Story 24
なぜ「部活の住吉」でありたいのか?
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7月13日。野球部の夏の大会2戦目が、平塚球場で行われました。
相手は、全国屈指の強豪、横浜高校。初回、長打で得点圏に走者を置くなど、随所に見るべきものはあったもの、5回コールド0-11で敗退となりました。スタンドには、チアリーディング部に加え、吹奏楽部も駆けつけ、初戦以上の熱い応援を繰り広げてくれていました。それぞれの部が、「今まで培ってきた力」を発揮せんと、精一杯頑張る姿。嬉しく思いました。
また、7月26日。今度はサッカー部の試合が等々力サッカー場で行われました。
本校サッカー部はリーグ戦ではA・Bの2チームで参加しており、それぞれが所属リーグで試合を行いました。この試合の中にも、「生徒が表現したいプレー」や「指導者が目指す姿勢」が随所に表現されており、なかなか興味深く観戦することができました。特に、Bチームの試合において、前半の劣勢を受けて、顧問の先生がチームとしての方向性を明確にし、それをチームで理解し行動に起こしたことにより、後半、全体的にメリハリの利いた展開となった場面は、その好例でした。
さて、なぜ私は「部活の住吉」を掲げるのか。言い換えれば「部活動は高校生にとってどんな存在なのか?」。もちろん「思い出をつくる」との答えもあるでしょう。でも、思い出はどちらかと言えば「つくる」ではなく、いろんな経験が結果として思い出に「なる」ものだと私は考えます。
昨年度のデータから、少し例示しましょう。
全国の高校3年生(約95万人)のうち、東大に現役合格するのは約0.23%だそうです。
それに対して、全国の高校3年生の野球部員(約4万人)のうち、育成枠を含めてドラフト指名される、つまりプロ野球選手になることを許されるのは約0.1%でした。サッカーでも同様のことがあるのではないでしょうか?
もちろんこれを単純に「だから東大に入るよりプロ野球選手になる方が難しい」とするわけではありません。要は「どちらもその目標を掴むために、しっかりしたステップを踏み、実力を蓄えていかなければならない」ということ。スポーツだから、勉強だからではなく、どちらの道でも、「物事を成し遂げるための道筋を定め、スタートを切り、できることを増やしていく」ことの積み重ねです。また、このような「筋道を立てた成長経験」こそ、実社会を進んでいく上での推進力となるのです。そして、その熟度の高さが、結果となっていくと、私は考えます。
本校が目指す「逞しい個」の育成には、学習と同じぐらい「部活動に真剣に向き合うこと」は有効であり、重要である…と私たちは考えます。
住高生の育ちの場としての「部活動」。今後もご期待ください。
2026年7月31日
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