更新日:2025年4月23日

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校長挨拶

新年度のあいさつ

令和七年四月に校長として着任した澤田丈嗣と申します。どうぞよろしくお願いいたします。これまで伊勢原支援学校が築き上げてきた歴史と伝統を引き継ぎつつ、時代の変化に向き合い社会の要請に応える学校運営に取り組んでいきたいと考えています。

着任にあたり、皆様と共有したいイメージをお伝えしたいと思います。

それは、学校は「大きな一つの船」であるというイメージです。そこに児童・生徒と保護者そして職員を含めた皆で乗り合わせて1年間の「航海」が始まるということです。

「大海原を進む航海」で出会うだろう面白きこと楽しきことにそれぞれが思いを馳せ期待に胸ふくらます一方、時には急な「天候」の変化や「時化」、時には「嵐」に巻き込まれるなど思いがけない苦難が待ち受けていると思うと心配や不安に駆られるひとも少なくないでしょう。この「航海」も世の常にならい一日とて同じ日はありません。「船」に乗り合わせた皆々は、出会うだろうそれをともに味わい楽しみ喜び笑みを交わすでしょう。また、時に待ち受けるそれに立ち向かい困り果て嘆く人あれば手を差し伸べ優しく声を掛け合い独り離れぬよう手を繋ぎねぎらいいたわり助け合うでしょう。そのようにして「大きな船」は終着の「港」に向け一日一日を前へ前へと進んでいきます。

こんなイメージを胸に抱き児童・生徒と日々を紡いでいけたらと思います。

私たちにとって、子どもたちは希望です。暗闇にまたたく光です。その輝きをしっかり見据えて私たちは「航路」をゆっくりとそしてしかと進んでいきます。

児童・生徒一人ひとりの人生にとってかけがえのない良き一年となりますよう職員一同で尽力いたします。本校の教育活動に対し御理解と御協力を賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。

 

伊勢原支援学校長澤田丈嗣