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更新日:2022年9月13日
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総合教育センター所長からご挨拶申し上げます。
県立総合教育センターは、県教育委員会の組織の一つとして昭和39年(1964年)に設置され、本県の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校などにおける教育の充実・発展に資するため、さまざまな事業を行っています。
県教育委員会は、平成19年に「かながわ教育ビジョン」を制定しました。このビジョンでは、新たなかながわらしい教育として「心ふれあう しなやかな 人づくり」を提唱し、「心ふれあう教育」、「共に育ち合う教育」、「学び高め合う学校教育」、「意欲と指導力のある教職員の確保・育成」などを重点的な取組として、かながわの人づくりを推進することとしています。
県立総合教育センターでは、「かながわ教育ビジョン」の理念の実現を目指し、かながわの「教育人材育成」と「学校支援」の総合的な拠点として、「多様で優秀な教職員の確保」、「指導力の高い教職員の育成」、「今日的な教育課題に対応した調査研究」、「専門的な人材を駆使した教育相談と学校支援及びインクルーシブ教育推進の支援」、「総合教育センター事業の広報活動と他機関等との連携」を柱として活動を行っています。
「多様で優秀な教職員の確保」では、教員志望者の拡大、優れた人材の確保に向けて、教職セミナーや採用前研修などを実施しています。
「指導力の高い教職員の育成」では、県内の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校などの教員を対象として(政令市の教員は除きます)、教職経験に応じた基本研修や教職としての専門性を高める研修や、管理監督者層の能力向上としての管理職マネジメント研修などを実施し、教員としての資質や力量の向上を目指しています。
「今日的な教育課題に対応した調査研究」では、組織的な授業改善や不登校対策など多様な教育課題についての調査研究を実施するとともに、授業づくりなどに関して学校を積極的に支援する活動を行っています。
「専門的な人材を駆使した教育相談と学校支援及びインクルーシブ教育推進の支援」では、児童・生徒に関するさまざまな心配や悩みなどについて、来所による相談や電話・メールでの相談、「SNSいじめ相談@かながわ」などを行う「専門性をいかした教育相談」、指導主事等の派遣による人材育成の推進などを行う「全校種・全教科の教育力をいかした学校支援」、アセスメントによる学校支援などを行う「インクルーシブ教育の推進に向けた学校支援」などを実施しています。
「総合教育センター事業の広報活動と他機関等との連携」では、ウェブサイトを通した情報発信、大学等との連携による教育の充実、県民公開事業などを行っております。
今後とも総合教育センターの事業につきまして、より一層のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。