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~「科学への夢」「科学を楽しむ心」を育み、生徒の個性と能力を伸ばします。~
本校は、神奈川県教育委員会の指定事業において、平成28年度より「理数教育推進校」の指定を受け、日々の教育活動の中で、次代を担う科学技術系人材を育成する科学技術・理数に関する興味・関心と知的探究心を一層高める教育を推進してまいりました。
その中で、令和2年度より5年間、文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受けました。「多様な他者と協働して新たな価値を創出し、社会に貢献する科学的探究者の育成」を研究テーマとし、①理数系教科・科目を重視した文系・理系の類型によらない教育課程の実施、②課題研究を中心とした学校設定教科『共創・探究』の設置、③研究に係る海外との交流及び海外研修プログラムの3つを柱としています。
また、生徒全員がタブレット(chromebook)を必携し、情報活用能力、問題発見・解決能力、論理的思考力等の育成を図り、科学的探究を通じて社会に貢献するSociety5.0を担う人材を育成します。
・令和2年度研究開発実施報告書(第1年次)(PDF:5,718KB)
・令和3年度研究開発実施報告書(第2年次)
Part1(PDF:13,671KB)
Part2(PDF:8,285KB)
Part3(PDF:7,022KB)
Part4(PDF:6,503KB)
Part5(PDF:1,102KB)
Part6(PDF:436KB)
8月1日に2年生化学系ゼミ(物質の探究A,B)生徒と希望者を対象に、夏季講習の一環で環境科学センターから講師を招き「相模湾に漂着するマイクロプラスチック」の講義が行われました。ゼミの前期は共通の書籍を「輪読」し、学習を深めてから研究テーマを決めます。このゼミで輪読した書籍はマイクロプラスチックがテーマとなっていて、地元相模湾の漂着の話はとても興味をひくものでした。
7月28日に2年生生物系ゼミ(生物学A,B)生徒と希望者を対象に、夏季講習の一環で環境科学センターから講師を招き「水の汚れの測り方」の講義と実習が行われました。校内のプールと池の水を採取し、パックテストで水質調査をしました。実験を通し、採集時や調査・実験の際注意すべき内容を学習しました。
7月27日に2年生の物理系ゼミ(the 実験/天文学入門)生徒と希望者を対象に夏季講習の一環でKEK(高エネルギー加速器研究機構)から講師を招き、「all Englishで物理実験」を行いました。
KEKの施設・研究の説明と、研究活動における心構えと考え方のアウトラインを講義で聞きました。また、霧箱による宇宙線の観察実習を行いました。実習の説明は英語で行われ、説明を聞きながら装置を作成し実験しました。
76回生の共創探究Ⅱの成果発表会が行われました。今回は会場ごとに分かれてChrome Bookを活用したポスター発表形式で行いました。見学者のために演示実験を行うなど工夫する発表もありました。3年生は見学者がくるたびに発表するので、複数回の発表と質疑応答が行われます。見学者と発表者の間で活発な質疑応答や意見交換が行われていました。
1,2年生は各自の研究活動の報告に熱心に聞き入っていました。先輩の発表を参考にして、各自の研究活動に生かしていきます。
7月10日(月)と14日(金)に共創探究Ⅰの第二言語習得ゼミが慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスを訪問し、今井むつみ研究室の学生と交流をしました。
大学を案内していただいた後、研究や大学生活などについて話していただきました。
令和5年5月21日(日)に千葉県幕張メッセで行われた日本地球惑星科学連合2023年大会高校生セッションに参加しました。
「海洋開発における水中ロボットの可能性」というタイトルでポスター発表を行い、全国から90件を超える発表の中から奨励賞に選ばれました。
以下はポスター発表をしている生徒の様子です。
令和5年6月12日(月)に国立台湾科技大学の行う国際高校生フォーラムにオンラインで参加をしてきました。
SDGsの一つ「気候変動」について台湾、日本、フランス、スペインの高校のプレゼンテーションを聞き、ディスカッションを行いました。
また、「探究活動には情熱も必要だが、データや統計が不可欠なものである。」という言葉で、生徒は来年度にある共創探究Ⅰという科目に臨む動機付けができました。
