神奈川県立麻生総合高等学校|神奈川県教育委員会 > 麻生総合高校の学校生活 > 持続可能な開発目標SDGs
更新日:2023年3月1日
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1年次 産業社会と人間では、1人1人が持続可能な開発目標SDGsについて調べ、私たちにできる身近な取り組みを考えました。19期生が調べ考えた、それぞれの目標の現状や問題点、問題を解決するために私たちにできること[提案]とその提案したSDGsアクションが促す変化をご覧ください!
約8億人の人がまだ極度に貧しい生活をしている。食べ物がなかったり、飲み物がなかったり、自分の生活を確保するために自らを犠牲にしてお金を稼いでいる子どももいる。
寄付、支援、募金。無料でごはんを提供したり、勉強を教えるという取り組みをすることで、これからももっと貧困者数が減っていくと思う。
飢餓に苦しむ人は、全世界で7億人以上いて、11人に1人の割合でいる。日本での現状は、食品ロスが多く、食べられる食料を無駄にし、飢餓に苦しむ人たちに食料が行き渡らない。
買い物前に冷蔵庫の中身を確認することや、食べ残しを減らす、賞味期限が近いものを購入するなどをすることによって、食品ロスが減り、食料の無駄が現状より減る。
世界では、深刻な医療格差があり、その問題点の主な理由として「病院が少ない」「不衛生な環境」「充分な数の薬がない」「ワクチンがない」などの理由がある。
運動の習慣化、食生活の改善など自分自身が健康を考えてその知識を得ることが、自分たちにできることだと思う。促す変化として1人1人が健康に対する知識を身につけることで、健康でいる大切さを自分たちが大人になった時に子どもたちにその知識を与えて健康に対する認識が変わる。
全ての人々に質のある教育を求めるもので、問題点は「どうやって全ての人々へ質の高い教育を届けられるか」でした。現状は、複雑で質の高い教育を受けられている人と受けられていない人の中で差が生まれている。
自分たちにできることは、学習ボランティアになることです。もし、それができれば、学習能力も高まりますが、一番は人々とつながりコミュニケーションを通して自分と相手が共に学び、成長することが今の世界をよりよくする大切なことだと思いました。
学校に通えない男女の子どものうち、女児は男児の2倍の人数がいる。ジェンダー平等の理解度は半数は肯定しているものの、否定派がいる。活動している人はわずかにしかいない。
生徒会などを通して、ジェンダーについてふれる機会を増やす(生徒が生徒や先生に授業をすることなど)。そうすることでジェンダー(LGBTQ+)への理解が多くの人に深まるので差別などの問題が減っていく。
水が汚い影響で命を落とす人がいたり、トイレがないところがあって、外で排泄(はいせつ)している人がいる。水やトイレが汚いため、病気や感染症にかかる人もいる。
インターネットが整っている環境で生活しているので、今の水問題を調べて募金をしたりする。一定の水の量を使用したら税金をとるようにする。そのお金で発展途上国で井戸を作ったりする。
現在の地球には、持続可能エネルギーを活用している施設が少なく、枯渇燃料の量は年々減少している。
発電や持続可能エネルギーを身近なものにし、日常にとけ込ませることにより、SDGsについて考える機会を増やす。例えば、日傘にソーラーパネルをつけるなど。
障がいを持っている人や貧困で働くことができない人が多い。働けない人が多くいると、会社の雇用が足りなくなって経済がまわらなくなる。また、働けない人はお金を稼ぐことができないから貧困や飢餓になる。
障がいなどで働けなくて困っている人たちの求人などが集まっている相談室みたいな場をつくることで、同じように困っている人が気持ちを理解し合えるし、求人があることで雇用も増えて経済がより良くなると思う。
地球上の約29億人がインターネットにアクセスできない。インフラ(道路・水・電力等)の整備が十分でない国が多数あるなど、世界の技術の差によって起こる問題が多い。
まずは興味をもつことが大切。例えばいつも歩いている道、学校の水道などの身の回りのインフラを知ってみたり、日々ニュースやインターネットを見てみたり。その些細なアクションから、優秀な技術者が生まれるかもしれない。
問題点は貧富の差や差別、移民が多いこと。その問題の現状が7人に1人(クラスに約2人)の多さで貧困。ひとり親だと半数が貧困。さらに、お金がなかったり、差別にあったりで学校に通えない子が多くいる。
募金や周りの人たちの理解を深めることがあげられるけれど、点字や手話に興味をもってみたり、障がい者の方たちの手助けをすることで、差別が少なくなるかもしれない。
土砂災害や排気ガスの多い危険なエリアに住む人が増えている。高齢者や車いすを使う人が使いにくいインフラが残っている。
意見を出し、自分が困っていることを言葉にしたり、災害が起きたときに何日かは耐えられる食料などを準備しておくことで、前者はその問題を皆に認識してもらって解決を助けられ、後者はサービスの余力を増やして本当にサービスが必要な人に力を使ってもらうことができる。
食べものや服などが無駄に捨てられていたりすることでゴミがたくさん出たり、新しく多くの資源を作っていることが問題。
食品などは期限を見て、自分が食べる日付などを考えることによって無駄がなくなるし、服やおもちゃはリサイクルすることで新しく作ったり、買ったりしなくても良い。
気候変動により天気や気温などがどんどん変動していて、天気は悪くなったり、気温などが上がったりしている。
自分が考えたアクションは、プラスチックなど世界中の袋を食べられる袋に変えて、プラスチックごみを少なくできると思った。
海岸や海のプラスチック問題や海産物の乱獲(海洋資源の取りすぎ)による海の生態系の乱れ、破壊など。
プラスチックごみの削減、マイバックなどの活用やエコラベルの貼ってあるMSC認証のある商品を利用する。そうすることで、プラスチックごみの量が減り、海に捨てられる量が減る。
森が失われていくことによって動物の暮らす場所や酸素を作ったり水が蓄えられなくなっている現状。レッドリストが増えている。
植林活動に参加し、森を守る。マクドナルドやスターバックスなどの物についているFSCマークを選んで買う。よって、生物の多様性や製造者の権利が守られる。
差別なく世界のすべての人が平和と公正の元に生きていける世界をつくること。紛争や子どもたちの差別虐待や人身売買をなくすことを目指している。
自分たちにできることは、直接的に世界平和を目指すのではなく、問題に興味をもち、募金のイベントや選挙に行くなど、間接的に子どもたちが平和に過ごせる環境をつくる。
他の目標に比べれば比較的改善傾向にある。しかし、南アフリカや東欧では末に紛争が続いている。問題点としては、子どもの紛争参加、核兵器開発への火種などが挙げられている。
解決の糸口を掴むために、やはり刀狩りや紛争の鎮圧、国家の正しい行動などが挙げられる。自分たちにできることは、暴力の減滅、理不尽な攻撃への正当な主張などが挙げられる。