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更新日:2021年3月8日

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2020DebateReport

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だいぶ前の話ですが、2020年10月31日(土曜日)にPDA神奈川県公立高等学校即興型英語ディベート交流大会がオンラインで開催されました。

ここ何年か連続で開催され本校も参加してきたディベート大会ですが、今年度川和チームは、な、なんと、、、

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に輝きました。(=゜ω゜)ノ

 

 

また、全体で6名しか選ばれない『エキシビションディベーター賞』を島村七彩さんが獲得することができました(*´艸`)

今回は英語ディベートの本校の取り組みと実際に参加した生徒たちの声をお届けします。

 

~川和高校ディベート挑戦への道~

2019年度

  • 1年生の有志を募り、ディベートをやったこともない留学経験もないごくごく普通の高校生が集まる。
  • 夏休みを利用して、ルールを覚えるところから始まり、練習を積み重ねる。(教員も手探り状態…)
  • 柏陽高校さん、多摩高校さん、大和高校さんなどと練習試合をさせていただく。
  • 横浜平沼高校で行われる県立17校が集まる交流大会に参加。

 

2020年度

  • 2年生の既存メンバーと1年生の有志を募り、夏休みにZoomを使用した英語を話す練習を開始。
    お題についての自分の意見を英語で話し、教員から「なぜそう思うの?」「どうしてそれが大事なの?」「○○にしかないものって一体何よ?」とさらに質問され、たじろぐ生徒たち(笑)
  • 立論だけに焦点を当て、どのようにしたら説得力のある立論ができるかの考察。
  • ラウンドを重ね、その中で教員がアドバイスをしていく。
  • オンラインでの県立17校が集まる交流大会に参加。(初の第3位&エキシビション選出☆彡)

 

~練習や大会の様子~

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~参加生徒(2年生)の感想とメッセージ~

様々な分野の問題について先生や友達と議論できることに魅力を感じ、回数を重ねるごとに英語ディベートが好きになりました。ディベートメンバーそれぞれが自分の考えを持っていて、そんな素敵な仲間に出会えたこと、考えを共有し合えたことを幸せに思います。ディベートに興味を持ったらぜひ挑戦してみてください。本間愛深

ディベートと聞くと小難しい印象があるかもしれませんが、実はエンタメ要素満載でとても面白いものです。私は「英語力向上のため」と少し固い理由で始めましたが、今では心からディベートが楽しいと感じています。上手な論を決めた時の爽快感はディベートでしか味わえないでしょう。みなさんにもぜひ経験してもらいたいです。Whydon’tyoujoinus?菅原梨穂

交流大会は緊張しましたが、できるだけのことをやれたので良かったです。後悔した部分もありますが、楽しんで参加できました。練習や大会を通じて英語の語彙が増えたのに加えて、日本語の文章の書き方も上達しました。ディベートは語彙だけでなく、文章の作り方も大切なのだと改めて感じました。楯海音

リモートでの交流大会でしたが、それぞれのmotion(お題)に対しての様々な考え方を知ることができて、とても勉強になりました。ディベートを通して、英語の力だけでなく、論理的に考える力や時事問題への関心も高まったと思います。最初は英語を話すことへの苦手意識を強く感じていましたが、今は楽しさの方が勝るようになりました!石川南

交流大会で県内の高校生たちと深く英語で議論できて楽しかった。いろんな視点を知れて、英語以外にも学ぶことがたくさんあった。2年間ディベートに参加して、普段単語帳で忘れがちな単語を使いこなしたりしてテストや模試にも役立ったし、物怖じせずに外国人と話す力もついた。英語よりパッションです。「やればできる!」ぜひ参加してみてください!島村七彩

初めは人前で話すことに恥ずかしさや苦手意識を持っていました。しかし、ディベートメンバーと練習を重ね、先生からの細かい指導をいただき、他校との交流戦を通じて、英語を話すことに自信がつきました!さらに、英語の正しい発音や言い回しを学ぶことができ、英語の授業でのスピーチをしたとき、友だちに「帰国子女なの?発音綺麗だね!」と褒められるほどに上達しました!井口紗矢香

 

~担当教員より~

私がPDA即興型ディベートと出会ったのは神奈川県の教員研修でした。最初は抵抗があった私も、やってみたらとても面白く、生徒にもぜひやって欲しいと感じました。授業でもディベートを取り入れていますが、本当に面白い「論理」の部分について、1クラス40人相手に教えるというのは難しいのが現状です。なので、有志のディベート指導をしながら、自分自身も物事を客観的・論理的に見ることの楽しさを実感しています。また、なかなか英語が自分から話せない日本人にとって、「話さなければならない環境」というのも魅力的です。有志を募るポスターで毎年私が呼び掛けていることは、「英語を話せるようになりたかったら、授業を受け身で聞いているだけでは無理!留学にしろ、ディベートにしろ、勇気を出して最初の1歩を自分で踏み出した者にしか開かれない道」であること。これを読んでいる皆さんも、ぜひこれを機に最初の1歩を踏み出してみましょう(^^♪

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