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単位制総合学科について

 総合学科とは

 高等学校には、国語、数学などの共通教科・科目を中心に学ぶ普通科と、工業、商業などに関する専門教科・科目を中心に学ぶ専門学科があります。この二つ以外にも、将来の進路を考え、共通教科・科目と専門教科・科目にわたる幅広い選択科目の中から自分で科目を選択して学ぶ「総合学科」があります。

       総合学科

 

 

そのため、本校では総合学科ならではの授業として、 「天体観測」「中国語入門」「韓国語入門」「ドイツ語入門」「フランス語入門」「幼児安全法」「社会福祉基礎」「コミュニケーション技術」「地域保健と救急救命」「各ライフステージのトレーニング」「続・保健(運動と食事)」「スポーツ概論」「情報システムのプログラミング」「ビジネス基礎」など、普通科の学校には見られない様々な内容の授業が充実しています。

 

 詳しくは こちら(特色ある授業) をご覧ください。

 

 総合学科の特色とは

①将来を見つめ、自分オリジナルの時間割を作れます。

 総合学科にはさまざまな個性をもつ生徒が入学してきます。卒業後の進路希望もさまざまです。総合学科では、生徒が自分の個性を伸ばしたり、進路希望を実現したりすることができるように、国語や数学といった普通教科・科目をはじめ、情報や福祉などの専門教科・科目がバラエティ豊かに用意されています。そのような多種多様な教科・科目の中から生徒一人ひとりが学習内容を選択し、自分の時間割をつくります。その選択が自分の将来の夢や希望を大きくふくらませたり、自分の得意な分野を伸ばしたりすることにつながります。

 

②進路実現を目指した指導が充実しています。

 

 将来、何をやりたいのかを考え、一人ひとりが自分の時間割をつくる総合学科では、自己の個性を発見したり、将来の生き方や進路を考える学習や指導を大切にしています。そのため、夢の実現に向けて進むべき進路やそのために必要な科目選択について担任の先生と相談するキャリアガイダンスが充実しています。

 

③キャリア教育を重視しています。

キャリア教育は「子ども・若者が、社会の一員としての役割を果たすとともに、それぞれの個性、持ち味を最大限発揮しながら、自立して生きていくために必要な能力や態度を育てる教育」を表します。総合学科では、全ての生徒が原則として入学年次に履修する「産業社会と人間」が、キャリア教育の実践の中心的な役割を担っています。この学習を通じて、地域や産業界等との積極的な連携を図り、多様な他者との関わりの中で自分の将来の生き方や進路について考察し、興味・関心によって職業との関連を深めることができます。また、実際に企業等で職業体験を行うインターンシップも取り入れています。

 

④自ら課題をみつけ、自ら解決を図ります。

 学び方を学び、生涯にわたって学び続ける意欲をもつことができるように、自ら課題を見つけ、自分で調べたり、研究したりして、自分で答えを出す学習を重視しており、総合的な学習の時間において課題研究に積極的に取り組んでいます。また、研究成果を発表する機会を設けていて、
自分の考えを自分の言葉でわかりやすく他の人に伝えるという活動を通して表現力やコミュニケーション能力を育成することも重視しています。

 

 

単位制とは

  単位制高等学校とは、学年による教育課程の区分を設けず、決められた単位を修得すれば卒業が認められる高等学校です。本校では3年次までに80単位以上習得していれば卒業が認められます。

 そのため、自分が将来何をしていきたいのか、どんな仕事をしていきたいのかなどを考え、「自分の卒業後の進路」に向かって自ら履修計画を立て、一人ひとりが勉強に取り組める学校となっています。将来の目標がまだ決まっていない人であっても、1年次に全員が取り組む「産業社会と人間」や、2年次以降に取り組む「総合的な探究の時間」の授業を活用し、様々なガイダンスを受けながら自分が本当にやりたいことを探していくことが来ます。

 

カリキュラム

特色科目

 上に示したのは各年次の履修パターンです。

 色を付いている部分が各年次において自ら授業を選択する時間となっています。選択するコースによって選べる授業数は異なりますが、多くの授業を選択できることがわかると思います。3年次においては、体育、家庭総合、総合的な学習の時間以外はすべて自分で授業を組んでいくことになります。

 進路希望ごとの履修計画例を こちら(PDF:873KB) からご確認いただき、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 また、単位制の一つの特徴として、授業以外の「学校外活動」においても単位を修得できることが挙げられます。 

 校外講座

 総合学科夏季連携講座など本校が指定した大学・短大、高等専門学校又は専修学校の高等課程もしくは専門課程における学修、その他の教育施設で学習し、一定以上の学習成績が認められた場合に単位認定を受けることが出来ます。活動計画書およびレポート、出席記録、活動修了を証明する書類が必要です。※「神奈川工科大学高大連携プログラム」は、本校において受講できるものもあります。

 

② 技能審査

 本校在学中に本校が設定する技能審査(英検、漢検など)に合格した場合、または、受験者の知識・技能の程度を得点で示す審査(TOEIC、TOEFLなど)の結果において相当程度の成果を収めた場合、単位認定を受けることができます。

 

③ ボランティア活動

 ボランティア活動は、放課後や土・日曜日、長期休業等を活用した継続的な活動である場合、単位認定を受けることができます。本校が指定した団体で活動し、所定の活動報告を提出することが必要です。

 

④ 就業体験活動

 本校が認定した企業・公的機関・保育園等で就業体験活動(インターンシップ)に従事し、活動時間や活動内容が十分と認められた場合、単位認定ができる制度です。活動計画書と活動報告書の提出が必要です。

 

⑤ スポーツ・文化活動

 学校内の教育活動(部活動を含む)以外の学校外で行われたスポーツおよび文化活動、その他これに類する活動に関わる活動で、高等学校教育に相当する水準を有し、普段から計画的、継続的活動を行い、優れた能力を一層伸長し、優秀な成績を期待できる場合、単位認定を受けることができます。

 

 

 

 

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