更新日:2025年9月18日
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課題研究「地域活性化と貢献活動」での取り組みで、小田原市主催「おだわら若者応援コンペティション」に採択された企画「高校生によるロックイベント~ODAROCKで地域活性化~」が、小田原QUEST(小田原市栄町1年3月12日報徳ビル6F)にて開催されました。

本イベントは、高校生が主体となって企画・運営を行い、地域経済の活性化に寄与することを目的としたものです。高校生バンド12組とゲストバンド2組が出演し、一般来場者98名、演者61名が参加する盛大なイベントとなりました。
高校生たちは、商業の授業で学んだ内容を活かし、入場者数の予測や損益分岐点の計算をもとに料金設定を行うなど、実社会に即した学びを体験しました。また、他地区からの来場者に小田原の魅力を伝えることを意識し、地元の飲食店を紹介する「お手軽スイーツ&グルメ紹介パンフレット」を企画・作成し、タイムテーブルと共に来場者へ配布しました。高校生でも気軽に購入できる商品を中心に紹介することで、音楽とともに地域の“おいしい”を楽しんでいただける工夫を凝らしました。地域の魅力がどれほど伝わったかは分かりませんが、来場者の皆様にとって小田原の新たな一面に触れるきっかけとなっていれば幸いです。
当日は取材に訪れた方から「高校生でこんなに活気のあるイベントは初めてだ。高校生の力ってすごいですね!」というお声もいただき、若者の可能性とエネルギーが地域に与える力を改めて感じることができました。
音楽を通じて地域に貢献するという目標のもと、楽しみながら学びを得ることができた一日でした。イベント運営の難しさやライブハウス経営の実情、地域経済への理解など、多くの学びが詰まった貴重な経験となりました。高校生主体の企画ながら、約30万円の金銭的な流れを生み出し、実践的な経済活動の経験につながりました。

ご来場いただいた皆様、演者として参加いただいた光陵高校・秦野総合高校・秦野高校・西湘高校・足柄高校・立花高校の皆さん、ゲストのmoaさんはじめBackside Blue Bandの皆様、そして会場をご提供いただいた小田原QUESTの山本オーナーをはじめスタッフの皆様、バックアップいただいた小田原市政策調整課の皆様に、心より感謝申し上げます。
今後も、若者の力で地域を盛り上げる取り組みを続けてまいります。