更新日:2024年4月1日
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神奈川県立岩戸支援学校は肢体不自由教育部門・知的障害教育部門を
あわせ持つ高等部のみの特別支援学校として平成22年4月に開校され、
令和6年4月で15年目を迎えました。
岩戸支援学校の教育が目指すところは「キャリア教育を推進し、
生徒一人ひとりの自立と社会参加を実現する」ことです。
そのために、
1.心身ともに健康でたくましく、生きる力を育成する。 岩戸支援学校公式
2.集団生活の中で、共に助け合い、豊かな人間性を育てる。 キャラクター
3.自ら学び、考え、行動する力を育成する。 「岩戸 桜」です
という3つの大きな柱を軸に多彩な教育活動を展開しております。
令和6年度の岩戸支援学校は前述のとおり、開校から15年という一つの節目の年を迎えます。
15歳という年齢を人間に置きかえてみると、青年前期から後期へと移行する重要な時期となるわけですが、まさしく岩戸支援学校に通学している生徒の皆さんと同様に、学校自体もこどもから大人へと変化していくために今までの岩戸支援学校の教育活動を振り返り、学校としての強みや弱みを整理しながら、社会や地域の中で岩戸支援学校がこれからどのように生きていくのか、今後の進路を考えていくために大切な1年になるのではないかと考えております。具体的には「見える化」「わかる化」「できる化」を大きな柱として、「つなぐ」「つながる」をキーワードに、昨年に引き続き様々な物事を持続可能なものにしていく、つまり今後に継続・継承していけるような教育活動を展開していきたいと考えております。
さらに、昨年4月1日より校名を「岩戸支援学校」に改名したことを一つの契機とし、今まで以上に「地域に開かれた学校作り」を推進しながら校内外の様々な人的・物的資源を積極的に利活用した教育活動やイベントなどを実施し、生徒や保護者の皆様と地域の方々、そして学校の三者の相互理解を進め、岩戸支援学校としてのミッションでもある地域の(支援教育の)センター的機能の充実や強化を図っていきたいと考えています。
新年度を迎え、これまで14年間、岩戸支援学校としての学校を支えていただいた保護者の皆様ならびに地域の皆様、関係機関の皆様に感謝申し上げるとともに、今後とも引き続き変わらぬご支援・ご協力をお願いし ます。
令和6年4月1日
神奈川県立岩戸支援学校
校長 安藤 徹