相模田名高等学校 > 学校生活 > 令和5年度(2023年4月~2024年3月) > 3月23日「高大連携講座・AIラジコンカー」
更新日:2024年3月23日
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『5th KAIT Racer GP』
~AIで走る自動運転カーレース~
見事、優勝!
2024年3月23日土曜日に、神奈川工科大学において、高大連携講座『AIラジコンカー』の第5回大会が開催されました。
本講座は、AI技術を理解し、ラジコンカーの自動運転プログラムを作成する内容で、高校生や大学生が製作した車両や人工知能、運動制御による性能を競うことで産業の新たな発展に資する人材育成を目的とし、2022年に第1回大会が開催され、4回目の開催(https://www.pen-kanagawa.ed.jp/sagamitana-h/seikatsu/2023news/20230923_airazikonn.html)では、本校が高校生部門2位という成果を得ることができました。
第5回大会となる今回は1年生の井上紗良さんと長谷川侃南さんの二人が参加しました。
3月16日に事前学習(模倣学習とプログラミング)と試走を、23日は午前に予選を行い、午後に本選レースを行いました。自動運転で2分間での周回数を競います。
(16日の事前学習で、神奈川工科大学 小宮先生 に指導を仰いでいる様子)
23日開催の5th KAIT Racer GPのポスターを持つ二人
(5th KAIT Racer GPのポスターを宣伝する二人)
本選では、順調に学習させたプログラムがはたらき、AIラジコンは快走を続けました。途中、コースの障害物に衝突することもありましたが、無事に完走して、優勝を導き出しました。
また、大学生部門でエントリーした豊田西高校(愛知県)の生徒は、大学生のラジコンに引けを取らず、見事に優勝しました。同じ高校生が大学生部門で優勝ということで、本校から参加した二人も凄く刺激を受けて、今後の行動力の糧にしていきたいと抱負を述べていました。(本選で、ラジコンをコースにセッティングする様子)
(神奈川工科大学創造工学部自動車システム開発工学科の脇田敏裕教授より表彰される様子)
『AIラジコンレース』の発起人である脇田教授からも「これからの学習や進路選択のために良く行動力を発揮できていました。大学としても、理系に興味を持つ“リケジョ”(理系女子)が増えてくれることを願います。」とのお言葉をいただきました。
今回の高大連携講座を終えて、二人に感想を聞きました。
①どうして高大連携に参加しようと思いましたか?
・友達に誘われたのと少しプログラミングに興味があったから。
・あまりやった事のない分野だったから気になった。
②AIラジコンで上手くいったところはどこですか?
・カメラを使ってAIに学習させるところ。
・なるべくコースの真ん中を走れるような操縦ができた。
③AIラジコンで難しかったところはどこですか?
・パラメーター調整(最大旋回値や最高スピード)
・スピードの調節。
④AIラジコンで苦労したことや努力して問題を解決したところはどこですか?
・スピードが若干遅く感じたので撮り直しをしたり、走らせてどこに衝突してるのかなどできていないところの撮り直しに時間をかけた。
・パソコンで打っている文字がどんな役割があるのかの理解に苦労した。
⑤AIラジコンのような技術力についてどう思いましたか?
・障害物があるとぶつかってしまうなど問題があるので実際車に搭載して走らせるのは少し怖いと思った。問題を解決すれば自動運転などがもっと増えると思った。
・これから自動運転機能に役立っていきそうだと感じた。
⑥他校の生徒や大学生の様子や取組を見て、どう感じましたか?
・走らせているときなぜぶつかったのかなど問題を解決させるために真剣に話し合っていたり、自分たちの特技を生かして操作しているのがいいなと思いました。
・やりたいと思えることを一生懸命やっているように見えて、憧れた。
⑦今回の経験や活動を、今後の高校生活にどのように生かすのがいいと思いますか?
・どうしたら問題が解決できるのかいろんな視点から見て考えて話し合ってができたので学校生活でも、それができれば部活のときや委員会のときなどに生かしていきたいと思った。
・他にも色んなボランティアなどに参加していき、色んな人と関わって成長していきたいと感じた。