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更新日:2023年5月17日

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校長あいさつ

 

kotyo2022

「夢をちからに 未来(あした)を生きる」

 藤沢総合高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 藤沢総合高等学校の校長として2年目となりました大谷と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は、平成16年に藤沢市長後の地に、単位制の総合学科高校として開校しました。目の前に清らかな引地川が流れる本校は、四季折々の花に囲まれ、多くの野鳥が集う、緑豊かな恵まれた自然環境の中で教育活動を展開しています。この春には第20回入学式を行い、278名の新入生が入学しました。また、令和5年度は、創立20周年を迎えることになり、本校にとって大きな節目の年となります。

 開校以来、本校では「自立した個」「総合的な知」「共生する心」を育みたい資質・能力として掲げ、「夢をちからに 未来(あした)を生きる」をキャッチフレーズとして、総合学科の多彩な学びの仕組みを活用した教育活動を積極的に展開しています。

 1年次の「産業社会と人間」、2・3年次の「課題研究」の授業は、総合学科の教育活動の柱となっています。この学習活動を通じて、生徒は自分と向き合いながら将来を考え見通す力を養い、情報収集力、課題設定力、課題解決力、プレゼンテーション力等のちからを高めていきます。

 1年次には、学校必履修科目を中心として共通教科の基礎や基本を学んでいきます。その後、2年次からは、共通教科と専門教科にわたる約100の多様な系列選択科目・講座の中から、自分の興味・関心や進路希望に応じて作りあげた自分だけの学習計画に基づいて、一人ひとりが意欲をもって主体的に、いきいきと毎日の学習に取り組んでいきます。

 また、ボランティア活動、インターンシップ等の体験活動、大学や専門学校とも連携した「総合学科夏季連携講座」への参加や、各種検定試験への挑戦と、総合学科の学びの場は、学校外へも大きく広がっています。普通科とは異なる総合学科の魅力あるカリキュラムが、一人ひとりの可能性を広げ、夢を実現していくことができると信じています。

 また、令和4年度からは、在県外国人等特別募集枠による生徒たちが入学することになり、今年度は7名の生徒を新たな仲間として迎え入れました。これを機に、これまで以上に「共生する心」を大切にする学校にしていきたいと考えています。あわせて「教育課程研究開発校(シチズンシップ教育に係る研究)」(令和4年度~)としての研究にも取り組んでいきます。

 これまで積み上げてきた総合学科の多彩な学びの中に新たな取組みをプラスし、一人ひとりの生徒を輝かせ、「未来を拓く力」を育むことができるよう、教職員一同、力を尽くしてまいります。

 中学生の皆さん、学校説明会等の機会に、ぜひ藤沢総合高校へ足を運んでいただき、藤沢総合高校の良さ、すばらしさを直接見て感じてください。

 「総合学科で学び、自分を成長させたい!」と多くの中学生が感じてくれることを期待しています。

 保護者の皆様、地域の皆様、また本校に関わりのある多くの方々、藤沢総合高等学校は、皆様の期待に応え、信頼させる学校づくりを推進してまいります。今後とも、ご理解とご支援をいただきますようどうぞよろしくお願いいたします。

 

藤沢総合高等学校

校長 大谷聡一郎