更新日:2021年7月27日
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「インクルーシブ教育実践推進校」とは、誰もが大切にされ、いきいきと暮らせる「共生社会」をめざして、知的障がいのある生徒が高校で学ぶ機会をひろげながら、みんなで一緒に過ごすなかで、お互いのことをわかりあって成長していくことを目標にしている高校です。
湘南台高校は、令和2年度から「インクルーシブ教育実践推進校」に指定されています。
詳しくは、県のホームページをご覧ください。
神奈川県教育委員会インクルーシブ教育推進課(外部サイトへリンク)
「インクルーシブ教育実践推進校」に指定されたことがきっかけで始めた取組みを紹介します。
どこに、何があるのか、誰でもわかりやすいように設置しました。
みんなが授業に集中しやすいよう、黒板の端に授業と関係のないことを書いたり貼ったりせずに、スッキリさせています。(黒板の端に、いろいろな連絡事項がごちゃごちゃとあるのが、よくある高校の風景です。湘南台高校も以前はそうでした。)
課題などの提出物の情報や、その日の日課を廊下のホワイトボードに集約しています。
その日の動きや委員会の招集など、朝の連絡は、盛りだくさんになることがあります。その連絡を小さなホワイトボードや大型モニターで目に見える形でも伝えています。
そのホワイトボードは、一日貼っておくので、後で見返したいときや、遅刻してきた生徒にとっても便利です。
「インクルーシブ教育実践推進校」としてスタートしたときに、チーム・ティーチングの授業が増えました。インクルーシブ特別募集で入学した生徒の支援をする目的で導入されたことではありますが、特別募集の生徒だけでなく、誰もが何でも質問していいのです。教員の方も全員に目を向けています。教員が1人のときには声をかけにくいということもあるかもしれませんが、教員が2人になればヘルプを求めやすくなるのではないでしょうか。
以上、湘南台高校の取組みを紹介しました。
在校生の皆さん、これから入学する生徒の皆さん、「みんなが過ごしやすい学校」にするためのアイディアがあれば、ぜひ知らせてください。