相模田名高等学校 > 学校生活 > 令和5年度(2023年4月~2024年3月) > 9月23日「高大連携講座・AIラジコンカー」
更新日:2023年9月23日
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高大連携講座「AIラジコンカー」について
『4th KAIT Racer GP』 ~AIで走る自動運転カーレース~
健闘の第2位!
9月23日土曜日に、神奈川工科大学において、高等学校との高大連携講座『AIラジコンカー』の第4回大会が開催されました。
本講座は、AI技術を理解し、ラジコンカーの自動運転プログラムを作成する内容で、高校生や大学生が製作した車両や人工知能、運動制御による性能を競うことで産業の新たな発展に資する人材育成を目的とし、2022年に第1回大会が開催され、今回で4回目の開催となります。
高校生チームは4校(神奈川総合産業高等学校、藤沢工科高等学校、大和西高等学校、本校)参加し、本校からは1年生の本村虎陽さんと相馬健二さんの二人が参加しました。
当日はラジコン車両にAIを搭載して、AIに模倣学習方式でプログラミングを行いました。午前に予選を行い、午後に本選レースを行いました。自動運転で2分間での周回数を競います。(レースで使用したラジコンとコントローラー↓)
レースに挑む直前に、コース前で最終セッティングを行う二人。
本選では、事前のラジコンへのプログラミング学習が上手くいき、いいタイムを記録しました。僅差で優勝を逃してしまいましたが、堂々の2位を獲得しました。トライ&エラーを繰り返しながら、ラジコンの性能を向上させていくところは、素晴らしい努力と工夫が成されたと思います。(表彰式後に賞状とラジコンを持つ二人↓)
今回の高大連携講座を終えて、二人に感想を聞きました。
①どうして高大連携に参加しようと思いましたか?
・工学系大学の面接などで自分のメリットとなるために参加しようと思いました。
・先生に誘われたから。
②AIラジコンで上手くいったところはどこですか?
・AIラジコンのコースでAIラジコンをうまく障害物にぶつからないように出来たことです。
・自分のプログラミングの知識を生かして車のコースを統合できたこと。
③AIラジコンで難しかったところはどこですか?
・やはり、AIラジコンのコースで上手く障害物をくぐり抜ける所が難しかったです。
・車に学習させたコースに合うパラメータ調整をすること。
④AIラジコンで苦労したことや努力して問題を解決したところはどこですか?
・やっぱり、AIラジコンのコースで何回もAIラジコンを走らせたり、ぶつかった時に、何でここでぶつかったんだろうと、考えたりするのが苦労しましたが、何回もやったり試行錯誤したお陰でほとんどぶつからなくなりその事が嬉しく達成感がありました。
・パラメータ調整でコースを走れるギリギリの速度を求めるため様々な数値を刻んで走らせたこと。
⑤AIラジコンのような技術力についてどう思いましたか?
・AIを上手く使えば家庭にも役に立つのでこのAI技術が進めば楽になると思いました。
・不具合が多かったので実際に道路で走らせるとなると少し怖い。
⑥他校の生徒や大学生の様子や取組を見て、どう感じましたか?
・凄く真面目にやっていたり、プログラミングで分からなくなったとき、他校の生徒や大学生に聞いたら、優しく教えてくれるので、スムーズにプログラムが進んだりしました。
・他校の生徒と連絡先を登録しあって協力したりして、友好的な生徒が多いと感じた。
⑦今回の経験や活動を、今後の高校生活にどのように活かすのがいいと思いますか?
・プログラミングを知れるので、自分なりに組み立てたり、操作したり、自由に出来たりするので、文化祭の出し物とか人を楽しませることで活かすのがいいのかなと思いました。
・高校を代表して出たので責任感があり、今後の委員会とかでもその責任感を大事にして活動したい。
表彰式後に、賞状と副賞をもらった二人。