本校からは1年生3人が参加しました。以下はその様子です。
令和5年度2年生の共創探究Ⅰがスタートしました。
論文や書籍を輪読しながら、研究手法の学習として、実験してデータを出し、グラフ化、考察の練習も行います。実験結果はchromebookでデータを共有し、結果から課題の答えを導いていきます。以下の写真は、チョーク中の不純物質の割合を調べています。
一方、3年生の共創探究Ⅱでは、6月にゼミ内発表、7月には成果発表会が開催されます。それまでに研究成果をまとめるために実験が佳境に入っています。
以下の写真は「車社会とバイク」ゼミで使用済み食用油から燃料を生成しようとしている様子です。
4月10日(月)から2年生(77回生)で「数理・統計と情報」、4月11日(火)から1年生(78回生)で「共創探究基礎」、2年生(77回生)で「共創探究Ⅰ」3年生(76回生)で「共創探究Ⅱ」の授業が始まりました。
この「共創探究Ⅰ、Ⅱ」という授業は大学のゼミのような授業で、生徒はそれぞれテーマを決めて、研究に取り組みます。研究後は論文を作成します。「共創探究Ⅱ」では夏に最終発表、「共創探究Ⅰ」は3月に中間発表を行います。今年はどんな発表があるのか楽しみです!
また、1年生の「共創探究基礎」は「情報Ⅰ」と「総合的な探究の時間」を融合させた科目です。これからの情報社会のなかでの情報モラルや学習端末の使い方など様々なことを学んでいます。大学入学後も必須のスキルや考え方を学べます。
4月7日(金)の午前中に1年生(78回生)に新入生オリエンテーションが行われました。
新入生オリエンテーションを通して平塚江南高校とはどういった学校なのか改めて知ることができました。
さて、その新入生オリエンテーションにはゲストが登場して、発表を行ってくれました。
発表内容は次の通りです。①共創探究基礎で学んだこと ②How should we respond to lookism?
この発表は2年生(77回生)の2名に行ってもらいました。1年生は発表を聞くことで、1年後にどのようになっているのか少しでも見通しがたったのではないかと思います。また、シンガポールでの海外研修を通してブラッシュアップされた発表を聞くことで海外研修への期待が高まったのではないでしょうか。
3月26日(日)に藤沢市善行にある総合教育センターで「令和4年度かながわ探究フォーラム」が開催されました。
このフォーラムは県内13校、県外7校が参加し、45の研究発表がポスターセッションで行われました。
本校からは「とべとべ!翼果〜翼果の縦横比と種子散布能力の関係性〜」「グラブロは実現可能か?~水中ロボットの可能性~」「バイオエタノールの培養方法の比較」(ポスター発表順)の3研究を発表しました。
3月23日(木)、県立秦野総合高校にて、平塚秦野地区の「探究的学習発表会」が行われました。この地区の各高校の代表生徒の、ポスターを使った発表です。
本校からは、2年生が「人に伝わる動画~子宮頸がんワクチンを広めるために~」というテーマで、これまで共創・探究Ⅰで進めてきた探究の成果を発表しました。質疑応答では誠実に答え、また限られた時間の発表では伝えきれなかった箇所も説明していました。
本校の探究は、SSHの取り組みによるプロセスを生かした、層の厚いものとなっており、参観者の皆さんにも高評価をいただきました。
どの学校も、それぞれ高校の個性を生かした発表で、お互いに良い刺激となりました。
3月16日(木)に2年生全員が、課題研究の中間発表会を行いました。2年生が20会場に分かれてスライドでの発表を行い、1年生はそれぞれの希望に合わせて対面での見学を行いました。
共創探究基礎で学んだスキルや知識を生かし、共創探究Ⅰのゼミで課題研究を進めてきた2年生にとって、これまでの自分の研究を他者に見てもらい、意見やアドバイスをもらうことで、今後の研究活動を進めていく上で、有益な時間とすることができました。
また、当日の司会は1年生のSSH係、学級委員が行い、スムーズな進行と積極的な質疑応答を引き出すなど、円滑な運営を生徒のみで行うことができました。
2022年12月10日(土)に事前学習を行い、12月15日(木)~16日(金)で4か所の最先端研究施設を訪問し、実習・体験・見学をしました。
訪問した施設と内容は次の通りです。
12月10日(土) かずさDNA研究所とKEK(高エネルギー加速器研究機構)について事前学習
訪問先から講師をお招きし、講演会と生徒の事前学習相互発表を行い、講評をいただきました。
12月15日(木) かずさDNA研究所(実習)
