横浜翠嵐高等学校 全日制 > 学校生活 > 姉妹校交流 > 令和7年度受入
更新日:2025年11月28日
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6月4日(水曜日)から6月11日(水曜日)までの1週間、姉妹校であるエレノア・ルーズベルト高校(以下ルー校)の生徒・教員30名を受け入れました。ルー校の生徒たちはみな、翠嵐生の家でホームステイをして過ごし、日本の高校生の学校生活を一緒に体験することができました。翠嵐高校では、国際交流委員会が中心となり、歓迎のためのイベントを数多く用意しました。以下は、受け入れ時の様子です。
Welcome to Suiran High School!!
三ツ沢公園でバスの到着を待つ翠嵐高校のホストスチューデントたち。歓迎の横断幕を掲げ、暖かな歓迎を行いました。3月にルー校へ訪問したメンバーにとっては感動の再会! 再会・出会いの喜びを噛み締めながら、家まで一緒に帰りました。その日の夕食は今までで一番美味しかったものの一つでした。

歓迎式典
体育館で行われた歓迎式典には、全校生徒が参加しました。ルー校からはダンス、翠嵐からは書道・柔道・花鳥風月 (ダンス)のパ フォーマンスを行い、とても盛り上がりました。ルー校生には日本文化の経験として畳の上の座布団に座ってもらいました。ルー校生が翠嵐に来た初日、全校で温かく歓迎し、これから共に過ごす1週間に期待が高まる時間となりました。

茶道体験
式典のあとは茶道部主催のお茶会のもてなしがありました。茶道部員のお点前を見学したり、実際にお茶を点てる体験をしたり、茶道部員のプレゼンテーションを聞いたりと、ルー校生はもちろん、ホストの翠嵐生にとっても貴重な経験となりました。すべてのプログラムが終わったあとには、自由に浴衣の試着や写真撮影ができる時間があり、大変盛り上がりました。

Culture Shock
このイベントでは、ルー校生と翠嵐生による藤棚でのパフォーマンスの後、和楽器体験、ミニゲーム体験、そして写真の剣道体験が催されました。特に盛り上がったのは剣道体験で、体験後もルー校生たちは手持ちの傘で面の動きを繰り返していました。

ルー校生受け入れ中の日常
平日の夜は主に和食を一緒に食べて、私がホストした子はからあげととんかつがお気に入りでした。電車移動で疲れも大きかったのか慣れない所でも熟睡していました。休日は、サンリオピューロランドに行ったり、私の友達で同じように受け入れをしている子と鎌倉にも行きました。つたない英語でもたくさん話すことができて数日間でも仲を深めることができました。ルー校生と日本を回ると新たな視点で日本を見ることができてその点も面白かったです。
また、平日の放課後に生徒主催のたこ焼パーティーに参加しました。机にのせられた大量の料理を囲み、出来立てのたこ焼きを美味しそうにほおばるルー校生の姿がとても印象的でした。時間は限られていましたが、翠嵐生とルー校生の距離がぐっと縮まったひとときでした。
校外研修(渋谷・原宿)
月曜日には、東京へ校外研修に行きました。代々木公園で最初と最後の集合があり、あとは自由行動でした。翠嵐生の中にも東京に行く機会があまりない人がおり、みんなはしゃいでいました。3階建てのDAISOに行ったり、虹色の綿飴を食べたり、アメリカで有名だと言うお店に行ってみたり。ガシャポンのお店でテンションが上がっていたルー校生が多かったように思います。推しグループのガシャポンを回して、「推しが出たよ!」 などとやりとりする様子は微笑ましかったです。音楽グッズがたくさんあるお店ではKPOPの棚で盛り上がっていました。 最近のKPOPの盛り上がりはアメリカでも存在しているようです。他のホストやルー校生とー緒に夜ご飯の焼肉を食べて家に帰りました。焼肉は美味しかったみたいです。この日の私がホストしている子は終始楽しそうで、私も嬉しかったです。
お別れ会
お別れ会では円を描くように座り、ルー校生1人1人からコメントを貰うことから始まりました。涙ながらに思い出を話したり、特別な経験になったと語る方が多かったのが印象的でした。もう彼らとは容易に会えないという現実が襲いかかってきて、私もつい涙ぐんでしまいました。写真撮影の後、少しの自由時間がありました。 サインを集めるルー校生、最後にハグをしに回るルー校生、とにかくホストと話すルー校生。それぞれの形で最後の交流を楽しんでいました。国際交流委員会が用意した特製うちわを携えて、彼らはホストや早くから学校にいた翠嵐生と先生方に見送られながらタクシーで去って行きました。
