更新日:2022年6月29日
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高等部2年の美術では水墨画の制作に挑戦しました。
水墨画で有名な雪舟の作品を鑑賞し、墨と筆の特徴を活かした水墨画の3つの技法、【線の太さ】【墨の濃淡】【かすれやにじみ】の描き方に挑戦しながら描き上げました。1回目のテーマは干支の『丑』、2回目はテーマを自由にして、好きなものを描きました。作品は水墨画らしく掛け軸に飾りつけ、最後に作品が完成したときに押す「篆刻」を制作しました。自分の名前の文字からデザインをし、陽刻と陰刻の2種類から好きなほうを選びました。作品ができたときに篆刻を押すことを「落款」と言うそうです。生徒たちは「らっかん!」と言いながら、押印し、水墨画を完成させました。水墨画らしい表現技法とともに、生徒たちの個性あふれる作品をぜひご覧ください。