更新日:2022年8月31日
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・クリエイティブスクール
平成19年12月20日に 「学習意欲を高める全日制課程の新たな学校のしくみづくり ~ クリエイティブスクール ~ 」 と題して実施計画が神奈川県教育委員会から公表されました。それを受けて短期間にさまざまな準備を行い、平成21年4月にクリエイティブスクール第1期生の入学式を迎えました。この入学生から体育コースの募集を停止しましたが、今までの体育コースの特色ある科目などを残す教育課程を編成しています。
・地域との交流
毎年文化祭では地域の方から作品を募集し、作品展のコーナーを設けたり、文化祭に招待したりして、地域の方との交流を進めています。
・進路状況
進学では将来の希望をかなえるため、様々な学校へと進んでいます。4年制大学や短大へは主に学校推薦型選抜(指定校)や総合型選抜(旧AO入試)で進学しています。就職では1000社以上から求人があり、きめ細かい指導により希望者のほとんどが就職しています。
①すべての学習活動を少人数で実施(令和4年度は6クラス規模を7展開。)
②1年生の英語コミュニケーションⅠは、学習進度に応じて少人数での授業展開(1クラス20人程度)
③生徒の基本的な学習習慣を育成する学校設定科目「ベーシック」の設置(1年生)
→ベーシックとは、1年生の月曜から木曜の1時間目の前半25分間で行い、漢字及び視写(見た文章などを写す)、聴写(聞いたことを写す)などで基礎学習の定着を図り、日本漢字能力検定の資格取得や言語能力の育成を目指している。
④基礎から積み上げる学校設定科目「教養Ⅰ」(1年生)、「教養Ⅱ」(2年生)、「教養Ⅲ」(3年生)の設置
→教養Ⅰとは、1年生の月曜から木曜の1時間目の後半25分間で行い、国語、数学、英語の3科目(主に中学までの学習内容)を学習する。国語では「場面に応じた言葉の使い方」、数学では「分数」や「少数」の計算、英語では「英語コミュニケーションⅠ」の授業内容の復習や確認問題などを1年間かけて学習し、基礎学力の定着を図っている。
⑤大学生による学習講座「土曜教室」の開講
→近隣の大学の学生を講師として迎え1年に25回開講し、「もっと勉強したい」、「進学の
ために勉強したい」という生徒のニーズに合わせて土曜日に実施している。
⑥進路実現のための「サマーセミナー」の開講
→昨年度は1年生向けに1学期の「ベーシック」の内容を復習する「リトライ・ベーシック」や「漢字の読み書き、音訓」、「英検対策講座」など夏季休業中にさまざまな講座を設置している。
①担任とのコミュニケーションの確保、充実
→1年生のみ担任、准担任の複数担任制であり、朝や帰りのホームルーム等でのコミュニケーション時間が確保され、充実している。
②教育相談コーディネーターやスクールカウンセラー(SC)、スクールソーシャルワーカー(SSW)による教育相談体制の充実
①職場体験、インターンシップの実施
→インターンシップでは自分の興味がある企業、専門学校に行き、実際の仕事を体験している。
インターンシップ受入れ先:保育園、幼稚園、介護施設、病院、動物病院、製造業、接客、ホテル、美容業、動物園、遊園地、警備、鉄道、配送、建設などがある。
②有志の「釜利谷サポートチーム」の活動
→学校説明会の補助や近隣施設でのボランティア活動など、クリエイティブスクールを活性化していくための活動などを行う。
③社会生活における協働の意識を高める機会の工夫
コミュニケーション能力を高めるSSE(Social Skill Education)を取り入れたソーシャルスキルトレーニング
→SSEとは、生きるために必要な3つの力(①自分をうまくコントロールする力、②人とかかわる力、③トラブルに対処する力)を身に付けるためのプログラムで、入学時から3年間かけて実施している。