更新日:2024年4月16日
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野田麻由美
4月5日に69期生を迎え、令和6年度のスタートを切りました。本校にとって本年はこれまでの教育を踏まえた再起動の年となります。国から指定を受けるスーパーサイエンスハイスクール(以下SSHと表記)Ⅰ期の5年間の研究成果が評価され、令和6年度からⅡ期指定を受けることができました。Ⅱ期においては【「Meraki」探究を核として科学的リテラシ―と国際性を備えたイノベーション人材を育成する研究」】を進めて参ります。また、県立高校改革実施計画において、将来の日本や国際社会でリーダーとして活躍できる人材を育成する学校として位置づけられる「学力向上進学重点校」の指定を受けました。
本校はグラデュエ―ションポリシー(人材育成の指針)を「次世代の持続可能な社会の形成に関わるグローバル人材の育成」「良識ある社会の担い手、また科学・文化の担い手としての自己および社会の未来を切り拓く人材の育成」と定め、問題発見・解決能力や論理的思考力、判断力、表現力を育み、自主・自立の精神を培い、豊かな人間性と他者と協働する社会性を育む教育を推進して参りました。
上記の指定事業に求められる教育は、本校が目指す人材育成と重なります。これまでの成果を土台に更なる発展を遂げるべく教育活動を推進し、指定事業を実践して参る所存です。
引き続き、本校の教育活動に対するご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。
以下(◆令和5年度の教育活動の概要)のような活動を行い、成果をあげることが出来ました。
また、令和5年度は生徒の活動に多くの評価を頂きました。併せてお礼申し上げます。
【メディアで取り上げられた生徒の活動】
❄南武線稲田堤駅の発着メロディー ギターアンサンブル部が音源を演奏 /菅町会から感謝
(JR東日本ニュース・読売新聞・多摩区版タウンニュース)
❄吹奏楽部が台湾の市民吹奏楽団と交流(多摩区版タウンニュース)
❄タイのコンケン大学の学生とオンライン交流 (多摩区版タウンニュース)
❄台湾の高校生 台湾国立新竹高級中学 と交流(多摩区版タウンニュース)
❄野球部の取組 探究活動・地域の小学生に対する野球教室(神奈川新聞)
❄全部活動対象 かながわ部活ドリーム大賞グランプリ(神奈川新聞)
❄放送特別委員会 県立歴史博物館音声ガイド朗読 (毎日新聞)
野田麻由美
4月5日に68期生を迎え、令和5年度のスタートを切りました。令和5年度は国から指定を受けるスーパーサイエンスハイスクール(以下SSHと表記)I期指定の最終年にあたります。「SDGsの視点を踏まえた探究活動による科学的リテラシーと国際性を育む教育課程の開発」を研究開発課題として進めてきた4年間の成果と課題を検証し、残る1年間のプログラムを深化させて指定I期の成果を実りあるものとする所存です。
また、令和5年度は、SSHの推進に加えて、本校の教育目標の一つとして掲げるグローバル人材育成を更に推進する計画です。グローバル人材の育成を図る基盤として、令和3年からオンラインで交流を深めてきた「台湾国立新竹高級中学校」(※台湾における高級中学校は、日本の高等学校にあたる)と令和4年12月6日に正式に姉妹校交流の協定を結びました。交流内容は本校のSSHの研究活動に基づく共同研究や両校の相互訪問、オンライン利用等による教育活動や文化交流などを計画しています。姉妹校以外にも多くの外国の高校との交流を進めています。こうした国際交流活動により、更に本校の生徒の国際理解が深まり、グローバル人材育成が進むことを期待しています。
SSHの指定以来、「次世代の持続的な社会の形成に関わるグローバル人材の育成」に向けて、全生徒を対象とした多くのプログラムを導入しました。その上で、更に深く学びたい生徒、先進的なチャレンジをしたい生徒を対象としたプログラムも多く開発しています。そうした生徒を支援する仕組みとして令和4年度に創部した「SSHメラーボプロジェクト部」で活動する生徒数が大幅に増加したこと、出場する大会等の幅が広がったことなど、創部の効果、手ごたえを感じているところです。
本校ではスクール・ポリシー(※学校教育法施行規則の一部改訂(令和3年3月公布)を受け、高等学校において策定し、運用するもの)に掲げる教育内容と国のSSHの指定、神奈川県の学力向上進学重点校エントリー校の指定により求められる教育活動を推進し、未来を拓く人材の育成に努めております。引き続き、本校の教育活動に対するご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。
以下(◆令和4年度の教育活動の概要)のような活動を行い、成果をあげることが出来ました。
野田麻由美
4月5日に67期生を迎え、令和4年度のスタートを切りました。令和3年度は新型コロナウイルスへの対応による教育活動の制限もありましたが、以下(◆令和3年度の教育活動の概要)のような活動を行い、成果をあげることが出来ました。(HPにも情報を載せております。)
令和4年度は、引き続き新型コロナウイルスへの対応を適切に行いながら、※1「スクール・ポリシー」に基づく教育活動を推進し、未来を拓く人材の育成に努めて参ります。
1学校教育法施行規則の一部改訂(令和3年3月公布)を受け、高等学校において策定し、運用するもの。本校では、学校設置者である神奈川県教育委員会から示された※2「多摩高等学校のスクール・ミッション」を根幹に据え、60年以上の伝統や校訓、本校に寄せられる期待や求められる人材育成、国から指定を受けているスーパーサイエンスハイスクールであることや県から指定を受けている学力向上進学重点校・エントリー校等であることなどを踏まえて、※3多摩高等学校「スクール・ポリシー」を策定しました。(※2・※3はHP-学校概要に載せております)
野田麻由美
4月5日に66期生を迎え、令和3年度のスタートを切りました。令和2年度は新型コロナウイルスへの対応による教育活動の制限もありましたが、以下(◆令和2年度の教育活動の概要)のような活動を行い、成果をあげることが出来ました。(HPにも情報を載せております。)引き続き◆【学校経営方針】に沿って新型コロナウイルスへの対応を適切に行いながら、教育活動を進めて参ります。
また、令和3年度は全生徒の探究活動を推進する「Meraki」(学校設定教科)のプログラムの他に、更に学びを深めたい生徒に提供するプログラムとして令和2年度に開講した「TAMASSHセミナー」等を継続するとともに新たに東京大学と提携した「高校生と大学生のための金曜特別講座」を案内しています。体験、経験の機会を多く持つことで生徒の可能性が拡がることを期待しています。
引き続き多摩高等学校の伝統を堅持し、未来を拓く人材育成を、教職員一同、心を一にして進めてまいる所存です。今後ともご支援・ご協力をお願いいたします。