には、台湾の新北市立永平高級中學校吹奏楽部をお招きして、音楽交流会を行いました。永平高級中學校は、台湾北部の新北市にあり日本全国で多くの学校と文化・スポーツ交流をしています。
当日は、中学生・高校生あわせて46名の生徒に加えて、沈美華校長をはじめ教員と生徒保護者の方々が来校されました。本校生徒が用意した横断幕で歓迎した後、本校のさつきホールを利用して、日本の遊びを紹介したり、両校で合奏したりするなど、音楽交流を通してお互いの文化を学び、友情を深める貴重な機会となりました。
交流会や演奏会の様子は、吹奏楽部のページにも掲載していますので、ご覧ください。

4月も3週目が経過し、部活動も新入生を加えた新体制で、春の大会に臨んでいます。
18日(金曜日)の放課後には、さつきホールで演劇部によう公演がありました。今回の演目は『ロミオVSジュリエット』(鍵谷端哉作)。シェイクスピア作の戯曲『ロミオとジュリエット』の登場人物と同じ名前のキャラクター及び主人公が戦いの中で繰り広げる恋愛模様を描いた作品でした。演劇部の熱演を目の当たりにした生徒たちに深い共感を呼び起こしたように見えました。
また、多くの部活動が校外で活動する中、19日(土曜日)には、弓道部やバスケットボール部、ソフトボール部がそれぞれ本校を会場として公式戦や練習試合を行うなど、学校全体が熱気につつまれ始めています。

4月19日(土曜日)、10時よりPTA新旧顔合わせを行いました。この日は、5月開催予定の総会に向けた議案の内容を整理・確認することを目的に行われました。
90名ほどの保護者が参加し、2クラス合同で授業ができるスペースがあるプレゼンテーション実習室が満席になるほど盛況で、PTA役員の意識の高さと熱意が伝わって来ました。明るい雰囲気の中、新年度の行事計画や予算などの最終チェックを行うとともに、旧役員から新役員候補への業務の引継ぎも行われました。
また、翌日の20日(日曜日)には、第1回同窓会総会がさつきホールで行われました。総会の後は、商業教育棟の見学を行いましたが、初めて見る最新の施設・設備に会員の方は大変驚かれていました。校長から『新しい繋がりを作っていきましょう』という趣旨の挨拶があり、総会は活発な意見交換と参加者の温かい笑顔があふれる場となり、次回の開催への期待が高まる会となりました。

対面式の翌日となる4月10日(木曜日)には、部活動見学を実施しました。本年度の部活動見学は、昨年度の方式を変更して、スタンプラリーという仕掛けを使って運動部・文化部あわせて「38団体」もある部活動を幅広く知るという目的で実施しました。
それぞれの部活動は、そこで経験できる楽しさや達成感、仲間とともに挑戦するやりがいや初心者でも歓迎する参加しやすさなどを工夫して新入生に伝えていました。生徒たちも、広い校内を回りながらそれぞれの部活動の様子を見て、どこに入部するか、迷っているように見えました。


4月9日(水曜日)に対面式を実施しました。当日は、小田急線のダイヤが乱れたために、1時間遅れのスタートとなりました。
在校生全員で、暖かく新入生を迎えるセレモニーとなりました。それぞれの代表生徒のあいさつの後、5月の体育祭に向けて、3つのチーム(赤・青・黄)の団長から自分たちが所属する団の発表がありました。中学校までの行事とはひと味違う高校の学校行事に期待を寄せる1年生も多いはずです。積極的に参加し、学校を盛り上げてほしいと思います。

4月8日(火曜日)、春の花が咲きそろい、「始まり」を予感させる情景の中、本校体育館で第2回入学式を挙行しました。
新入生の皆さんは、先輩たちや教職員と一緒に新しい学校づくりをしていくことになります。前身の厚木東高校、厚木商業高校の精神や伝統を引き継ぎながら、新しい歴史や伝統を創造していくことを期待します。
本校の最大の特徴は普通科・総合ビジネス科の併置校であるという点です。異なる学科の併置校だからこそできることがあります。教科横断的な学びや商業科設置校ゆえに取得可能な資格、新聞などで報道された「生徒による金融教室の出前授業」などの取組みなどもそのひとつです。
4月8日(火曜日)、春の花が咲きそろい、「始まり」を予感させる情景の中、本校体育館で第2回入学式を挙行しました。
新入生の皆さんは、先輩たちや教職員と一緒に新しい学校づくりをしていくことになります。前身の厚木東高校、厚木商業高校の精神や伝統を引き継ぎながら、新しい歴史や伝統を創造していくことを期待します。
本校の最大の特徴は普通科・総合ビジネス科の併置校であるという点です。異なる学科の併置校だからこそできることがあります。教科横断的な学びや商業科設置校ゆえに取得可能な資格、新聞などで報道された「生徒による金融教室の出前授業」などの取組みなどもそのひとつです。
生徒に皆さんは、次世代を生きる人として、世の中を変える力を持っています。「学科併置校」である本校の特色を生かして、「深く学び」、「自らを律し」、「他者に共感し協働する力を身につける」ことで、社会に貢献できる人物となることを願います。第4期生の高校生活がいよいよスタートします。

3月13日(木曜日)に体育館で合唱コンクールを開催しました。今回は、1学年の行事として「クラス全員で合唱することにより、クラスの親睦をさらに深めるだけではなく、団結力を高める」とともに、「他クラスの合唱を鑑賞することで、他者を尊重する」態度を育むことを目的として保護者の方々をお招きして実施しました。

厳正な審査の結果、最優秀賞は2組、優秀賞は3組、1組となりましたが、どのクラスもこの日のために準備して来た力とチームワークを存分に発揮しました。
間もなく1年の課程を修了しますが、参加した生徒にとって素敵な思い出、「特別な一日」になったことと思います。