夜にはサイバーダインスタジオ、NIMS(物質材料研究機構)についての事前学習相互発表を行いました。
12月16日(金)
→KEK(高エネルギー加速器研究機構)(施設見学)、サイバーダインスタジオ(見学と体験)NIMS(物質材料研究機構)(講演、見学)
(生徒の感想の一部)
今まであまり学べていなかった、生物を始めとした各分野に興味を持ち、学ぶことができたと思います。今まで持っていなかった目線から物理や化学を見ることによって、新しい視点や発見がありとても面白かったです。今後の自分の学習態度にも多大な良い影響があるように感じました。
このような機会がなければ、日本の先端技術に触れることはなかったと思うので、また機会があるのなら参加したいと思いました。
とても楽しく、自分の知識が増え、技能が付いたことを実感できるような経験でした。将来の夢をもっとあらためて幅広く考えてみたいです。
1月29日(日)から2月1日(水)で平塚江南高校で初の海外研修にシンガポールへ行ってきました。
シンガポールではシンガポール国立大学では"Sustainability and STEAM program"というテーマで講義をうけました。シンガポールが直面している気候変動問題とそれを改善策についてやSTEAMをどのように導入していくかやSTEAMに必要なスキルを学び、ディスカッションをすることで理解を深めました。
また、平塚江南高校のカリキュラムの「共創探究」で行っている研究を英語で発表し、ディスカッションをしました。シンガポールの学生には「定義が明確だったので、伝えたいことがはっきりとしていた」「研究のサンプル数が少ないので、これからサンプル数を増やすとより良い。」などのフィードバックをいただきました。
さらに、Googleシンガポール社を訪問し、ユーザーだけでなくお互いを尊重し、人と人をつなげることに重きを置くGoogleシンガポール社では、多民族国家であるシンガポール独特の会社の理念を学び、グローバルな視点を養うことができました。
この海外研修で学んだことを次は事後学習で深めていきます。
12月13日(火)にSSHシンガポール海外研修事前学習として、慶應義塾大学の学生を講師に招き、講師の研究(Effects of a Corpus-driven Approach on Writing and Word Choice)に関する英語でのプレゼンテーションを聞いたり、英語でのディスカッションをしたりしました。
質疑応答や英語での会話を通じて、研究の手法や英語プレゼンテーションについても理解を深めるとともに、それぞれの研究に対してフィードバックをいただきました。
新型コロナウイルス感染症のため、今まで実施できなかった海外研修(グローバルサイエンススタディ)を今年度は実施します。
12月6日(火)にSSHシンガポール海外研修事前学習として、神奈川工科大学大学院の留学生を講師に招き、講師の研究(ソーシャルメディアユーザを対象とした感情推定モデルに基づくコンテンツ推薦手法)に関する英語でのプレゼンテーションを聞いたり、英語でのディスカッションをしたりしました。
また、質疑応答では、研究の手法や英語プレゼンテーションのヒントについても話していただき、研究や発表についても理解を深めました。
9月29日(木)の午後に、全校生徒を対象として第1回SSH講演会が行われました。
今回は本校卒業生でもある、今井むつみ先生(慶応義塾大学環境情報学部教授)をお招きし、「ことばを通して視る世界~ことばは思考にどのような影響を与えるのか~」というタイトルで、ご講演いただきました。講演会は、本校の教室からオンライン同時配信の形式をとり、一部の希望生徒が対面で聴講しました。
認知科学や第二言語習得をご専門とする今井先生のお話はとても興味深く、講演後もしばらく質疑応答が続きました。
9月22日(木)に3年生による成果発表会が行われました。
この成果発表会は「共創探究Ⅱ」の授業の一環で3年生が約1年半かけて研究してきた論文の発表会でした。SSHが平塚江南高校で始まってから2年半、中間発表が行われた昨年度3月と比べるとより深みのある発表をしてくれました。
1年生はオンラインで自分の関心のあるテーマを選びgoogle meetで視聴しました。2年生は実際に発表が行われている教室に足を運び研究の成果に耳を傾けていました。1年生にとっては再来年度、2年生にとっては来年度、自分の研究をどのように発表するのかのイメージがつかめたようでした。
2年生は来年度さらに磨かれた研究の成果発表をしてくれることを楽しみにしています!
