学校長より

神奈川県立大磯高等学校 校長 篠田 聡

ご挨拶

 大磯高等学校のホームページへ、ようこそおいでくださいました。本校は、1927年（昭和2年）に大磯町立大磯実科高等女学校として創立され、戦後の学制改革により共学の大磯町立大磯高等学校、さらに1951年（昭和26年）に神奈川県立大磯高等学校となりました。海と山に囲まれた豊かな自然環境のもと、令和7年度には開校から99年目を迎え、令和8年度には創立100年を迎える、大変伝統ある高等学校です。

 創立以来、自主自律の精神のもと、知性を磨き、広い豊かな心を育む教育を行ってまいりました。2万人を超える本校の卒業生は、さまざまな分野で活躍しています。生徒たちは「自主自律」をモットーに、高い目標を持って勉強しています。学校行事にも真摯に取り組み、工夫を凝らした行事を生徒自らの手で作り上げ、満足度の高い成果を上げてきました。そして、多くの生徒が仲間とともに部活動に励み、さまざまな力を身に付けながら活躍し、高校生活を楽しんでいます。

 また、大磯高校は、令和4年度から神奈川県からグローバル教育研究推進校に指定され、令和7年度で4年目を迎えました。自国や他国の言語や文化を理解し、グローバル人材に求められる資質・能力を身に付け、急速にグローバル化する社会に対応できるよう、授業改善を推進するとともに、先進的な学習プログラム等の開発について、研究を進めております。加えて、日々の授業で確かな学力の定着と応用力の向上を図るとともに、習熟度別学習・講習など、きめ細かな学習指導と、計画的なキャリア教育を行い、生徒一人ひとりの進路実現を支援しています。こうした教育を通して、生徒一人ひとりが高い目標を維持しながら可能性を伸ばし、チャンスを広げ、幸せな人生の基本を身に付けることができるよう、人材育成に努めてまいります。

 最後になりますが、現在の生徒たちや保護者の皆さまはもちろんのこと、数多くの卒業生や地域の方々に親しまれてきた大磯高校の良さを大切にしながら、日々の教育活動に教職員一同、勤しんでまいりますので、今後ともご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。