時おり雨に雪が混ざる天候となりましたが、記念すべき第1回卒業式を体育館で挙行しました。3年生は、長い歴史のある厚木東、厚木商業の伝統を引き継ぎ再編・統合により誕生した厚木王子高等学校の最初の卒業生として、新しい世界への第一歩を踏み出します。
この日は、来賓として同窓会会長林田洋子様、PTA会長袖山浩一様、学校運営協議会の皆様、PTA役員の皆様をはじめ、多くの方々のご列席を賜りました。
祝辞として、時代の転換期を生き抜いて行こうとする卒業生に対し、元プロ野球選手のイチロー選手がアメリカで野球殿堂入りを果たした時のスピーチの例をあげながら、あえて不完全さを受け入れ、その中に成長や自己改善の余地を見いだしていくイチロー選手の姿勢を見倣ってほしいということ、事の成否はともあれ、「やってみる、やってみた」という行為自体に価値を見出す生き方を目指してほしいという話などをしました。
卒業生は、社会にとって新しい時代を切り開く貴重な「人財」です。自分の可能性を信じ、学び続けることでさらに大きく飛躍されることを期待します。


優れた成果や実績をあげた部活動をたたえる本年度の「かながわ部活ドリーム大賞」(神奈川県教育委員会主催)の表彰式が2月1日(土曜日)、神奈川県立総合教育センターで行われました。本校は8部門で表彰対象となり、見事にグランプリ賞を獲得しました。表彰対象となった8部門は次の通りです。(教育長通知順)
1【スポーツ賞】 ソフトボール部
2【スポーツ賞】 弓道部
3【アクティブ賞】 マーケティング部
4【アクティブ賞】 人形浄瑠璃部
5【メンバーシップ賞】 ソフトボール部・船越 心結さん
6【キャプテン賞】 簿記部・平山 隼さん
7【インストラクター賞】 硬式野球部・平田 哲男さん
8【サポーター賞】 華道部・花美(生花店)
さらに「かながわ部活ドリーム大賞」とは別に、「令和6年度神奈川県立学校の児童・生徒表彰」対象者(個人・団体)として田村陽奈さん、浦野真緒さん、太田徠斗さん、柳田心優さん、商業活動研究委員会実行委員会、吹奏楽部、生徒商業研究発表大会チーム、美化委員会のみなさんが選ばれました。
ソフトボール部は、3月に長崎県で開催される全国女子選抜大会への出場をすでに決めています。厚木王子高校になって初の選抜大会出場となりますので、みなさん応援をよろしくお願いします。
厚木王子高校は、学習も部活動も頑張る学校です。一人ひとりの生徒が、活躍できる場がある学校を目指していきます。

1月21日(火曜日)の5,6校時で校内授業研究会を実施しました。「生徒による授業評価」を「授業改善」に活かす取組みとして、場面ごとにICT端末を効果的に活用した授業実践を共有し、「主体的・対話的で深い学び」を実現するための具体的手立てを研究することを目的として実施しました。
全職員が研究授業を2個所以上見学し(他教科と自分の教科)、「授業研究会アンケート」用紙に感想等を記入した後、教科ごとに研究協議、まとめとして「さつきホール」で全体会を行い取組の検証をしました。



1月18日(土曜日)に地域対象金融教室をさつきホールで開催しました。当日は、本校保護者、近隣の小学校・中学校の生徒、地域の方など60名ほどの方が参加されました。
日本の学校教育は「お金」を正面から取り上げて来なかったと言われています。金融にまつわる話と聞くとどうしても「金儲け」等、ネガティブなことを思い浮かべてしまうという声が実際にあります。
学習指導要領の改訂で、金融経済の諸課題について考察し、自分の資産の管理や運用などにおける考え方を、学習活動を通して生徒に身に付けさせることが学校に求められています。
そこで、厚木王子高校では、地元の企業や短期大学と連携し、金融に関する知識を獲得することで、これからの社会に対する判断力などを身に付けるとともに、地域に対して学習成果を発信する取組などを行ってまいりました。
本日は、その金融教室に携わった生徒たちの発表を聞いていただいた後に、野村證券株式会社厚木支店長、湘北短期大学教授から、金融・会計に関する講演を行う構成としました。


1月16日(木曜日)に学習成果発表会をリニューアルされた厚木市文化会館で開催しました。今回は総合ビジネス科全員と1年生普通科が参加する形態で佐藤けいすけ神奈川県議会議員をはじめ連携企業、学校関係者など22名の来賓をお招きして開催しました。
この学習成果発表会は、「課題解決に向けて取り組んだ研究成果について、自分のことばで発表することで自己表現力やプレゼンテーション能力の育成を図るとともに、互いに取り組んだ成果を知ることで相互の啓発を図る」ということを目的として実施する取組です。
生徒の発表はどれも素晴らしく、地元の大学・短期大学、各企業の皆様のお力をお借りしながら、この日のために時間をかけて準備をしてきた生徒たちの努力と成長のあとをご覧になっていただきました。

発表後、神奈川県教育委員会高校教育課髙橋礼之助指導主事より、高校生に対する労(ねぎら)いのことばと講評をいただきました。指摘を受けた助言などは、次年度に向けた準備を進めるうえで大きな励みとなりました。
高校生たちは、将来社会人として活躍する上で、現在学校で受けている授業の意義や必要性などを改めて認識し、課題意識や主体性をもって、今後の学習活動に臨む意欲を高めることができました。

始業式は、2学期終業式と同様にインフルエンザの感染防止対策などでオンライン開催に変更して実施しました。
冬休みの過ごし方として、「昨年学んだことを振り返り、新しい目標を立てるための大切な時間。単なる休暇としてではなく、自分の成長やリフレッシュの機会であるととらえるようにしてほしい」という話に加えて短期的な目標を設定して、それを達成することができるように挑戦してみようという話をしました。
目標があるからこそ、人は具体的な行動に移すことができます。自ら行動する、これが目標実現の第一歩となります。皆さんの目標が実現できるように私たちも応援します。厚木王子のみなさんにとって、今年1年が、昨年よりも素晴らしい年となるよう祈念しています。
さて、始業式翌日の9日(木曜日)の3,4校時に家庭科保育基礎の授業で5名の生徒が緑ケ丘幼稚園の「お餅つき」で実習をさせていただきました。


12月19日(木曜日)~23日(月曜日)に球技大会を開催し、多くの生徒がリフレッシュをするとともに、熱い戦いを繰り広げました。今回は、「学年の親睦を図り、スポーツをする爽快さを味わう」という目的のもと、学年ごとに開催する形式(3年生は学科別)で実施しました。
外では、サッカー、ドッジボール、バレーボール、体育館ではバスケットボールを実施しました。気温は10度程度と寒さを感じはするものの、各日程ともに晴天に恵まれ、生徒たちは久しぶりの行事を楽しんでいるように見えました。
今回の大会は、各学年とも盛り上がりを見せ、自分が出場する試合以外の時間は、クラスの応援に積極的に参加するなど、生徒たちのチームワークのすばらしさが光っていました。
大会終了後には、PTA学年委員会からゼリー飲料をいただき、生徒たちは競技で乾いたのどをうるおしていました。