9月17日(土)にKEKキャラバンから講師をお招きし、2年生ゼミ「実験と検証」選択生徒と希望者を対象に行われました。
当日は実験実習内容を英語で行ったあと、KEKキャラバン講師によるKEKの概要説明と御本人の進路、キャリアについてお話しいただきました。
生徒の感想は以下の通りでした。
「放射線を見れたり研究者の生の声を聞けたりいい経験になりました。」
「理系の研究はなんでも極めればやっぱり英語が必要なんだなと思いました。」
「学校の授業では扱わなそうな細かい所放射線のなど聞けてよかった。」
「大きな好奇心や強い憧れはここまで人の力を発展させているということ、またその起源を作った偉人たちの凄さが改めて伝わりましたし、KEKについてより調べてみたいと思った。」
「やはり単語がわからないと意味の推測すらできないので、単語を覚えるべきだとは感じた。」
「研究室の会話が英語て行われていると仰っていたこと。」
「英語でコミュニケーションを取ることが出来れば、海外に行ったり海外から来た人と話したりするときに役に立つし、自分の視野がもっと広がるので英語を話す能力はとても大事だと感じました。」
物理の魅力と英語の必要性について感じることができる1日となりました。
8月3日(水)、4日(木)にSSH全国発表会に本校の生徒2名が参加しました。
表記の発表会は、全国のSSH校が兵庫県神戸の国際展示場に集まって行う発表会です。
平塚江南高校からは3年生のゼミ代表として「バイオエタノールの培養方法の比較」という研究で発表してきました。当日は他のSSH校の生徒や教員、大学教員、審査員など様々な人に説明しました。また、他の学校の発表を聞く時間もあり、興味深い発表を説明してもらうことができました。
昨年度に続いて、8月1日(月)~3日(水)の3日間、サイエンス・インターンシップ「博物館学芸員実習」が行われました。
生命の星・地球博物館で今年度は4人の生徒が、様々な施設の見学と体験をさせていただくことができました。
7月21日(木)、22日(金)に韓国のSejong City Office of Educationが主催する国際フォーラム、Sejong Youth Forumに本校生徒10名が参加しました。"Our Planet Matters."がテーマで、地球環境についての講義を聞いたり、韓国をはじめ、トルコやカザフスタン、マレーシアなど合計8ヵ国の高校生と地球環境について議論したりしました。
4月11日(月)から2年生(76回生)で「共創探究Ⅰ」、1年生(77回生)で「共創探究基礎」の授業が始まりました。
この「共創探究Ⅰ」という授業は大学のゼミのような授業で、生徒はそれぞれテーマを決めて、研究に取り組みます。研究後の発表まで楽しみですね。
また、1年生の「共創探究基礎」は「情報Ⅰ」と「総合的な探究の時間」を融合させた科目です。これからの情報社会のなかでの情報モラルや学習端末の使い方など様々なことを学んでいます。
8月5日木曜日、神戸国際展示場にて行われた令和3年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に、本校の生物部代表者3名が参加して参りました。
本校は「翼果の縦横比と種子散布能力との関係性」と題して、羽構造を持ち、回転して落下するカエデ種子における、理想の形状を探る研究について発表を行いました。
その結果、ポスター発表賞をいただくことができました。
ご助言・ご支援してくださった多くの方々に感謝申し上げます。
この経験を糧に、また研究を継続していきたいと思います。今後とも応援の程、よろしくお願いいたします。
内容
地域の公的機関における体験を通して、科学の有用性と職業観、倫理観の育成を図ること
を目的として、サイエンスインターンシップαが行われました。
主な内容は、神奈川県立生命の星・地球博物館での学芸員実習です。7月22日事前見学、28、29、30日の3日間で実習が行われました。
