特色 > 【インクルーシブ教育】相互理解を深める教育活動について
更新日:2023年11月24日
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インクルーシブ教育実践推進校とは、誰もが大切にされ、いきいきと暮らせる「共生社会」をめざして、知的障がいのある生徒が高校で学ぶ機会をひろげながら、みんなで一緒に過ごすなかで、お互いのことをわかりあって成長していくことを目標にしている高校です。
二宮高校は、令和2年度からインクルーシブ教育実践推進校に指定されています。
詳しくは、神奈川県教育委員会インクルーシブ教育推進課のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
●インクルーシブ教育について理解し、生徒同士の相互理解を深められるよう、各学年で生徒向け講座を実施しています。
●黒板には連絡事項を記入したり掲示物を貼ったりせず、授業に集中しやすい環境を作っています。
●その日の予定や掲示物などをホワイトボードに集約し、見通しをもって学校生活が送れるような環境を整えています。
●チームティーチング(2人体制)の授業を実施しています。※すべての授業ではありません。
●テレビやプロジェクターを増設し、ICTを活用した授業の充実に努めています。
令和5年10月16日(月)、一般社団法人JCMA 代表理事の吉井奈々様をお迎えし「未熟なまま輝く・相手も自分も大切にするコミュニケーション」というテーマで「インクルーシブ教育研修会」が行われました。様々な体験からお話いただいた言葉の数々に、自分を見つめ他者との関わりについて考える機会となりました。
以下、講演の感想です。
・“幸せの多様性”っていうのは人それぞれで、今悩んでいることが小さく見えてきました。
・人と比べてネガティブになることが多くて、自分自身が好きになれなかったけど、無理やり自分のことを変えなくてよいという言葉に安心しました。
・何度も泣きそうになりました。今より自分に優しくしたいです。
・前まで、僕は何がしたいのか、周りにどう思われているのか、ものすごく怖かったのですが、そんなことは気にしなくていいんだなと思いました。
・自信が無くて辛くても、その自分を少しずつ褒めて許してあげることが大事だなと思いました。
・本当の自分が分からなかったり、自分の居場所が分からなくなってしまう時がありました。今日は自分と向きあえ、少し“楽”になりました。
・「理解者は家族・友達とは限らない」という言葉に救われました。