12月18日(水曜日)、前回お知らせした家庭科の授業に続き、「DX人材育成」に関する授業として、普通科3年生を対象としたプログラミングの授業で、パイソン(オランダ人のグイド・ヴァン・ロッサム氏によって開発されたオープンソースのプログラミング言語のこと)による顔認証と顔認証技術の学習を行いました。
講師は、総合ビジネス科のデュアルシステムでもお世話になっている株式会社エーアイテクニカの中川大介さんが務めました。
新しい情報処理室を利用して、まずは認証のデモンストレーションから始まり、顔認証が使われているシーンのイメージ、実際のPC操作という流れで授業が展開しました。

また、その前日の17日(火曜日)には『税に関する高校生の作文』で本校1年生2名が受賞しました。国税庁では、毎年、全国の高等学校の協力を得て「税に関する高校生の作文」の募集を行っています。次代を担う高校生が、身近に感じた税に関すること、学校で学んだ税に関すること、テレビや新聞などで知った税の話などを題材とした作文を書くことで、税について関心を持ち、正しい理解を深めることを目的として行われている取組です。
本校校長室で、中村正人厚木税務署長から生徒2名(1年:鈴木さん、レ ホアンさん)が賞状と副賞を受け取りました。

期末試験、テスト返却のための授業も終了しました。この時期は、出前授業を行ったり外部講師を呼んで特別授業を行ったりしています。
12月16日(月曜日)、17日(火曜日)には、厚木市立緑ケ丘小学校で「そろばん教室」を行いました。対象は4年生全員で、珠算電卓部の生徒が講師を務めました。昨年度、3年生に対してそろばん教室を行いましたが、同じ児童に対して、昨年より難易度が高い計算の仕方などを練習形式で実施しました。
授業の最後には、高校生によるそろばんと電卓の実演を行いましたが、あまりの速技にこどもたちは思わず目を丸くして驚いていました。

また、17日(火曜日)には「DX人材育成」に関する授業として、クックパッド株式会社広報部本部長の小竹貴子さん、広報部山本佳奈菜子さんを講師としてお招きして実習を行いました。(クックパッドの授業は23日まで実施します)
家庭科の企画として、創造力をテーマに実習を行いました。今回は「自分がどんな料理を作りたいのか」を考え、専用ワークシートでプランニングした後、一人で調理をやりきるという内容でした。
生徒たちは、食材や時間など制約がある中で、それぞれが創意工夫をしながら、自分流の調理方法で料理を作り、試食を楽しみました。「自分にとって料理とは何か」という講師の問いかけに様々な回答が寄せられました。

12月12日(木曜日)の4時間目に、1年生と昨年度未受講の2年総合ビジネス科の生徒を対象にスケアード・ストレイト教育技法による自転車安全教室を開催しました。
スケアード・ストレイトとは、「恐怖を直視させる」という意味のことばです。本校は、自転車で通学している生徒がおよそ7割と多く、自転車事故の件数も少なくない状態です。今回は、スタントマンにより主に自転車の事故をいくつかのパターンに分けて再現していただき、事故の衝撃や恐ろしさを生徒たちに実感してもらいました。
11月1日より、道交法が改正され、自転車の「ながらスマホ」の罰則化が強化されました。ただ、いくら法律が厳しくなっても、意識が変わらなければ状況は変わらず、事故の件数はおそらく減少につながることはありません。
厚木警察署の方からは、生徒たちが真剣に見入っていたことを評価していただきました。事故が起きるとどうなるのか、また事故を防ぐにはどうすればよいのか、本日のような取組により、自分のことと置き換えてとらえられるようにすることで、事故防止につなげて行きたいと思います。


12月9日(月曜日)、11日(水曜日)の2日間、昨年度に引き続き厚木市立荻野中学校で3年生を対象に、本校生徒が講師となり、「金融教室」を行いました。
金融教室は、学校と企業・上級学校が連携して生徒を育成する目的で、野村證券株式会社厚木支店、商歩行短期大学の協力によりマーケティング部、商業活動研究委員会の生徒など16名が合流して実施したものです。
金融経済教育の重要性が高まって来ているなかで、厚木市内の小・中学校における授業の支援として「金融教育」のオファーをいただき、生徒による「出前授業」を行いました。
授業終了後には、荻野中学校長、社会科教員、野村證券株式会社社員、本校教員など関係者による「懇話会」(振り返りによる協議)を実施しました。 メイン司会を務めた米本さん(2年普通科)から、「資産形成を考えるうえで、いろいろな選択肢があるというメッセージを発信した。成人年齢引き下げにより金融トラブルが多発しているが、早い段階で金融に関する知識に興味を持ってもらうことで未然に防ぐことにも貢献したい」という力強い発言がありました。荻野中学校の先生方からは「授業の目標は達成できた」などの評価をいただきました。


期末試験も終了した12月10日(火曜日)に、スーパーアカウンティングハイスクール事業の一環として、公認会計士の小島一富士(こじまかづふじ)様をお招きして講演会を実施しました。
総合ビジネス科一年生と生徒保護者を対象に、ビジネス社会で必要となる「企業言語」について、とてもわかりやすく説明をしていただきました。「簿記を学ぶことで企業を救い、企業で働き人の生活を支え、そして自らも社会に貢献できる人材となれるので、しっかりと学ぶように」という熱いメッセージをいただきました。
「公認会計士」の仕事とはどのようなものなのか、簿記を学ぶと何が理解できるようになるのか、ということなどを「自己資本比率」を一つの切り口としてわかりやすく学ぶことができました。
12月20日には日商簿記検定が控えています。生徒たちは、合格を目指してモチベーションを高めることができました。


