更新日:2019年11月13日
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過去の活動記録は、左メニューの「過去のキャリア教育」よりご覧ください。
本校は横浜市栄区金井町にあります。近くに八幡神社、八坂神社、円覚寺派の玉泉寺があります。本校は創立43年目ですが、文武両道をめざして、学業にも部活動に熱心に取り組んできました。平成21度年からは鎌倉養護学校の分教室が校内に設置され、学校行事や授業を通して交流をしています。
健全な食生活を実践し、自己管理能力を高め、はつらつとした社会生活を営める人材を育むことを目的に、農業生産者等の協力が得られる地域の特性を生かし、あわせてPTAとの連携のもと、学校、家庭、地域の協働による食育活動を推進しました。そのため、年間を通して授業等で農業体験を実施し、地産地消、旬産旬消の調理実習や講演、食育教室の企画など食育推進のため、より有効な方策を研究しました。
(1) 農業体験学習
近隣の農家の方々にご協力をいただいて、年間を通して実施しています
<3年必修選択・フードデザイン--農業体験>
●調理実習
たけのこを使用して、たけのこご飯、キャベツとたけのこのオイスター炒め、たけのことワカメのみそ汁を作りました。
●ゴーヤの植えつけ
●芋掘り
芋掘りを行いました。とれたての芋を蒸して食べました。
(2) 食育の取組・・・講師の方を招いての講演や食育推進係による活動
◎食育講演会
◎夢かないクッキング
本校の食育推進係の生徒たちが、地域の小学生とその保護者の方とともにピザとアイスケーキを作りました。小学生と野菜を切ったり、生地をこねたり、料理を作る楽しみや食べる楽しみを共有し、親睦を深めました。今回作ったピザは、イースト菌を使わずベーキングパウダーで20分ねかせることで生地ができる時短のピザなので、家庭でも気軽に作ることができると保護者の方にも好評でした。
◎「学校における食育推進研究講座」にて食育推進係が実践発表
神奈川県教育委員会主催の「学校における食育推進研究講座」にて、本校の食育推進係による食育実践発表が行われました。
「食育」の取り組みについて、生徒たちが自らの経験を元に、金井高校の食育で実践されてきたこれまでとこれからをまとめ・考えて発表しました。
◎餅つき
金井高校は、横浜市栄区の田園地帯に位置します。周囲には田畑がひろがり、横浜市内では目にすることも少なくなった昔ながらの里山の景観が残されており、豊かな自然とふれあうことができる、恵まれた環境にある高校です。
具体的な実践例としては、家庭科の必修選択科目「フードデザイン」において、近隣の生産農家と連携し、農家の方の指導で生徒が植え付けから収穫までを手がけた米や野菜などの食材を、そのまま調理実習に用いる「地産地消」の取り組みが、地域からも注目されています。
◎教科「家庭」, 科目「フードデザイン」
(参考)過去の活動例
「フードデザイン」の校外実習 田植え(6月)
いなりずし・すまし汁→収穫したキヌヒカリを使用
この科目は、3年生の必修選択科目です。地球環境への負荷が少なく、また農薬や食品添加物などによる生態系破壊や健康被害を防止するために有効なライフスタイルとされる「地産・地消」活動を実践的に学ぶため、学校近隣の生産農家の協力を得て、田植えをはじめとする農作物の植えつけや手入れ等を行ないます。また、たけのこ掘りや里芋の植えつけ、田植えや稲刈りなどの旬の食材の収穫を体験し、それらの農作物を食材とした調理実習を実施します。さらに、その過程で出る生ゴミを、堆肥化処理をして、校内美化のために植えた花やゴーヤの肥料として有効利用することも学習します。
旬の食材を生かした郷土料理や、生徒のアイデアを採り入れた「ゴミを出さずに、美味しい」料理を調理実習での献立とし、好評を博しています。