更新日:2024年4月9日
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神奈川県立横浜立野高等学校 校長 猪飼 誉之
〇 伝統を力に
本校は、昭和11年(1936年)に神奈川県立横浜第二高等女学校として創立し、昭和25年(1950年)に男女共学制度の導入に伴い、神奈川県立横浜立野高等学校と改称しました。
平成28年(2016年)に創立80周年を迎えた伝統のある高校です。
80年以上の長い歴史において、学校の名前や所在地は変わりましたが、変わらなかったものが梅の校章です。梅の花は寒さに耐えて咲く香り高い清楚な花として古来より親しまれています。その梅の花に象徴される「香り高い人格の形成」という目標のもとに教育活動を行い、卒業生は一昨年2万人を超え、多くの方が社会の第一線で活躍しております。
現在の校舎は平成26年4月に新築され、大きなガラスを多用した3階建ての構造です。
校舎も生徒も、たいへん明るく穏やかです。
〇 想いを形に
本校は全日制普通科高校であり、多様な興味や関心、考え方を持った生徒がおります。
生徒一人ひとりの学習や進路等の目標の実現に向けたさまざまな科目を設置し、課題解決のために、他者と協働しながら思考力・判断力・表現力の伸長を図っています。
「総合的な探究の時間」では、「繋ぐプロジェクト~自分と人と未来と繋がる~」をテーマに、国際理解や伝統文化、進路、平和・地域探究など、教科を横断した3年間の探究的な学びを通して自己探求を進め、自己実現する力を育成していきます。
令和4年度から県教育委員会より「授業力向上推進重点校」の指定を受け、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け、ICTを活用した授業改善を行っています。
また、社会や地域で貢献できる思いやりをもった人材の育成に取り組んでいます。地域と連携しながら、地域との協働の心と態度を養うとともに、自己肯定感や自己有用感の醸成に努めています。
教育活動を行う際は、「自ら考え、自ら行動する」と「チャレンジする」を生徒の行動方針としています。人はそれぞれ「みな違う」という前提のもと、自分が持っている力と、他の人が持っている力を相互に活用しながら、お互いの課題や想いを踏まえ行動できるよう、全力でサポートします。
横浜立野高等学校はさらなる発展を続けてまいります。今後もご理解とご協力、ご支援くださるようお願いいたします。