寒さが厳しさを増す今日この頃。12月7日(土曜日)に、学校説明会を実施しました。
当日は、地域の中学生とその保護者約80組のご参加をいただき、盛況のうちに終了しました。説明会では、本校のカリキュラムや進路・部活動などの概要、入学者選抜に関する説明を行いました。ご多用の中、ご参加をいただきました皆さまに感謝を申し上げます。
12月12日(木曜日)には、休日に参加が難しい方を対象に「ウイークデー学校説明会」を実施します。また、併行して9日(月曜日)、11日(水曜日)には荻野中学校様で本校生徒が講師となる金融教育の出前授業を実施します。
これからも、地域の皆さまに厚木王子高校の魅力をお伝えし、多くの皆さまに愛される学校づくりを目指してまいります。

12月3日に、県立商業科設置校の教員を対象に商業教育研究会企業見学を実施しました。コロナ禍を経て、一昨年度は相模原の物流倉庫、昨年度は野村證券株式会社厚木支店で企業見学を実施して来ましたが、本年度は、楽天グループ株式会社様の協力をいただき、二子玉川の本社ビルで社内見学をし、その後楽天グループの観光ビジネスに関する取組を参考にグループ研修を実施しました。5月にも厚木王子高校で日本大学の宍戸教授をお招きし、観光ビジネスに関する研修会を行いました。この企業見学で得た学びも今後の教科指導に役立てていきます。

さらに、5日には「さつきホール」で教員研修を実施しました。参加者を広く県立の商業科設置校に加え、商業教育に携わる方たちや他科の職員にも拡大して実施しました。本年度開催された商業教育に関する各種研修会や事業の報告に加え、今回は文部科学省から教育課程調査官の岩館良伸様を講師としてお招きして「商業教育を取り巻く状況」というテーマで講演会を行いました。
岩館調査官からも、講義後に教員が積極的に質問をするなど授業の改善に真剣に取り組んでいる姿がうかがえ素晴らしい」ということばをいただきました。


早いもので12月となりました。2日(月曜日)に緑ケ丘幼稚園の児童がどんぐりひろいに来ました。これは家庭科の「保育基礎」の授業の一環として実施された実習形式の取組となります。
当日は、風も穏やかな小春日和に恵まれました。20名ほどの園児たちは元気にグラウンドを走り回りながら、それぞれ自分が作った箱にどんぐりを拾い集めていました。引率の教員の中には厚木商業高校の卒業生(47期生)もいました。学校での学びを生かして活躍している卒業生の姿を見ることができ、授業を選択した生徒たちも心強く感じたのではないかと思います。
また、11月26日(火曜日)には吹奏楽部が緑ケ丘小学校の全児童を対象にさつきホールで小学生向けのコンサートを開催しました。子どもたちは、新しいホールに入ると「映画館みたいだ‼」と大喜び、ディズニーの曲や「となりのトトロ」の演奏が始まると手拍子でリズムをとるなど楽しい時間を過ごすことができたと思います。ステージで生徒が奏でる一音一音が、子どもたち一人ひとりの心にしっかりと響き感動を与えている様子をみて心が温まる思いがしました。


厚木王子高校では、外部講師の協力を得ながら様々な授業を行っています。
これは、専門性の高い方を講師として招き、講義を行うことで学習内容をさらに深めることを狙いとして行っているものです。
11月15日(金曜日)、英語科押田聖史教諭の英語コミュニケーション2.の授業で独立行政法人国際協力機構(JICA:ジャイカ)の方をお招きし、多文化共生をテーマとした授業を行いました。「日本で生活する外国人が、日本人の慣習を知らないために困りを抱えてしまうことがある」という事例から、異文化理解をはばむ要因について考えることから始まり、海外研修(ブラジル)でお世話になったスタッフの協力を得ながら、アクティビティを巧みに活用して考察を深める授業を行いました。
また、19日(火曜日)には、厚木市立緑ケ丘小学校3年生の児童12人が「学校探検」(「総合的な学習の時間」)で本校を訪れ、「厚木王子高は全部で何クラスあるのか」「なぜ統合したのか」「総合ビジネス科ではどのような勉強をするのか」「どんな動物を飼っているのか」「全国大会に出場している部活動はあるのか、どんな練習をしているのか」等々小学生の視点から厚木王子高校に対して疑問に思っていることを校長にしっかりとした態度で尋ねてくれました。
校長とのやりとりが終わった後は、商業教育棟を中心に校内見学を行いました。全国や関東大会のトロフィーを小学校にはない、様々な設備に驚いたり、中庭にある池で泳ぐ鯉を発見して喜んだりする姿がとても新鮮に映りました。


11月9日(土曜日)、10時から第2会議室でPTA実行委員会が開かれました。今回は、王華祭やふれあい週間などの報告と振り返りで、意見交換を行いました。
特に、ふれあい週間では、自転車の二人乗りやスマートフォンを見ながらの運転などが見受けられたという報告がありました。11月1日より道路交通法が改正され、自転車運転中にスマートフォン等を使用する「ながら運転」(「ながらスマホ」)の罰則が強化され、また「自転車の酒気帯び運転」が新たに罰則の対象とされました。
自転車による事故から自分自身や周囲の人を守るために、改めて自転車の運転に関するルールを確認しましょう。交通事故の未然防止、万が一交通事故にあってしまった場合の対処法などについて、今後取組みをさらに充実させていきたいと思います。
また、その後指名委員会や学校徴収金運営協議会を開催し、9月までの中間会計報告や6日に実施した財務事務調査で教育局から指摘を受け、改善する内容などにについて保護者へ説明をしました。
速報 ソフトボール部が全国選抜大会に出場が決定‼
11月9日(土曜日)に行われた「神奈川県女子ソフトボール競技新人大会」において本校ソフトボール部が横浜清風高等学校に7対0で見事勝利し、全国選抜大会(長﨑県)に出場することが決まりました。

10月15日(火曜日)、中間試験初日の13時30分より15時15分まで、校内研修を行いました。
毎年実施している人権教育研修では、これまでもいろいろな角度から研鑽(けんさん)を積んでまいりましたが、今回は「いじめの問題」をテーマに東海大学より心理学博士の稲垣智則准教授をお招きして講義・演習を行いました。
稲垣先生には、この数年、旧厚木商業の人権教育研修会でお世話になっていました。稲垣先生は、“自分が学生だったら”という視点を持って、日ごろから大学で授業を展開されています。ジェスチャーというレベルを超えた迫真の演技を交えながら、記憶に残る講義をしていただき、私たちも新しい知識を得たり、新たな視点でものを考えたりする機会にすることができました。

