小田原高等学校 定時制 > 学校概要 > 校長メッセージ
更新日:2025年7月14日
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校長より
■ごあいさつ

校長 大谷 聡一郎
小田原高等学校 定時制課程のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
令和6年4月に着任し、2年目を迎えています。大谷 聡一郎と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
■「おだてい」について
本校は、明治33年(1900年)に神奈川県第二中学校として創立されました。この間、神奈川県立小田原中学校、神奈川県立小田原高等学校へと改称されながら、これまで125年の歴史と伝統を積み重ねてきています。そして、平成16年度には、やはり100年以上の長い歴史と伝統を紡いできた小田原城内高等学校との再編統合を経て、単位制普通科の仕組みを持つ小田原高等学校の定時制課程としての歩みが開始されました。本校は、「おだてい」の愛称で親しまれ、地域の皆様にも支えていただきながら、今年で22年目を迎えています。
「おだてい」は、自分のペースで、“ゆっくりじっくり”と、楽しく学ぶことができる学校です。一人ひとりの学びたい気持ち、学び直したい気持ちを出発点として、また、それぞれの生活スタイルに合わせて、学習計画を立てて学んでいます。1校時・2校時の早い時間帯から登校し、特色のある自由選択科目の授業を選び、学ぶことや、定通併修の仕組みを利用して学んで、3年間での卒業を目標とすることも可能です。また一方で、しっかりと時間をかけて4年間での卒業を選ぶこともできます。
「おだてい」には、昼間の活動の仕方やこれまでの経験が異なる多様な生徒が在籍しています。生徒は皆、あたたかい雰囲気の中でお互いの持ち味や良さを理解し、仲間とのつながりを深めながら楽しく学んでいます。「おだてい」の生徒には、毎日の授業、部活動、学校行事を通じてたくさんの仲間と関わりあい、協働する力、共生する心等の様々な力を伸ばしてほしいと願っています。
「おだてい」での毎日の学び、取組みの積み重ねが、世の中に出た時に必要となる力を育み、一人ひとりの将来の夢や進路希望の実現に必ずつながっていくと信じています。
また、「おだてい」は、房総半島の遠景を含めた広大な相模湾を一望できる八幡山の地にあります。八幡山は戦国期の小田原城の遺構もある歴史ある場所でもあります。そして、この高台には、まだ新しく立派な学校施設が、豊かな緑に囲まれた静かな自然環境の中に広がっており、県立高校としては随一の恵まれた学習環境があります。
中学生の皆さん、ぜひ一度、百段坂を登って「おだてい」を訪れ、「おだてい」の良さを実感してみてください。八幡山の地で新しい仲間と一緒に楽しく学び、充実した高校生活を過ごしてくれることを願っています。学校説明会の機会等に皆さんとお会いできることを心からお待ちしています。