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更新日:2023年7月11日
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高校(高等部)卒業後、子どもたちは「大人、社会人」の仲間入りをします。この時、子どもたちを取り巻く環境、立場、人間関係、福祉サービスなどが大きく変化します。子ども達が、これらの変化に対応し、社会の中で自分らしく生きるために必要な力を在学中に身につけ、卒業後のより良い人生につなげることができるように、学校では進路支援を行います。
学校で行う進路支援には、2つのねらいがあります。
自分らしい生き方を実現していくために必要な力をつけていくことは、どの発達段階の子ども達にとっても大切であり、学校ではこれをキャリア教育と呼んでいます。
私たちは、子ども達に「自分のことは自分で・まわりに注意して・相手のことも考えて・時間を気にして」と4つのキーワードを使って伝えますが、具体的には、以下のような4つの内容に分けられています。
将来の社会参加に向けて最初は整った環境や丁寧な支援の中で、そして発達段階に応じて、徐々に現実社会への移行に向けて環境整備や支援を減らしても自分らしく生活していけると良いですね。一貫性のある指導・支援を、「個別の支援計画」を軸に、家庭と学校、地域で連携して取り組みます。障害受容、実態把握をきちんと行い、スモールステップで、根気よく、子ども達のより良い人生の準備を、今から意識していきましょう。
各段階での様々なアプローチにより成長を促し、高等部卒業後の社会人生活へ向けて準備をしていきます。