速報 弓道部 団体で男女が関東大会、女子が全国大会に出場が決定‼
10月27日(日曜日)に行われた全国・関東選抜弓道県予選大会において、女子団体Aチームが優勝し、関東選抜大会(東京都)、全国選抜大会(三重県)に出場することが決まりました。また、男子Aチームも準優勝し、関東選抜大会へ出場します。

10月27日(日曜日)に第1回学校説明会、体験授業、部活動体験を実施しました。当日は、2部構成で中学生230名、保護者213名の参加があり、参加した方々からは、「先生方が詳しく科別に話してくださって、どのような学校なのかを知ることができてよかった。」、「生徒が司会進行を行っていて、社会に適合できるような教育をされているんだと実感できました。」などの声が多数聞かれました。
10月28日(月曜日)には、中学校の教員・学習塾を対象に学校説明会を実施しました。新校としてスタートした本校の取組の様子など、より正確な情報を伝えることで進路指導に役立てていただくことを目的に実施しています。
第2回学校説明会は、11月16日(土曜日)に予定しています。この日は公開授業も実施します。生徒の学習の様子などをご覧になれる貴重な機会ですので、本校に関心のある中学生のみなさんには、ぜひご参加いただきたいと思います。なお、お申し込みは、すべて事前予約制としていますのでご注意ください。


10月10日(木曜日)、15時00分より16時30分まで、「第1回デュアルシステム懇話会」を行いました。
本校の総合ビジネス科では、「総合的な探究の時間」の代替科目として「課題研究」を中心に探究を軸とした学びの実践を行っています。
厚木王子高校では、産業都市の地の利を生かし、厚木市商工会議所、神奈川県産業労働局産業振興課などの協力のもとで、「地域の産業を支える担い手を育成するための学校外教育活動」という位置づけをより鮮明にして、地元の企業等を受け入れ先とし、探究活動を実施しています。
今回も連携企業の参加のもと、現時点の進捗(しんちょく)状況と今後の計画について、情報や意見交換を行いました。
課題研究については、商業科の教員のみで実践してきた経緯がありますが、コーディネーターを介して共通教科の教員を交え教科横断的な取組とする仕掛けが必要となります。総合ビジネス科で学ぶ基礎知識・専門知識・技術は、産業界において必要とされるものであり、本校では、商業教育を共通教科・科目でも取り込むカリキュラムマネジメントにより学校運営をしています。

参加された企業の皆さまから、日ごろの生徒たちの学習の様子を伺いました。中でも「税理士法人きらり」の税理士澤井由式様の「自分たちが楽しんで(デュアルシステムの学習を)やっている」というお話がとてもありがたく、印象的でした。

今年の「テーマは【1st Fsetival ~新たなに始まる伝説~】です。このテーマには、いうまでもなく再編統合により誕生した厚木王子高校で、今までとは異なる、本校ならではの特徴を生かした文化祭にしたい」という生徒や教員の思いが込められています。
ポスターには、厚木王子の制服(現1年生)に加え、厚木東、厚木商業高校の制服を着た生徒が、それぞれ同じ方向に向かって走り出す情景が描かれています。
記念すべき第1回の王華祭は、王子高校の生徒にとって楽しく、そして学びの深い行事になりました。






先週までの猛暑は影を潜め、気温も下がった分、過ごしやすくなりました。そしていよいよ厚木王子高校として最初の文化祭「王華祭(おうかさい)」が近づいてきました。
王華祭は両日ともに「一般公開」とします。新校として生徒間の交流を更に高め、普通科・総合ビジネス科の特徴をいかした企画を創り上げることで、表現力や創造力を伸ばすことを目的に実施します。
今回の特徴の一つとして、キャッシュレス決済を導入し「PayPay」での支払いもできるようにします。おつりの準備や現金管理リスクの低減、さらに総合ビジネス科も併置する本校としては特に金融リテラシーの向上も可能とする取組です。金券(一部現金のみ利用可の出展もあり)も併用しながら運営します。
学校説明のブースもありますので、中学生のみなさんも質問などがあれば気楽にお立ち寄りください。


早いもので、令和6年度も折り返し地点に差し掛かっています。2学期がはじまり、すでにひと月が経ちますが、いろいろなことがありました。
中学校のPTAによる学校見学、商業活動研究委員会の総会、本校と連携する湘北短期大学教授による出前授業、民間企業の外部講師によるDX人材育成に関する講義、前回紹介した部活動壮行会などをまとめて画像で紹介します。
このあと月末には「王華祭」が控えています。放課後に残って準備を始める生徒も日を追うごとに増えています。中には、連日のように展示・発表の相談に校長室を訪れる生徒もいます。学習活動や部活動、学校行事などを通して生徒の成長を感じ取り、うれしく思っています。
これからも、地域のみなさんにも本校の日常や取組をお伝えしたいと思います。



吹奏楽部が8月に川崎市で開催された神奈川吹奏楽コンクール高校生の部B部門で金賞を獲得し、東関東吹奏楽コンクールへの出場を決めました。また、マーケティング部・商業活動研究委員会マーケティング研究部が8月に県立青少年センターで開催された県内の予選で優勝し、関東ブロック高等学校生徒商業研究発表大会に出場しました。いずれも普通科・総合ビジネス科、2つの学科の生徒によるチームでの出場となります。
再編統合によって、生徒の交流が進み部員数も増えましたが、ここまで来るのに大変な努力を積み重ねてきたことと思います。一つの目標に向かって挑戦をし続けることは容易なことではありません。時には目の前に立ちはだかる壁のようなものにプレッシャーを感じたこともあったはずです。
目標を達成するために粘り強く続けてきたこと、仲間と励まし合いながら取り組み絆を深めてきたこと、いろいろな思いがそれぞれの生徒にあると思います。そんな思いを胸に、大会では最高のパフォーマンスを発揮できるよう全校で応援しました。


8月23日(金曜日)午前に、7月に完成し8月に引っ越しをほぼ終えたばかりの新商業教育棟で開催しました。
6年の歳月をかけて準備を行い、この4月より開校した本校にとって自校で開催する初めての学校説明会となります。480名の収容が可能な「さつきホール」で学校説明を2展開で行った後、4つの会場に分かれて体験授業を行ったり、新校舎の見学、部活動体験を行ったりしました。
今回は、体験授業ということもあり、総合ビジネス科に関心のある中学生の方が多く参加されたように思いますが、400名ほどの参加がありました。
説明会のプログラムには、普通科・総合ビジネス科の生徒合同チームによるプレゼンテーションもあり、本校の学びの成果の一部をお伝えすることができたと思います。






