更新日:2023年7月6日

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新城風景

令和4年度模擬裁判 

3年ぶりに3年生全員を対象とした模擬裁判を実施しました。

模擬裁判に向けた事前学習として、10月6日に神奈川県弁護士会所属の弁護士の方をお迎えして司法教育講演会を行い、事実の認定について専門家の立場からお話を伺いました。その後、現代社会の授業で、司法についての理解を深めました。さらに総合的な探究の時間で、今回の模擬裁判のシナリオを読みながら、この裁判で殺人未遂で訴えられている被告が有罪なのか無罪なのか考えました。

10月17日の本番では、体育館で弁護士7名の方に実際に模擬裁判を解説付きで行っていただきました。その後各クラスに戻り、弁護士の方にファシリテーターとなっていただきながら、グループで殺意あり、なしを議論しました。当初は殺人未遂にあたらないという意見が圧倒的でしたが、グループの他の生徒の意見を聞くことによって、自分の意見が変わる生徒もでてきました。論理的に相手に理解してもらえるように話をする、また相手の話をじっくりと聞き、自分の意見を再考するよい機会となりました。生徒たちはまじめに、しかし和やかに議論を深めているのが印象的でした。

模擬裁判については、本HPの「特色」の中にある県立高校改革指定校事業 新科目「公共」の研究について(報告) をご覧ください。

弁護士模擬ファシリテーター

評議発表