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更新日:2025年8月21日

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地域内キャリア教育推進コンソーシアム

地域内キャリア教育推進コンソーシアムの概要

 地域の産業界・行政・教育機関が一体となり、生徒の“学び”と“未来づくり”を応援するために、「神奈川工業高等学校定時制」と「綾瀬市」が連携協定を締結しました。本コンソーシアムでは、地元企業や自治体と連携した実践的なキャリア教育を展開し、地域とともに次世代の人材育成を進めていきます。

jinko-logo 綾瀬市ロゴ


1 背景
 近年、急速な社会変化や産業構造の転換に伴い、生徒が将来を主体的に考え、地域や社会で活躍できる力を育成することが求められています。特に、地域産業との接点を持つキャリア教育は、生徒の進路選択や自己理解を深める上で不可欠です。こうした状況を受け、神奈川工業高等学校と綾瀬市は「産学官連携によるキャリア教育の推進」を柱とした新たな枠組みを立ち上げました。

2 協定の目的
本協定は、地域内でのキャリア教育の推進を通じて、生徒一人ひとりが将来の職業観を育み、地域産業の担い手として成長できる環境を整備することを目的としています。

3 協定内容
・地域企業による授業協力や職場体験の受け入れ
・行政による教育支援施策の展開
・学校におけるキャリア教育プログラムの体系的実施
・合同イベントや講演会の開催
・関係機関による情報共有と人材育成支援

4 今後の展望
 本協定を契機として、地域産業と教育現場のつながりを強化し、継続的なキャリア教育活動を展開してまいります。特に、若年層の職業理解促進と、地域に根差した人材の育成に寄与することが期待されます。
 また、本コンソーシアムは神奈川県下の定時制高校への拡大を検討していきます。

キャリアコンソーシアム01

人材育成教育プログラムの内容

キャリアコンソーシアム02

地域内キャリア教育推進コンソーシアム調印式

 令和7(2025)年8月20日に綾瀬市役所にて神奈川工業高等学校と綾瀬市による調印式が執り行われました。

綾瀬市調印式02
左から、片受 健一 校長(神奈川工業)、橘川 佳彦 市長(綾瀬市)


◆橘川市長コメント
 県立神奈川工業高等学校(定時制課程)との締結、大変嬉しく思っております。この事業を進めていくうえで子どもたちのキャリア教育の一環を綾瀬市が担うことができ、大変嬉しく思っております。綾瀬市、綾瀬市の事業者を始め、神奈川工業高等学校の先生方、生徒、保護者と連携をし、しっかりとした形を作っていければと考えております。
 そして、この事業を進める上で綾瀬市を知っていただき、生徒の皆さんに綾瀬市を好きになっていただき、将来的に綾瀬のものづくりの担い手となっていただくことを心待ちにしております。

◆片受校長コメント
 県立神奈川工業高等学校(定時制課程)は、機械科・建設科・電気科に加え、来年度から普通科が設置されることとなりました。普通科におけるキャリア教育を工業高校としてどう考えていくかという時に、いろんな仕事を知ることが普通科の生徒には必要かなと思っておりました。ご縁があって、綾瀬市から今回のお話しをいただき、キャリア教育になると考え、協定締結に至りました。キャリア教育というのは、学校内だけでなく、地域に出て、地域の方々とお話しをしたり、体験を聞く、体験をするというのが大事だと考えておりますので、学校でのコンソーシアムが子どもたちの将来の幸せになればと考えております。