参加者アンケートからは、「生徒さんによる実演がとても良く子どもも飽きることなく最後まで説明に聞き入っていた。」「普通科の科目に加えて商業科目のことについても勉強ができるのですごいと思った」などということばをいただきました。今後の励みと参考にしていきます。参加されたみなさま、ありがとうございました。
8月21日(水曜日)、22日(木曜日)に商工高校で「サマーキャンプ2024」を開催しました。
この取組は、社会人として必要なスキルを身につける学習の一環として「英語を使って楽しむ、友だちを作る」という目的のもと、商業設置校で例年行われていた宿泊を伴う行事でしたが、コロナ禍で形態を大きく変更し、現在では日帰りで行う行事としています。厚木王子、相原、平塚農商、商工から初日は7名の生徒が参加し、東京学芸大学の学生5名をTA(ティーチングアシスタント)に、柏木実業専門学校から留学生を招き実施しました。


昨年度は厚木市七沢の施設で実施しましたが、日帰りにしたことに伴い舞台を学校に移しました。
緊張感が強く漂う中で始まりましたが、英語で自己紹介を繰り返しながら緊張感をほぐし、4グループにわかれて英語の歌詞を覚えて歌いました。次にミニプレゼンテーションの勉強として、「主張、その理由、まとめ」というフレームで各自のスマホに記録している1、2枚の写真で自己紹介をする練習をしました。
単にプレゼンをするだけではなく、メンバーから受けた質問にもボディランゲージも含めて答えようと奮闘していました。思っていた以上に会話が弾んでいることに驚きを感じました。
ランチの間も日本語の使用は禁止で過ごし、午後は英語のしりとりでスタートしました。4グループに分かれて、3分の中でスペルを間違えないでいくつ出せるか競いました。54語という記録が出て参加者全員を驚かせていました。
初日の最後はプレゼンテーションでしたが、どのチームも工夫を凝らした素晴らしいものに仕上がりました。

7月10日(水曜日)に,いせはらサンシャインスタジアムで第106回全国高等学校野球選手権神奈川大会の2回戦が行われました。厚木王子高校野球部は藤沢工科高校・深沢高校連合チームに勝利し,3回戦進出を果たしました。
初回に守備の乱れから先制を許したものの,先発の安齋さん(2年)が粘りの投球を見せ,相手に流れを渡さず,9回裏の攻撃を迎えました。
1-4と3点ビハインドの9回裏,先頭の深瀬さん(3年)と森屋さん(3年)が四球を選ぶと,4番で主将の鈴木さん(3年)がレフト線へのタイムリー2塁打を放ち,1点差に追い上げました。その後,榊原さん(1年)が満塁から冷静に押し出し四球を選び,同点に追いつくと,この試合ヒットを放っていた西郷さん(1年)が,タイムリーヒットを放ち,逆転サヨナラ勝ちで熱戦を制しました。
勝利後,いせはらサンシャインスタジアムには本校の新たな校歌が轟きました。次戦は,7月14日(日曜日)にサーティーフォー相模原球場にて東海大相模高校と対戦いたします。初勝利の勢いそのままに,野球部の歴史をさらに「継」いでいけるよう,皆さんご声援よろしくお願いいたします。


7月3日(水曜日)17時に、厚木市役所第二庁舎16階でソフトボール部が山口貴裕市長を表敬訪問し、7月22日から長崎県大村市で開催される令和6年度全国高等学校総合体育大会ソフトボール競技大会出場の報告をしました。
「厚木愛」に満ちた市長から激励のことばをいただきました。歓談の時間では一人ひとりの選手たちが市長からの質問にこたえながら全国大会での健闘を誓いました。
初戦の相手は、石川県代表金沢高等学校です。過去の全国大会で対戦経験もある相手ですが、今回は能登半島地震からの復興という地元の願いを背に戦いを挑んでくると思います。
どこも強豪で楽に勝たせてくれるチームはないと思いますが、一つひとつの試合を大切にして、自分たちのベストを尽くすことができるように取り組んでまいります。厚木王子として初の全国大会となります。みなさまの応援をいただきますよう、よろしくお願いします。

6月24日(月曜日)~27日(木曜日)に、第2期生が沖縄修学旅行を実施しました。
高校時代最大のイベントの一つといえる修学旅行。普通科と総合ビジネス科、合計9クラス規模で行う旅行は、旅行業者のパッケージ商品ではなかなか味わえない感動深い体験となりました。
沖縄には、日本「本土」では見られない独特の文化や歴史、自然環境があります。その独自性は、日本国内のどの地域よりも強いと言えます。なぜ、そうした独自の文化が発達したのか、とても興味深いものがあります。






【行程の概要】
第1日 「平和学習」
●沖縄県平和祈念資料館⇒ひめゆり平和祈念資料館⇒がま体験(中止)
第2日 「コース別体験学習(個人でコースを選択)」
マリン体験コース(シュノーケリング、ドラゴンボート等)
カヌー体験コース(カヌー体験・マングローブ観察)
サイクリングコース(屋我地島)
もとぶ元気村体験コース(ドルフィンガイドツアー、紅型)
文化体験コース
第3日 「コース別体験学習(クラスでコースを選択)」
●(例)ブセナ海中公園、古宇利ビーチ、フルーツランド、美浜アメリカンビレッジ等
第4日 「班別自主見学」
●那覇国際通り班別自主見学
学べば学ぶほど修学旅行は楽しくなります。「慰霊の日(6月23日)」の翌日からの訪沖には、自然や異文化体験に加え、理不尽な戦争が引き起こす悲劇や平和の尊さ、基地の負担に苦しむ沖縄の人々など沖縄の現在までの状況に関する理解を深めるというねらいがありました。
七夕が近づいてきました。小学生の時に近隣で笹を分けてもらい、七夕飾りを作った経験のある人も多いことと思います。旧厚木商業校舎の中庭には竹林がありますが、県内の高校で庭に竹を植えている学校は少ないと思います。
ところで、伝説で年に一度、七夕の日に会うと言われている彦星と織姫のことはみなさんご存じだと思います。でも実際は、わし座の彦星(アルタイル)と、こと座の織姫星(ベガ)の距離は、15光年も離れています。これでは、伝説にあるように一晩のうちに「二人」が会うことはとても困難であることがわかります。プラネタリウムなどで星座を学んだ人は、聞いたことがあるかもしれません。ずいぶんとロマンのない話だと憤慨(ふんがい)される方もいるかもしれません。
ところで、この星座間の距離は、どのようにすれば測定できるのでしょうか。これは、みなさんが数学で学ぶ「三角比、三角関数」で導き出すことができます。古代エジプトでは、ピラミッドの建設に必要な計測を、直角三角形を利用して測量していたと聞いたことがあります。星までの距離も、地球の公転半径を利用して巨大な直角三角形を描くことで測量していたようです。
数学科の教員に尋ねると、もっと詳しく教えてもらえると思いますが、自分でいろいろと調べても面白そうですよね。数学は、物事を論理的に整理したり、学んだことを生活の中で活用できたりするところに私は面白さを感じます。

