更新日:2022年6月29日
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緑高祭が無事終了し、今日は後片付けです。それぞれの生徒が、自分の担当するところで、確実に復元に向けて作業しています。校門ゲートの単管パイプの解体、グラウンド後夜祭ステージ用の机椅子の回収、ごみ用コンテナ前での分別チェック、企画場所の教室復元、どれも発表本番に比べて地味ですが、ここでがんばれるのが緑高生の素晴らしいところだと思います。元通りの教室でホームルームが行われています。明日から2日間は代休です。十分体を休めてまた元気に登校してほしいです。
解体はマットを敷いて作業中
ブルーシートも回収
机椅子の足を拭いて教室へ
ごみは委員が分別を確認
6月18日(土)午前10時に発表が始まりました。なんとか発表時間中は雨も降らず、生徒のご家族や友人、中学生に発表をご覧いただくことができました。
今年は教室の装飾に趣向をこらしたものが多いと感じます。
統一感ある和風装飾
黒板アートも躍動感いっぱい
ヴェルサイユカフェはバラと馬
また、3年の物理選択クラスは、授業で素材の剛性について学んだことを、実際の遊具に具現化していて素晴らしいと感心しました。
パスタの実験模型が巨大なシーソーに
明日も発表は続きます。明日は気温が高そうなので、水分補給を欠かさず元気にフィナーレを迎えてほしいと思います。
今年も緑高祭の準備が始まりました。今週末、6月18日(土)、19日(日)に開催されます。緑高祭実行委員会の生徒が長期間企画を練ってきました。「全緑少年-それでいいのか緑ケ丘-」をテーマに、最高のものをつくろうという熱気が感じられます。感染症対策も継続しており、チケットによる招待制です。各クラスや部活動など、参加団体の企画場所のしつらえや、装飾、企画内容に工夫がみられるように思います。準備をしている生徒は、みな実に楽しそうです。
テントを立てるのもコツがいる
後夜祭用ステージは机を
結束バンドで固定します
野菜を作っているのは
市場を模した教室に飾るらしい
6月8日(水)第1回目の芸術鑑賞が県立音楽堂で開催されました。本校は、次世代を担うリーダーとしてふさわしい、幅広い教養を身に付けるため、基本的に年2回の芸術鑑賞の機会を作っています。生徒が3年間で、音楽、古典芸能、演劇等、様々なジャンルでプロフェッショナルのパフォーマンスを鑑賞できるよう、演目をローテーションしています。
今回は「鼓和-Core-(コア)」によるドラムパフォーマンスでした。このグループは、マーチングドラムを主役に、2006年に横浜で結成されました。今年度に入って、久しぶりのステージでの芸術鑑賞出演とのことで、念入りにリハーサルも行っていただき、本番を迎えました。
いきなり暗転からのドラム、衣装や楽器に仕込まれたLEDがリズムに合わせて明滅します。最初からすっかり生徒の心をつかんだ演奏は、途中生徒の体験もはさんで、90分、あっという間でした。どうして太鼓のリズムは、こんなに人間をわくわく、どきどきさせるのでしょうね。
生徒に感想をもらいました。「普段、音楽鑑賞はあまり乗り気になれず、ついうつらうつらしてしまうのですが、今回の芸術鑑賞では盛り上がってずっと手をたたいていました。退屈してしまうのではないかと思っていましたが、パフォーマンスを見ているうちに引き込まれ、見終わった後も余韻がさめませんでした。(1年女子、一部略)」
今年度の1年生から一人一台端末を用意していただくことになりました。6月に入り、いよいよ授業での活用が始まりました。「現代の国語」では、文化的比較を取り上げた教科書の評論文を学習した後で、対比や具体例を用いた説明文(400~600字)を生徒が端末を使って作成します。各自がジャンルを設定し、情報収集したうえで読み手にわかりやすい日本文化の紹介文を書きました。それぞれが作成した紹介文のプリントアウトをグループで読み合い、評価します。評価はあらかじめ公表されているルーブリック評価に照らし合わせて行いました。最後にグループで優秀作品を決め、その理由と共に黒板に書きだしていきました。どの班でも、それぞれの紹介文を読み込んでいる様子は真剣そのもの。よい点、改善のアドバイスもプリントに丁寧に書き込んでいました。
班ごとに優秀作と理由を黒板に記入
「英語コミュニケーションⅠ」では英語のテキストをグループで読み深め、その内容をまとめてクラスで発表する活動を行います。「緑の探究Ⅰ」で学んだスキルも活用し、発表へ向けて各自が端末で、提示する図や写真を自ら探し、スライドにまとめていました。内容についても、グループ員同士で活発に議論していました。テーマは地球温暖化のようです。
わかりやすい資料を作ろう