更新日:2024年11月21日
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第32代校長 小島 由美(こじま ゆみ)
横浜平沼高校は120年以上の歴史を持つ、県内でも有数の伝統校です。明治33年(1900年)に県内初の公立高等女学校として創立され、神奈川の女子教育の中枢の役割を担っていました。その後、幾たびか校名が改称されましたが、昭和25年に男女共学制度の導入に伴い、神奈川県立横浜平沼高校となりました。この学び舎を巣立った多くの卒業生が、文化・社会・経済など様々な分野で活躍しています。
また、令和7年(2025)には創立125周年を迎えます。11月にパシフィコ横浜国立大ホールにおいて記念式典の実施を予定しています。
本校は、卒業生、保護者、地域の皆様に支えられながら、「人間性豊かで創造力に富み、指導的な役割を果たせる人間を育成する」という教育目標を掲げ、その実現のために日々取り組んでいます。県教育委員会より、平成28年度から「学力向上進学重点校エントリー校」の指定を受け、進路希望の実現に向け、各教科の学習を主体的、総合的、探究的に学び、幅広い視野から様々な課題を関連付けて考えることのできる柔軟な思考力・判断力・表現力の育成を図っています。
グローバル化が進む社会で活躍できる資質・能力を育成するため、国際理解教育の充実を図ることも本校のミッションです。教科・科目の学習活動はもちろん、海外学校交流、英語スピーチコンテスト、留学生の受け入れなど、様々な教育活動を行い、グローバルな視点に立って思考し、世界の平和・福祉・発展のために貢献できる人材の育成に取り組んでいます。
明治から令和まで、一世紀以上にわたる伝統を大切にしながら、横浜平沼高校はさらなる発展を続けてまいります。今後とも本校へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
*写真撮影:横浜平沼高等学校写真部