更新日:2024年6月26日
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共生社会の実現に向け、地域とともに、児童・生徒の自立と社会参加を目指して、一人ひとりの教育的ニーズに応じた教育を行う。
知的障害教育部門の特別支援学校として、小学部・中学部・高等部を通した一貫した教育を行うとともに、一人ひとりの障がいの状態等に応じた就労支援の取組を充実させる。加えて、研究活動等で積み上げてきたコミュニケーションツールの活用を推進し、一層の授業改善に取り組む。
また、センター的機能を発揮し、地域の各学校における支援を必要とする児童・生徒等への教育的ニーズに応じた効果的な支援を行うとともに、これらの学校と交流及び共同学習等を通した、児童・生徒の相互理解を図る。
1 たくましく生きる力を育てる。
2 基本的生活習慣を育てる。
3 自ら学び、考え、行動できる力を育てる。
4 自分を表現する力やコミュニケーション能力を育てる。
5 自立と社会参加に向け、知識と技能、意欲を育てる。
○「たくましく生きる力」の育成を目指し、小学部から高等部までの一貫したキャリア教育の実践を行う。そのために、授業改善の仕組みを確立し、校内研究の成果である『湘南支援ブランド』を活用しながら、系統性のある充実した教育課程を作り上げるカリキュラム・マネジメントが課題である。
○ 児童・生徒の実態に合わせたコミュニケーションツールの活用により、さらなる自発的なコミュニケーション力の向上に取り組むとともに、ツールの活用や個々の特性に合わせた指導・支援について家庭や地域へ情報発信し、連携した取組みを充実させることが課題である。
○ 自立と社会参加に必要な力の育成に向けて、個々の発達段階に応じた社会的スキルの向上を目指した指導・支援に組織的に取り組むとともに、自己選択・自己決定のためのきめ細やかな進路指導・支援と情報発信が課題である。
○共生社会の実現に向けて、特別支援学校としての役割を発揮しながら地域との連携をさらに深めるとともに、地域の学校との連携において、共同学習の側面にも焦点を当てた交流及び共同学習を推進することが課題である。
○児童・生徒が安心して過ごせる学校づくりをめざし危機管理体制の強化を図るため、各種マニュアルの適宜見直しと改善整備を推進していくことが課題。また、教職員の危機管理意識や人権意識のさらなる向上を図り、事故や不祥事の防止に努めて行くことが課題。