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更新日:2024年5月31日

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令和3年度第71回神奈川県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会の報告

 令和3年度第71回神奈川県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会が、今年度は

 新型コロナウィルス感染予防の対策として、録音音声による審査という形で開催され

 ました。

 本校からは3年次の片野ゆかりさんが出場されました。片野さんは、定時制高校での

 生活について「後悔しないためには、まず行動してみる」というテーマで発表されま

 した。そして審査の結果、片野さんは大変名誉ある『高P連会片野さん写真211206

 長賞』を受賞しました。出場を決めた時の気持ちや発表を終

 えて感じた事などを伺いました。

 

 Q1:生徒生活体験発表大会に出場を決めた時の気持ちを聞かせ

  てくだい。

  せっかくの高校生生活なので、学生であるからこそ出来る

 経験をしたいと思ったので、出場を決めました。

 Q2:原稿を作成する際、意識したこと工夫したことなどを聞かせてください。

  内容をストレートに伝えたいと思い、普段自分が話している時のような

  感じで作成しました。あまり、あらたまった文章だと伝わらないような気

  がして。

 Q3:原稿を発表する際、意識したこと工夫したことなどを聞かせてください。

  いつも会話している声のトーンでゆっくり丁寧にわかりやすく話すこと

  を意識しました。

 Q4:大変名誉ある『高P連会長賞』を受賞した時の気持ちを聞かせてください。

   数年前まで子供の学校でPTA役員として活動していた自分がまさか生徒と

 して 、名誉ある” 高P連会長賞 ”を頂けるなんて感無量でした。

 Q5:生徒生活体験発表大会を終えて感じたことを聞かせてください。

  この年齢になってまさかこのような賞が頂けるとは思ってなかったので

 自分が一番驚いております。後悔しないためにはまず行動してみることが

  大切であると再確認できました。ありがとうございました。

  以下、原稿の一部を要約して掲載します。

  この年齢で高校に入ったからわかることもあります。ある授業は人生に

 おいてとても大切なことを教えてくれます。たぶん親でも教えてくれない

 様なことを。今、私が湘南高校の授業を受けて感じた事は、この授業を高

 校生の時に受けたかった、そして高校卒業後、社会に出たかったというこ

 とです。たぶん社会に出てからでは誰も教えてくれない。高校は行かない

 よりは行った方がいい。今、本当にそう思う。

 今、学校でいろいろな経験をしています。でも、それは三年前のあの時

 に行動した結果です。考えているだけでは何も始まらない。沢山の事は出

 来なくても、その時に思う「これはどうしても」という一つの事でいいか

 らやった方がいいと思う。

 私の人生、紆余曲折を経て現在にいたります。これはきっと神様がくれ

 た人生時間だから、無事に高校卒業できたら、出来る範囲でその上もチャ

 レンジしたい。孫と一緒に何かするのもいいかも知れない。

 コロナで大変な世の中になってしまいましたがみんなで頑張って乗り切

 りましょう。