更新日:2026年5月14日

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Story 7

ふたつの学校、ひとつの学び舎

 本校の通用門(とはいえ、一番目立つ門なのですが)には、「神奈川県立住吉高等学校」のほかに「中原支援学校住吉分教室」の看板が掲げられています。
 神奈川県では、このように特別支援学校の分教室を設置している県立高校が、複数存在しています。
日常の授業そのものが共修になることはないのですが、特別教室や体育館等の施設・用具を共有することや、学校行事・防災訓練など、同じ場で暮らす者として共有することがむしろ自然である事柄については、一緒に行うこととなります。
 今年で16年目になる両校の間では、それこそ「極めてごく自然に」ともに過ごす日々の時間が過ぎていきます。
朝は両校生が共に登校。校門での私と交し合うあいさつは、「同じ場で学びあう生徒たち」という共通の空気感です。両校生の心の豊かさ、温かさが織りなすこの空気感を、私はこれこそ「リアル・インクルーシブ」とか「ナチュラル・インクルーシブ」ではないかと、勝手に感じたりしています。
こんな「特別ではない場に存在する共生社会の姿」も、今後このコラムでお伝えできればと思っています。

2026年4月21日

 

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