6月15日(土曜日)に、横浜商業高等学校で第40回簿記競技大会神奈川県予選会が行われました。厚木王子高校は、団体優勝を果たすとともに、個人の部では岡野さん(3年)が準優勝するなど優秀な成績を収め、全国大会への出場が決まりました。
さらに個人の部では、第3位に鴨志田さん(3年)、第4位に佐久間さん(2年)、第5位に丸田さん(2年)、第6位に平山さん(3年)、第7位に下河さん(2年)が入賞するなど、日頃の成果を発揮することができました。全国大会は、7月24日(水曜日)千葉商科大学(千葉県市川市)で行われます。
また、これに先駆けて、6月2日(日曜日)に藤沢翔陵高等学校で行われた第71回全国高等学校ビジネス計算競技大会神奈川県予選会において、珠算・電卓部が珠算の部、電卓の部ともに団体優勝し、全国大会出場を決めました。
個人の部では、珠算の部において柳田さん(1年)が総合競技・種目別応用計算とも優勝、伊藤さん(1年)が総合競技2位となりました。また、電卓の部では、総合競技において平山さん(3年)が優勝、田村さん(3年)が2位、山本さん(2年)・岡田さん(2年)・平野さん(2年)が3位、北村さん(3年)が佳良賞、種目別応用計算では田村さん(3年)が優勝とそれぞれ入賞しました。
なお、全国大会は、7月30日(火曜日)に横浜武道館で開催されます。
前々回紹介したソフトボール部に続き、簿記部、珠算電卓部も全国制覇を目指して全力を尽くします。みなさん、応援をよろしくお願いいたします。
特に商業の競技大会については、中学生時代には部活動に所属していなかった人、高校から部活動を始めた人でも、努力次第で全国大会に出場するチャンスがあります。中学生の方は、学校選びの参考にしていただけるとありがたく思います。

6月9日(日曜日)に、荏田高校のグラウンドで全国総体県予選ソフトボール競技の決勝戦が行われました。春季大会準優校の光明学園相模原高校を破り決勝まで進出してきた横浜清風高校を相手に、初回から得点を積み重ね、8対1のコールドゲームで全国大会出場を決めました。
緊張で張り詰めた雰囲気の中で試合は始まりました。2回には相手の連打で1点を失いはしたものの、ピッチャー小澤さんの力投にこたえるようにチーム全員で粘り強く守り抜き、それ以降は相手に得点を許しませんでした。
令和6年度の全国総体は、長崎県大村市総合運動公園で7月22~25日の期間に開催されます。新生厚木王子ソフトボール部は、初の全国制覇を目指して全力を尽くします。みなさん、応援をよろしくお願いいたします。


また、ビジネス計算競技大会において、珠算電卓部、簿記部がそれぞれ「珠算の部」「電卓の部」で県予選を勝ち抜き、団体優勝を果たしました。また、情報処理競技大会では、団体3位入賞、個人でも中嶋さん(3年)が入賞し、千葉商科大学で行われる全国大会へ出場します。みなさんには改めて、この紙面で紹介をする予定です。
5月18日(土曜日)に、旧厚木商業校舎視聴覚室で、PTA総会を開催いたしました。
両校のPTAの統合については、昨年度から本部役員の方々を中心に調整を進めていただいておりました。この総会で、PTA新役員や規約、各種事業計画、予算などが原案通り承認されました。昨年度卒業学年の役員の皆様方には、特に大変なご苦労をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
本校は、学習面はもちろん部活動をはじめ「教科外活動」でも頑張る学校を目指していきたいと考えています。少人数であったり、結成したばかりの部活動であったりしても、それぞれの目標を達成することで充実感を得られることが大切だと私は思っています。そのような中で、弓道部は団体の部で男女がそろって、またソフトボール部も関東大会に出場が決まりました。新校1年目として成果を出せたことを大変うれしく思っています。
商業教育棟の引き渡しは7月、引っ越しは8月で2学期より旧厚木東校舎で基本的には学習活動を行います。また、旧商業校舎は引っ越し後閉鎖し、仮設校舎は取り壊す予定です。その後グラウンドの状態に戻して、当面の間は体育や部活動で利用できるようにする計画です。
学校の取組は、HPでも発信して参りますので、引き続き応援を頂きますようお願いいたします。
5月13日(月曜日)に、学校法人ソニー学園湘北短期大学との教育交流協定を結びました。湘北短期大学は、地元厚木市にある学校として、厚木東高校、厚木商業高校の卒業生が、毎年大勢お世話になっていますが、本校の校名変更に伴う協定締結となります。
「社会でほんとうに役立つ人材を育てる」というコンセプトのもと、時代性を考慮し実践的でユニークな授業を展開するため自らを変化させようと新たな取組を計画されています。総合ビジネス・情報学科、生活プロデュース学科、保育学科で学ぶ卒業生の中には、学業成績も大変優秀な学生もいて総代を務めた者もいるという話を聞き、大変うれしく思いました。