バックヤードの施設見学、地学分野、生物分野(哺乳類・植物)の標本登録や収蔵作業など、学芸員の皆さまに指導していただくことができました。体験のレポートはGoogle Classroomで蓄積し、これから体験レポートのスライドを作成します。
サイエンスインターンシップβが8月末にオリエンテーションをして始まります。
分類された標本を収蔵庫に格納する本校生徒
7月12日月曜日午後、本校卒業生でもあり、現在、医療機器開発コンサルタントとして御活躍されている野川淳彦さんを講師にお招きし、SSH講演会を実施しました。演題は「医療器開発の実際」。テルモ株式会社で勤務されていた経験から、近年コロナウイルス感染症の重症患者への措置で名前をよく聞くようになったECMO(体外式膜型人工肺)や、その他人口肺開発に係るエピソードについて御講演いただきました。開発の裏側には多くの失敗が積み重ねられていることや、実験環境や考え方など、日本と海外の違いなどについてもお話いただき、SSH事業で言われるような「国際的に活躍する科学技術人材」、「新たな価値を創造する探究力」とはどういうことなのか、具体的なイメージを湧かせることができました。講演の最後には高校生に向けたメッセージもいただき、それらの言葉は生徒たちに強く印象に残ったようでした。また、講演後の質疑応答も活発に行われ、大変充実した講演会となりました。
※今回の講演は新型コロナウイルス感染症のまん延防止のため、人数を制限して1教室で行い、その様子を各教室へライブ配信するという形態で行いました。
神奈川新聞(5月10日)「教室に行こう」で本校の「共創探究基礎」の活動が紹介されました。
Web版「カナロコ」(外部サイトへリンク)でもご覧いただけます。(サイト内で「教室に行こう」を検索)
11月13日金曜日の午後、本校卒業生でもある名古屋大学の森郁恵教授による講演会が、1年生を対象に実施されました。「線虫をモデルとした生命科学のフロンティア研究~前例を作り、道を創る~」をテーマに、SSH1期生である1年生に向けて、ご自身の専門の内容や、研究者にに必要な力についてお話しいただきました。生徒は熱心にメモを取り、活発な質疑応答も見られ、大変有意義な講演でした。
令和2年11月13日の金曜日3校時に、1学年の「共創探究基礎」の公開研究授業が実施されました。この公開研究授業は県の理数教育推進校を対象としたもので、オンラインにより限定公開されたものです。授業では、探究活動のプロセスの中でも特に重要な「問いを立てる」という内容を扱い、課題の内容について種類別に問いを立て、その原因を分析する活動をグループで取り組みました。授業の最後にはいくつかのグループが発表し、全体で共有しました。かなり難しい課題に取り組みましたが、生徒は個々の意見をタブレットを活用してグループで共有し、問いを立てることの意義をよく理解できました。
1年生の「共創探究基礎」では、入学後初めての三者面談で、生徒が入学後に感じたことや進路希望について、担任と保護者にプレゼンテーションする準備をしています。
Googleスライドを使い、興味関心のあること、進路や志望大学の入試に必要な教科科目など、話すことを考えます。
スライドができた生徒は、担当の先生にプレゼンテーションし助言をもらって、さらにブラッシュアップしていきます。
さあ、三者面談では自分のイメージ通りのプレゼンテーションができるでしょうか。
(画像左:各自スライドに書くことをプリントに書き、作業に取り掛かります。)
(画像中:スライド作成作業中)
(画像右:作ったスライドについて、廊下で先生に助言をもらい、ブラッシュアップします。)
平塚江南高校の75回生は、授業の中で情報端末の活用を目的としています。
本校独自教科「共創・探究」で1年生の「共創探究基礎」が始まりました。
これは、「情報」と「総合的な探究の時間」を融合させた科目です。
まずは、情報端末の使い方や、情報モラルや活用方法を学習し、研究活動の基礎を学んでいきます。
※画像は、分散登校時と、分散登校後の授業の様子です。