新型コロナが5類へ移行して1年が経過しました。学校行事などは「フルスペック」の状態に戻りましたが、一人1台端末や電子黒板などに代表されるIT化など、教育を取り巻く環境は急激に進み、最新の技術を活用できる外部人材の開拓は大きな課題となりつつあります。
今後、両校の学校間連携を進めながら知識や技術面だけではなく、情報活用力やコミュニケーション能力を含めた「人間力」を育てていくという点でも協力を深めていきたいと考えています。
5月31日(金曜日)に統合後初の体育祭を控え、応援合戦の練習にも熱が入っています。連休後半は気温の高い日が続いていますが、赤・黄・青組の3チームに分かれた生徒が朝から集まり、それぞれの場所で工夫を凝らした応援ダンスの練習をしています。
また、このゴールデンウイーク中に各競技で関東大会県予選会が行われています。野球、サッカー、ハンドボール、ソフトテニス、バドミントン、バレーボール、吹奏楽、珠算・電卓、簿記部など、どの部活動も精力的に活動していますが、弓道部、女子ソフトボール部が関東大会に出場することが決まりました。

弓道部は、男女そろって団体の部で関東大会出場という快挙を成し遂げ、ソフトボール部は全勝で関東大会出場を決めました。
関東大会は、女子ソフトボールは6月1~2日に千葉県で、弓道が6月7~9日に栃木県で開催されます。厚木王子高校としての最初の関東大会となります。全校で応援したいと思います。地域の皆様も応援をお願いいたします。

〇ソフトボール部より
「2年13人、1年3人計16人のチームで、人数が決して多いわけではありませんが、全選手が自分の役割を果たし、優勝を掴み取りました。関東大会は、5月31日(金曜日)開会式、6月1日(土曜日)2(日曜日)に、千葉県千葉市で開催されます。今後もインターハイに向けてがんばりますので、応援のほどよろしくお願いします。」
〇弓道部より
「今年度の関東大会から、試合形式が3人制から5人制に、新たに個人上位5位までが本戦出場と、ルールが大きく変更された大会でした。それに伴い、団体出場校の枠も4校から3校になり、厳しい戦いが予想されましたが、日頃の稽古を信じ、大崩れすることなく、男子準優勝・女子第3位という結果を収めることができました。
男女団体揃っての出場は1993年以来30年ぶりとなります。優勝を逃した要因と真摯に向き合い、インターハイ予選・関東大会本戦と更なる飛躍を目指します。応援のほどよろしくお願いします。」
厚木王子高校の中庭には池があり、鯉が15匹ほど泳いでいます。「厚木東高等学校創立百周年記念誌」によると、この池を含む中庭庭園は、昭和42年6月に創立60周年記念事業として、旧厚木東高校の同窓会「常磐会」から寄贈されたようです。池の「希望」と題する少女像は、東京芸術大学の山下教授による作品です。
水質はろ過装置によって良好に保てるようにしてあります。また、池の周辺の植栽は、PTAの環境委員会に担当していただき、季節感を感じさせるとともに生徒たちにとっては憩いの場になっているようです。
なお、鯉の餌に係る費用は、現在も同窓会費用から支出していただいています。鯉のえさやりという大変責任のある役割は、校長が担当しています。


桜や楓、びわの木や竹林など「和」のテイストがある旧厚木商業校舎の中庭とは、対照的な印象があります。商業教育棟の工事も順調に進んでいますが、画像で公開できるまでにはもう少し時間がかかります。今後も機会を見て、施設に関する情報もお伝えしていきたいと思います。
GWに入り、部活動では関東大会県予選会などが始まっています。
厚木王子高校では、学科併置校として、普通科と総合ビジネス科の2つの学科の生徒が、同じ目標を目指してそれぞれの部活動で頑張っています。
部活動は、異なる年齢との交流の中で、生徒同士や教員と生徒等の人間関係の構築を図ったり、生徒自身が活動を通して自己肯定感を高めたりすることができる活動です。
運動部に関しては、スポーツがもつ様々な良さを実感できたり、自分の適性等に応じて、生涯にわたるスポーツとの豊かな関わり方を学ぶこともできたりします。
厚木王子高校は、旧東高校と旧商業高校が統合されたことで運動部、文化部の種類も増え、さらに簿記部やマーケティング部など、専門学科設置校の特色を生かした部活動もあります。もちろん、普通科の生徒も参加できます。



4月16日(火曜日)、旧商業校舎視聴覚室で、総合ビジネス科1年生を対象に言語文化の授業で「人形浄瑠璃特別講座」が行われました。
人形浄瑠璃部が創設された経緯や、「相模人形芝居」の歴史と、その流れをくむ人形浄瑠璃の人形の構造や一体の人形を三人で動かす「三人遣い」による所作の操作など、入門講座として初心者にもわかりやすいお話を聞くことができました。
講師は、「あつぎひがし座」代表の林田洋子さんをはじめ、同座員の4名の方が務められました。伝統芸能の普及のために部活動の指導にもご尽力されています。興味がある生徒は、ぜひ見学に来てください。


4月13日土曜日、旧商業校舎視聴覚室で、「PTA役員新旧顔合わせ」が行われました。
5月に厚木王子高校として初めてのPTA総会を行うにあたり、新役員、規約や会費、PTA事業などの具体について調整を行いました。昨年度から、長い時間をかけながら調整を進めてきましたが、両校にとって「あたりまえ」に思っていたことがそうではなく、擦り合わせが必要となることも多くありました。本部役員や常置委員の委員長・副委員長にはご苦労をおかけしましたが、検討を重ねてきた結果、一つひとつの事柄が新しい取組みとして決まり始めています。

神奈川県の県立高校改革2.期実施計画により、厚木東高校、厚木商業高校が再編・統合され、厚木王子高等学校として開校いたしました。
本校は、普通科と総合ビジネス科の併置の特色をいかした多様な科目配置等により、実社会を生き抜く力を育むための幅広い学びの実現を図ることを目的とし、地域における新たな高校としてこれからの社会に貢献する人材の育成を目指します。
そこで、学校の取組みを、生徒・保護者に加え広く地域に発信していきたいと思い、「王子VOICE」として様々な情報をお届けすることにいたしました。
今回は、4月9日(火曜日)に行った「対面式」と「新入生歓迎会」の様子をお届けすることにいたします。当日の午前は雷雨に見舞われたため、「対面式」は予定を変更して会場を2か所に分けてオンラインで実施しました。
また、午後の「新入生歓迎会」では、各部の部員が工夫を凝らした演技などを披露し、大変盛り上がった1日となりました。







